憂国の花束

右でも左でも無く、上でも下でも無く。

祖国日本よ! 誇り高くあれ。

今上、訪英にあたり19日記者会見・20日宮中三殿拝礼

2024-06-22 02:00:13 | 令和の天皇家
記者会見、宮中三殿拝礼、共に予定発表無しのご活動。雅子さま欠席。


皇居宮殿「石橋の間」記者会見をなさる天皇陛下(宮内庁提供)
エリザベス女王が即位のお祝いに招待して下さったのを女王亡きあとも振りかざし、招待の実現を迫りつづけて5年。ようやく英国へ行けることになった今上は本当に嬉しそうです。

会見全文は朝日新聞デジタルでは有料記事になっていますが、宮内庁HPに全文が掲載されていますので誰でも読むことができます。

宮内庁 ←リンク
ホーム  新着情報>天皇皇后両陛下英国ご訪問に際しての天皇陛下の記者会見の内容(令和6年6月19日)
又は、
ホーム おことば・記者会見>天皇皇后両陛下>天皇皇后両陛下の記者会見など>英国ご訪問に際し(令和6年)

😦 会見全文はうんざりするほど長いが内容は例によって薄い。
注目する言葉は人さまざまでしょうが、私が気になったところだけ抜粋。

令和2年に英国より御招待を頂いたものの、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により延期されていた私たちの英国訪問が、この度、改めて頂いた御招待により、実現の運びとなったことを大変うれしく思っております。御招待いただいた英国政府に対して、雅子と共に心から感謝しております。

令和2年の招待はエリザベス女王からでした。日本側は女王亡きあとは「女王の招待=英国からの招待」と意味づけて、招待の実現を迫り続けていましたね。
親の借金は親がシンダラ子が払うのが当たり前、と迫る、て、一昔前の闇金じゃあるまいし、、嗚呼恥ずかしい。
しかし子チャールズ国王はそっぽを向いた。
作戦変更。国家元首たる女王からの招待は英国からの招待と同じ。英国政府からの招待ということで何とかならないか、と?

今回チャールズ国王からではなく英国政府からの招待となったところに、交渉の過程が見えるような気がします。
それに伴って、ずっと言い続けていた「エリザベス女王からの招待」が消えて「令和2年英国よりご招待を頂いた」に変わっています。
今回、もし、チャールズ国王からの招待なら、冒頭の言葉も「令和2年エリザベス女王よりご招待」だったでしょう。

また、今回の訪問中に、Ⅴ&A子ども博物館で、日英両国の小学生と直接交流することも雅子と共に楽しみにしています。

今上お一人か、と思われていた子供博物館視察に雅子さまも行かれことが決定。

>私と雅子は、戦後生まれであり、戦争を体験していませんが、亡くなられた方々や苦しく、悲しい思いをされた方々のことを忘れずに、過去の歴史に対する理解を深め、平和を愛する心を育んでいくことが大切ではないかと思います。

第二次世界大戦中のイギリス、ナチスドイツ、日本の関係を理解してたら、こんな薄い言葉は出て来ないと思うのですが…。
昭和天皇の訪英も上皇の訪英も、当時のイギリス国民から諸手を上げて歓迎されたわけではない。

今上のこの言葉に象徴されるように、会見には終始、雅子さまとの楽しい英国旅行を期待する今上の心が垣間見える。
そこには日本の代表という気概も無く、天皇としての日本国と国民への思いなど欠片も感じられないのですが…。

20日 ご動静(産経新聞より)
【午前】
陛下 賢所皇霊殿神殿に謁するの儀《英国ご訪問につき》(皇居・宮中三殿)
皇后さま 賢所皇霊殿神殿に謁するの儀に当たりご遙拝・お慎み《英国ご訪問につき》(御所)

ご渡航前の拝礼。雅子さまは「私、行かなくてもいいでしょ。お父さん、行って来てよ。」の御心境と拝します。