苦楽の彼岸 山あるき 森あるき

こんにちは!umebocです。
主に近畿の山々をうめ子と2人で歩いています。

高取山 其の一 壺阪山駅から城下町を抜け・・・国見櫓。

2009-12-01 | 大和・吉野・赤目エリア
11月23日、奈良の高取山へ行ってきました。

山頂の高取城跡を昼食地点とします。

高取城はもとは周囲3キロにも及ぶお城(城郭の周囲は30キロ)で、

日本最大規模の山城です。日本三大山城です。


この日は、まったくたまたまに城下町の祭りが行われていました。

さらには紅葉の季節、三連休の最終日(?)、そのせいか、凄い人込みでした。




近鉄壺阪山駅。




壺阪山に着く前の電車の中は、山行きの人で満員です。

でも、吉野の方へ行くんだろうな~って思ってたんですよ。

それが、まさかここだとは。



駅から旧街道の石畳を行きます。





家老屋敷長屋門。現在は殿様の子孫が管理しています。県文化財指定。


古い街並がなかなか良い雰囲気です。

お祭りのこともあり、地元の方々がたくさんお店を出していました。


さて、城下町を抜け、観光客も減り、山道へ。



水車小屋が見えます。




朝、この辺りは霧が立ちこめていて、濡れてしまわないか心配したほどです。



田園風景あり。





道標と警告。

「山林内での~火事の元です。と注意下さい」って、
火に気をつけろ!じゃなくて、そういうやつらに注意しろ!って警告?
※「と」だと思ってたら「ご」だと気づきました。






黒門(一ノ門)を過ぎ、

宗泉寺(藩主植村氏の菩提寺)へ。

あ、宗泉寺は門の前までは行きましたが、軽く無視しちゃいました。



宗泉寺








「七曲がり」と言われる曲がりまくった坂道へ突入します。急坂です。


道標。



気持ちとしては、いや実際100曲がりって感じです。



ふぅ。ひと休み。うめ子。



本格的な細い山道に入った辺りでは人の列が出来ていました。

有名な山、とくに富士山だとかはこんな感じなのかなと少し思いました。








道標。


「土佐街並」とありますが、高取の大昔の旧名が土佐です。







道標。


あまりに急坂のため、労働者にボーナスとして米一升!

そういういわれのある坂だった気がします。



道標



猿石を見ておきます。



猿石



猿石は1690年頃(元禄年間)に飛鳥で発掘されました。

なぜここに移されてきたんでしょうね。

謎の石造物です。






道標


このあたりに「国見櫓」への道があります。

そこへ少し寄り道をすると、コーヒーブレイクに丁度いい場所に出ます。








景色も抜群です。




左に見える山が葛城山。雲に隠れている辺りが大阪方面で六甲山や二上山が見えるはず。






雲が無ければ、信貴山、六甲山が見えるはず。



ブログもコーヒーブレイク。

それじゃ今日はこれくらいで。またね。