ARRLが主催のFT8 Roundupというコンテストが(1/6の03JSTから1/7の09JSTまで)ありました。
去年の12月にもUS CQ FT8 Roundupがありましたが今回はARRL主催なのでwsjt-xでのコンテストログの使い勝手も含め一通りやってみました。
ARRL RTTY RoundUp コンテスト規約 -->>http://www.arrl.org/rtty-roundup
なお、コンテスト名はRTTYですがデジタルモードも可能なので今回はFT8モードだけでやってみました。
いろいろな事情で無線室は寒いのでほとんどスマホで参加。
画面が小さいのでやりにくいんだが通常操作するとところは少ないのでこれでも十分。
(P49Xが入っていたがさすがにパイルが激しくてできませんでした)
これではわかりずらいのでちゃんとした画面は下記です。
WSJT-XをARRLのコンテストモードにするとこんな画面になってコンテストに参加できます。
交信も通常のばあいとにたようなもので特に問題なしです。
交信が成立するとRoundupロギングの画面が出てきますのでOKすればロギングできます。
最終的には35交信しておわりました。
コンディションも良くなくて、ほとんどアジアとオセアニアだった。一応、北米や南米もできたがヨーロッパやアフリカは皆無だった。
まあ、釣り竿アンテナでほとんどリモートのスマホからの参加だったので、まあこれだけできれば満足です。実はあとでわかったんだが出力がいつもより少なかったことが判明。リモートだとパワーの調整もできるんだが実際のパワー計は面倒なので見ないもんでこんなことになってしまった。でも体制には影響ないでしょう。
参考まで、スマホでは見ずらいので10インチくらいのタブレットではこんな画面です。
やはり全体を出すと文字が小さすぎてみえません。
ウインドウがいくつもでていますが、いつもの通りにJTLinker、JTArert、HAMLOGも動いているのでHAMLOGにも自動的にロギングされています。
このくらいにするとちょうどいいサイズになります。
こんな感じで主に日曜日に出ていましたが、何かをやりながらでもできるしわが家環境では十分楽しめることがわかりました。
先ほどログもアップしたのでこれで完了!
なお、WSJT-Xでのコンテストモードで参加して気が付いたところのメモです。
FT8で参加する時の周波数
Band (Meters) RTTY Contest Frequencies (MHz) Suggested FT8 Frequencies (MHz)
80 3.570 – 3.600 3.590 – 3.600
40 7.025 – 7.100 7.080 – 7.100
20 14.080 – 14.150 14.130 – 14.150
15 21.0805 – 21.150 21.130 – 21.150
10 28.0805 – 28.200 28.160 – 28.200
*コピー&ペーストしたのでちょっと見ずらいが。
通常の場合と違うので注意が必要。いつもの周波数ではやっていませんので知らないと気が付かない。
呼ぶ側での注意
WSJT-Xの注意事項にあいてあrんだが、
コンテストなのでS&P(Search and Pounce)の局はオンフレまたは,60Hz、120Hzアップで呼ぶ。
WSJT-Xは通常3kHz全体が受信できるようになっているので離れたところのプリットでもいいのだがなるべくほかの人の迷惑にならないようにとの配慮かな。ただ、コンテストで混雑度が大きい場合に受信帯域を狭めてやっている場合もあるのでその場合はあまり離れたところでは気付いてくれない。
なお60アップとかの時、WSJT-Xのショートカットが使えるので下記を使うと便利。
Shift+F12 : 60Hz アップ
Shift+F11 : 60Hz ダウン
ショートカット
WSJT-Xはショートカットとか使わずとも簡単に楽しめる。しかし、このほかにもWSJT-Xで使えるショートカットはいろいろあるのでこれらを覚えるとずいぶん便利になりそう。
FT8での参加の注意書きの詳細 -->> ここ
いくつかFT8でのコンテストに関する注意事項があるので上記を見ておくといいかも。
コンテストログの作成と提出
コンテストログはWSJT-Xに入っていますので簡単作れます。
File->Export Cabrillo Log
ここで自局コールサインとか住所を入れますが、
今回のコンテスト名称は「ARRL-RTTY」になりますから注意が必要です。
作ったCabrillo LogをアップロードすればOKです。
コンテストログの提出先 -->> ここ
ログを提出した人のリストが確認できますので一応見ておきます。
ログ提出リスト -->> ここ
なお、今回のコンテストはRTTYで出てくる人も多いので本来ならCTESTWINでRTTYのロギングをやりたいところだがCTESTWINとWSJT-Xは同時に使いづらいのでこの辺りは問題かな。
まあしかし、とりあえずWSJT-XでFT8コンテストがこんな環境でも楽しめることができるのでまたなにかあったら出てみたいと思っている。
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