|妖術師の館|
|・)… (店番中)
( `m´)つ|ガラッ
( `m´) 「…娘さん、
本日もヒンドゥー体系に関しましてであります。
ヒンドゥー体系は
長い歴史の中で 色々な伝承が混同したり
後世の人間の想像が加えられたりしているのでありますが」
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シヴァが瞑想している時に、
退屈した妻のパールヴァティーが両手で彼の両目を塞ぐと
世界が闇に包まれてしまったという。
その後、シヴァの額に第3の目が出現し、
その目から炎が噴出されてヒマラヤの山を焼き尽くし、
世界に再び明るい光が戻ってきたのだと伝えられている。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/vision/es003/gods/india_myth003.html
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( `m´) 「…両目を塞ぐという行為は
"魂魄の出入り口が塞がれる" という事でありまして
大国主神の 魂魄が覆い隠される事は致命的であるとも考えられますが、
上の伝承は
天の岩戸開きの伝承が 大国主神と混ざって伝わってしまったようであります。」
( `m´) 「…しかし 真の岩戸開きは 未だ実現されていないという事でありまして、
スサノオ神さえ現れなければ 岩戸は開きませんから
次の岩戸開きが実現せず 大物主様の御世となる事が
我々の5千年の悲願であり 間もなく実現しようとしております。」
|・)=3 変な悲願 抱くない!
( `m´) 「…では サンスクリットのマントラを。」
( `m´) 「…身を清めるマントラです。」
「オン・ディーン・フリーン・デハ・プラクシャラナ。」
( `m´) 「…こちらは 邪念を清めるマントラです。」
「オン・アイン・クリーン・フリーン・ジャヤ
ボディチッタ・マンガラ。」
( `m´) 「…また 既に幾度も紹介させて頂いた
大国主神のマントラ "オン・ナマシヴァーヤ" は基礎にして奥義のマントラとされます。」
ナ=地
マ=火
シ=空
ヴァ=水
ヤ=風
( `m´) 「…このように "ナマシヴァーヤ"の音は 五元に通じており、
神々の加持を受けつつ このマントラを誦す事で
自己の一霊四魂を光り輝かせて 増養させ 得仙を目指すそうであります。
そうして加持を得るための方法として
神々に供物や礼拝を捧げるという面もあるのでありまして、
信仰や礼拝の態度もなく マントラだけを誦して効果を期待するのは
実際には無理がありますかと。」
( `m´) 「…このように神道の振魂の代わりに 他の体系ではマントラ修練がございます。」
|・)
(大 物 主)
( `m´) 「…大国主の時代は終わり これからは大物主の時代である。」
|・) ならないもん。
(大 物 主)
( `m´)
(大 物 主)
|ミ サッ (`m´ ) 「スサノオ神に期待するのを止めないか!!!!!!!!」