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英国でその動向が注目されている体重約90キロの
8歳男児コナー・マクレディー君について、社会
福祉指導員らは27日、母親のニコラさんと一緒に
家で過ごすことを認める判断を下した。
ニコラさんは、コナー君にジャンクフードを食べ
させないようにする事を拒否している。
ニコラさんによると、コナー君は果物・野菜などの
体に良い食品は食べようとしないという。
しかし、ニコラさんは冷蔵庫を施錠しておくように
との忠告も拒んでいるという。
社会福祉指導員らは、コナー君を治療施設に入れる
事も検討していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070228-00000103-reu-int
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現在先進国では、子供のために厳しくする事を
「悪」とみなし、子供の要求を全て良し悪しに
関わらず受け入れ、満たす事が善であるとする
風潮が一部にある様に感じます。
この場合は極端な例ですが、子供が食したいものだけを
与えるならば、子供はジュースやお菓子、揚げ物や
脂肪の多いものばかり欲するでしょうし、それだけを
病的な肥満になってさえ与え続けるのが本当の
「親の愛」でありますか、疑問を感じました。
しかし一方で、他の人々に合理的ながらもやや慈悲
と配慮を欠いた、厳格過ぎる態度にも問題があり、
例えそれが確かに理にかなっていたとしても、いずれ
その報いを受けるのではないかと、考えさせられる
話しを本日読みました
先日から掲載させて頂いている台湾の仏教修行者の
弟の方の見聞です。
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地獄で見たあの中年女性が本当に母であったならば、
あんまりにも不審だと弟は考えた。
母は一生涯、何一つ悪い事をしなかったのである。
買い物で例え余計にお釣りをもらっても、すぐその
足で返してくるきちんとした性格の持ち主である。
母は殺生が嫌いで、月に二日は菜食の習慣を持っていた。
母は一生涯、父以外の男を知らなかった。
もしも地獄で報いを受けるような事があるとすれば、
思い当たる事と言えば、雇人に対して少し過酷であったか
というぐらいである。
というのは、母は勤務時間中の雇人を絶対に遊ばせ
なかった。
例え時間内に仕事が終わっても、すぐに何かの仕事を
見つけては、何かをやらせないと気がすまないたちである。
雇人が重大な過失を犯したり、よくサボったりして、
職務怠慢が目につくと、その場ですぐ「首」にした。
解雇された者はその日のうちに会社や家から追い出された。
いくら怠け者でも、愚か者でも、扇動好きでも、解雇
するとなれば、その人の身の振り方や生活費を考えて
やらなければ、と父はいつもこっそりいくらかのお金を
解雇した者に渡していた。
母は給料日には一日も遅れる事なくきちんと給料を払うし、
約束した事は必ず履行した。
しかし雇人を甘やかしてはいけないといつも言っていた。
母はそういう厳しさを持っていたのである。
母は例え一銭五厘たりとインチキをしないが、一銭五厘
たりとインチキされるのも耐えられないたちで、例え
相手がその日暮らしの野菜売りであっても、容赦は
しなかった。
だから母は市場で買った肉類などを時々家で計りにかけては
その重量を調べたものだ。
また市場で買い物する時は、ときとして値切る癖もあった。
父の方はと言うと、計りでインチキされても、多少多くの
お金を請求されても、相手がその日暮らしの貧乏人で
あれば、いつもにこにこしていた。
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本当の厳しさと優しさは表裏一体であり、本当の厳しさを
持つ人が本当の優しさを持つ事が出来るのでは、と
感じました。
英国でその動向が注目されている体重約90キロの
8歳男児コナー・マクレディー君について、社会
福祉指導員らは27日、母親のニコラさんと一緒に
家で過ごすことを認める判断を下した。
ニコラさんは、コナー君にジャンクフードを食べ
させないようにする事を拒否している。
ニコラさんによると、コナー君は果物・野菜などの
体に良い食品は食べようとしないという。
しかし、ニコラさんは冷蔵庫を施錠しておくように
との忠告も拒んでいるという。
社会福祉指導員らは、コナー君を治療施設に入れる
事も検討していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070228-00000103-reu-int
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現在先進国では、子供のために厳しくする事を
「悪」とみなし、子供の要求を全て良し悪しに
関わらず受け入れ、満たす事が善であるとする
風潮が一部にある様に感じます。
この場合は極端な例ですが、子供が食したいものだけを
与えるならば、子供はジュースやお菓子、揚げ物や
脂肪の多いものばかり欲するでしょうし、それだけを
病的な肥満になってさえ与え続けるのが本当の
「親の愛」でありますか、疑問を感じました。
しかし一方で、他の人々に合理的ながらもやや慈悲
と配慮を欠いた、厳格過ぎる態度にも問題があり、
例えそれが確かに理にかなっていたとしても、いずれ
その報いを受けるのではないかと、考えさせられる
話しを本日読みました
先日から掲載させて頂いている台湾の仏教修行者の
弟の方の見聞です。
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地獄で見たあの中年女性が本当に母であったならば、
あんまりにも不審だと弟は考えた。
母は一生涯、何一つ悪い事をしなかったのである。
買い物で例え余計にお釣りをもらっても、すぐその
足で返してくるきちんとした性格の持ち主である。
母は殺生が嫌いで、月に二日は菜食の習慣を持っていた。
母は一生涯、父以外の男を知らなかった。
もしも地獄で報いを受けるような事があるとすれば、
思い当たる事と言えば、雇人に対して少し過酷であったか
というぐらいである。
というのは、母は勤務時間中の雇人を絶対に遊ばせ
なかった。
例え時間内に仕事が終わっても、すぐに何かの仕事を
見つけては、何かをやらせないと気がすまないたちである。
雇人が重大な過失を犯したり、よくサボったりして、
職務怠慢が目につくと、その場ですぐ「首」にした。
解雇された者はその日のうちに会社や家から追い出された。
いくら怠け者でも、愚か者でも、扇動好きでも、解雇
するとなれば、その人の身の振り方や生活費を考えて
やらなければ、と父はいつもこっそりいくらかのお金を
解雇した者に渡していた。
母は給料日には一日も遅れる事なくきちんと給料を払うし、
約束した事は必ず履行した。
しかし雇人を甘やかしてはいけないといつも言っていた。
母はそういう厳しさを持っていたのである。
母は例え一銭五厘たりとインチキをしないが、一銭五厘
たりとインチキされるのも耐えられないたちで、例え
相手がその日暮らしの野菜売りであっても、容赦は
しなかった。
だから母は市場で買った肉類などを時々家で計りにかけては
その重量を調べたものだ。
また市場で買い物する時は、ときとして値切る癖もあった。
父の方はと言うと、計りでインチキされても、多少多くの
お金を請求されても、相手がその日暮らしの貧乏人で
あれば、いつもにこにこしていた。
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本当の厳しさと優しさは表裏一体であり、本当の厳しさを
持つ人が本当の優しさを持つ事が出来るのでは、と
感じました。