この経文を読経したり写経したりする事によって
福寿の徳が得られるとされます。
「爾時(じじ)
毘盧遮那如来(びるしゃなにょない)
於大三摩地門大精舎(じんだいさんまじもんだいせいしゃ)
与大比丘衆八万九千人倶(よだいびくしゅうはちまんきゅうせんじんぐ)
皆是大阿羅漢(かいぜだいあらかん)
慧善具足所作皆弁(けいぜんぐそくしょさくかいべん)
其名曰(きめいわつ)
神力智弁観世音菩薩(しんりきちべんかんぜおんぼさつ)
得大勢菩薩(とくだいせいぼさつ)
神通自在王菩薩(じんつうじざいおうぼさつ)
浄光無垢陀羅尼菩薩(じょうこうむくだらにぼさつ)
大力普聞菩薩(だいりきふもんぼさつ)
大荘厳力菩薩(だいそうごんりきぼさつ)
無量光菩薩(むりょうこうぼさつ)
慧善慧普光王菩薩(けいぜんけいふこうおうぼさつ)
如是等大菩薩声聞大衆(にょぜとうだいぼさつしょうもんたいしゅう)
往詣仏所白言世尊(おうけいぶっしょびゃくごんせそん)
無量寿国在九品浄識三摩地(むりょうじゅこくざいくぼんじょうしきさんまじ)
是即諸仏境界如来所居(ぜそくしょぶつきょうがいにょらいしょきょ)
三世諸仏従是成正覚(さんぜしょぶつじゅうぜじょうしょうがく)
具足三明増長福慧(ぐそくさんみょうぞうちょうふくけい)
其九品境界(きくぼんきょうがい)
上品上生眞色地(じょうぼんじょうしょうしんしきち)
上品中生無垢地(じょうぼんちゅうしょうむくち)
上品下生離垢地(じょうぼんげしょうりくち)
中品上生善覚地(ちゅうぼんじょうしょうぜんかくち)
中品中生明力地(ちゅうぼんちゅうしょうみょうりきち)
中品下生無漏地(ちゅうぼんげしょうむろうち)
下品上生眞覚地(げぼんじょうしょうしんかくち)
下品中生賢覚地(げぼんちゅうしょうけんかくち)
下品下生楽門地(げぼんげしょうらくもんち)
是名曰(ぜめいわつ)
九品浄識眞如境(くぼんじょうしきしんにょきょう)
是内坐十二大曼陀羅(ぜないざじゅうにだいまんだら)
大円鏡智宝像(だいえんきょうちほうぞう)
其名曰(きめいわつ)
一切三達無量光仏(いっさいさんだつむりょうこうぶつ)
遍覚三明無辺光仏(へんがくさんみょうむへんこうぶつ)
智道三明無礙光仏(ちどうさんみょうむぎこうぶつ)
六眞理智三明無対光仏(ろくしんりちさんみょうむたいこうぶつ)
色善三明光炎王光仏(しきぜんさんみょうこうえんおうこうぶつ)
一覚三明清浄光仏(いちがくさんみょうしょうじょうこうぶつ)
普門三明歓喜光仏(ふもんさんみょうかんきこうぶつ)
入慧三明智慧光仏(にゅうけいさんみょうちえこうぶつ)
光色三明不断光仏(こうしきさんみょうふだんこうぶつ)
明達三明難思光仏(みょうたつさんみょうなんしこうぶつ)
五三明無称光仏(ごとくさんみょうむしょうこうぶつ)
智力三明超日月光仏(ちりきさんみょうちょうじつげつこうぶつ)
如是諸仏如来是眞色具足(にょぜしょぶつにょらいぜしんしきぐそく)
一切三世如来悲相所依(いっさいさんぜにょらいひそうしょえ)
若有衆生欲往生如是九品浄土(じゃくうしゅじょうほつおうじょうにょぜくぼんじょうど)
奉視十二円妙(ほうしじゅうにえんみょう)
日夜三時称如是九品浄土名(にちやさんじしょうにょぜくぼんじょうどめい)
讃十二光仏号(さんじゅうにこうぶつごう)
即永出三界火宅(そくえいしゅつさんがいかたく)
定生眞如(じょうしょうしんにょ)
離有漏永入無漏(りうろうえいにゅうむろう)
若人欲入如是三摩地境(じゃくじんほつにゅうにょぜさんまじきょう)
具足仏慧浄心潔身(ぐそくぶっけいじょうしんけいしん)
観念大三摩耶実相眞言(かんねんだいさんまやじつそうしんごん)
呪曰(しゅわつ)
オン・アミツリツタテイ・サイキャラ・ウン
善男子如是眞言梵呪(ぜんなんしにょぜしんごんぼんじゅ)
此坐一切十方三世諸仏如来(しざいっさいじっぽうさんぜしょぶつにょらい)
究竟理智(くきょうりち)
十二空願根本(じゅうにくうがんこんぽん)
若我弟子欲利楽三界饒益人天(じゃくぜでしほつりらくさんがいじょうやくじんてん)
書写此経受持読誦者(しょしゃしきょうじゅじどくしょうしゃ)
増長福楽(ぞうちょうふくらく)
増益智慧弁才(ぞうやくちえべんさい)
増長寿命色力(ぞうちょうじゅみょうしきりき)
消除業障(しょうじょごうしょう)
消滅万病(しょうめつまんびょう)
増長悲愛(ぞうちょうひあい)
無不具足色善(むふぐそくしきぜん)
何況至心書写読誦者(かきょうししんしょしゃどくしょうしゃ)
度三世無生変三界火宅(どさんぜむしょうへんさんがいかたく)
所誦得往生極楽界会(しょしょうとくおうじょうごくらいくえ)
九品浄土(くぼんじょうど)
爾時(じじ)
大衆聞仏所説(たいしゅうぶんぶつしょせつ)
皆大歓喜信受奉行(かいだいかんきしんじゅぶぎょう)。」
「カリ・ユガの時代に救いを得るマントラ」
( `m´) 「…トゥルシ樹(ホーリーバジル)の葉は
乾燥されたものが販売されていますが、
トゥルシ樹(ホーリーバジル)の葉を燃やして
特にクリシュナ神に捧げる事で 自己の解脱が得られるとされ
また同様に燃やしながら クリシュナ神のマントラを誦して祈る事で
祖霊もまた聖境に入る事ができるとされます。
この辺り、薬師如来に香を捧げ
自己と祖霊の浄罪の加持を得る仏教と共通しております。」
( `m´) 「…また こちらも
カリ・ユガの暗黒時代、つまり現在でありますが
救いを得る為のマントラです。」
「トレターヤーム・ラリター・サスター
ドヴァーパレ・パンチャクータガー
サトクーターチャ・カラウ
サスター・サルヴァタントレス・ゴピター。」
「猿田彦神に祈願するマントラ」
( `m´) 「…さて 世界の呪文やマントラに共通して
"毒蛇を避ける" "毒蛇の毒を除く" "てんかんを避ける"
というものが見られまして、
近代まで それらの事は生活の中の脅威だったようです。」
( `m´) 「…しかし 現代の日本やアメリカでは
毒蛇に遭遇する機会は少なく、
また蛇に噛まれたり てんかんを起こした際は
病院に運べますので、
そういったマントラや呪文に関しては掲載していません。」
( `m´) 「…こちらは ハヌマーン神に祈願する為に誦すマントラです。」
「スミリ・パバン・スタ・パバナ・ナム・アパネ・バサ・カリ。ラクヘ・ラム。」