【スエヒロコマンダー】産駒が初重賞制覇！

１１月９日（日）、京都競馬場で「第１３回ファンタジーＳ」（２歳牝Ｇ３）が開催され、【スエヒロコマンダー産駒・イナズマアマリリス】（牝２）が、好位追走から馬群を割って伸びて優勝した。

勝ったイナズマアマリリスは、父スエヒロコマンダー、母イナズマラム、母父ラムタラという血統の２歳牝馬。ホッカイドウ競馬の角川秀樹厩舎からデビューし、道営在籍馬としてＪＲＡ２歳５００万戦（札幌、９月２０日）を優勝、続く２歳オープン戦のすずらん賞（札幌、１０月５日）で２着と活躍し、中央へ移籍。今回が移籍初戦だった。通算成績は８戦４勝（重賞１勝）。

本馬の父【スエヒロコマンダー】は、父コマンダーインチーフ、母スエヒロジョウオー、母父トウショウペガサスという血統の１３歳牡馬。１９９７年にデビューし、４歳時にはG2鳴尾記念とG3小倉大賞典を制した。８歳まで活躍し、通算６０戦７勝（重賞２勝）という成績をおさめた。２００３年に優駿スタリオンステーション（新冠町朝日）にて種牡馬入りし、これまでに３世代を送り出している。今回のファンタジーＳ優勝がスエヒロコマンダー産駒にとっての初重賞制覇となった。
※既にシンジゲートは解散し、現在は赤石久夫牧場（新冠町）にて繋養されている。

【スエヒロコマンダー】

父コマンダーインチーフ　母スエヒロジョウオー（母父トウショウペガサス）
２００８年度Ｆｅｅ：プライベート
競走成績：60戦7勝（重賞2勝、G2鳴尾記念など）。
種牡馬成績：2003年より供用開始。
代表産駒：イナズマアマリリス、メトロシュタインなど。
写真：２００８年度種牡馬展示会にて（優駿スタリオンＳ）

by 馬市ドットコム