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苦楽の彼岸 山あるき 森あるき

こんにちは!umebocです。
主に近畿の山々をうめ子と2人で歩いています。

妙見山(2度目)其の二 初谷コース~妙見宮・信徒会館

2010-01-15 | 北摂エリア
初谷渓谷コースから、妙見宮へ向け歩き続けます。



妙見山(2度目)其の一












渓流から離れ、山の中へと入り、

やや坂となった山道を登ります。









なかなかしんどいです。


登りきると道路(477号線でしょうか)が見えてきます。



















一旦道路に出て、道標にしたがい、すぐまた登山道へと入ります。








そしてまた道路に。






道路の向こうに見える、階段を登り、いよいよ妙見宮です。



そうそう、
妙見宮の正式名称は無漏山眞如寺境外(けいがい)仏堂能勢妙見山です。

能勢町地黄の眞如寺の飛び地境内となります。






















大きな鳥居が待ち構えています。



え?鳥居?

そう、妙見大菩薩という名前から仏教をイメージしますよね。


昔は神様も仏様もいっしょに祭っていたのですが、

明治の神仏分離(1868年)により分けさせられました。

ごちゃ混ぜの時の名残として、この鳥居はあるわけですね。










倒木。

根から信じられない生命力で若芽。


















2009年12月26日の山登り。

もう門松の準備をしてました。


































そして、このクソ寒い中、能勢の「桜川サイダー」。


大阪と兵庫の堺にて。










昨日の最高気温7度。最低気温0度。

横の温度計によると、本日の気温3度。
(ぽちこさんが指差してます)



そして桜川サイダー。










信徒会館「星嶺」。





そして桜川サイダー。










む~・・・あれが中山でしょうか。
(中山に行ったとき、妙見山は見えていました)


星嶺が建っているあたりからの眺め。展望よしです。
















星嶺、中への入り口。



イベントが行われていない日、信徒会館は開放され、

休憩所として使用させてもらえます。

靴を脱いで中に入り、畳の上でまったりお昼ご飯です。

ここには綺麗なトイレもあるし、いたれりつくせり。










さぁ~て、お腹もいっぱいになったことですし、


三角点へと向かいます。


以前来たときには見つけることができませんでしたが、

慣れていそうな方に伺って、場所を確認しました。

場所としては信徒会館の裏山、ってところです。

会館の横の空き地を軽く奥へと進みます。





三角印のぽちこさん。

天津飯 (ドラゴンボール)の気功砲じゃないですよ。
























近くまでくるとわかりやすいですね。


おもいきり看板「三角点」!!




















三角点。

三角点は原則として「~等三角点」と彫り込まれた側が南を向いています。

柱石の破壊など機能を損ねる行為をする者は、測量法の規定により2年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられるそうです。







妙見山は戦国時代、当時そのあたりの領主であった能勢頼次により開基されました。








祀られている妙見大菩薩、武士には武運長久の守護神でした。

そのせいか、境内に4体の馬の像があります。

また、馬匹の神でもあったことも関係しているかもしれません。

馬の胴体にある模様は能勢氏の家紋「切り竹矢筈(やはず)十字」です。

妙見菩薩は北極星を神格化したものであることから、

星のイメージも含まれているハズです。矢ハズだけに。



最近思うのですが、

日本の山や森林は宗教と切り離せない存在なのかもしれません。

そこに寺社仏閣があるおかげで、

その土地本来の自然が守られて来た部分もある、

という事実は否めないのではないでしょうか。


まあ無宗教のボクが言うのもなんですが・・・





それじゃ、今日はここまで。

次回で完結。まったね~。