27日のNHK-BSで「写楽」の映画をやってました。
写楽は江戸時代の浮世絵師ですが実際どんな人物なのかは「なぞのひと」で専門家が「実はXXだ」といろいろ言い合っている。
写楽の絵自体にそれほど興味があるわけではないが、諸説紛糾するのはなかなかおもしろい。
この映画では、怪我をした役者(これが写楽)が書いた絵を北斎が見つけ出し、蔦屋という版元(重三郎)に見える。
蔦屋重三郎はいたく惚れ込み身代を賭けて出版のプロモーションをする。
世間の話題には儲けるところまではいかず、写楽は花魁と逃げてしまう。
結局、写楽と花魁も捕まり蔦屋重三郎も亡くなり終わり。
(写楽は10-11ヶ月の間に140-150枚の浮世絵を出し姿を消してしまうのが定説)
映画には葛飾北斎、喜多川歌麿なども出てきて写楽と関わりあうが、当然、仮説ではあるがなかなかおもしろい。
この3人の違いはイメージどおりでおもわずうなづいてしまう。
特に、江戸の歌舞伎、役者絵、ストリートパフォーマンスなど(多分、時代考証したうえで)がよくわかり参考になります。
まあ、最近の映画のなかではけっこう楽しめた映画でした。
東洲斎写楽 - Wikipedia <<--参考
次の日のNHK-BSで「ゴッホ」の映画をやっていたが、ゴッホも日本の浮世絵に傾倒したひとりで、映画の中に写楽の絵が映しだされていました。
(ゴッホは浮世絵の模写もずいぶんやってます)
ゴッホも好き。1995年に横浜美術館で
ゴッホ展を見たのが最後かな。
延岡に居るとなかなかチャンスが無くて残念です。
ゴッホのデッサンが好きなのですが、「柵と馬車鉄道」これは、水彩画ですが色使いが
とても明るくて大好きな一枚です。
いまの価値の数パーセントでもすごい。
水彩はあまり記憶にないけどどこかで見る機会があったらよく見ておこう。
きっと、写楽よりしゃれた