HORSE SENSE を 往く ≫≫

 この道は いつかきたみち

  このみちを また駈ける

   このみちは 心は遠い ・ ・ ・ ・ に

Riding Record 377

2013年06月17日 | Horse
  
6月14日 コスモセイリュウ号 (現役名 同名)

サラブレッド 騸 栗毛 作 左後肢1白 平成15年6月11日生 10歳
父 ビワタケヒデ
母 マルコサチフジ (母の父 フロスティエスキモー)
Nearcticの18.75% 4x3

中央(新潟) 1戦 0-0-0-1 収得賞金 0万円
地方(佐賀)22戦 2-0-1-19 収得賞金 73.0万円 平成18年12月末引退
生産者 真壁信一氏  旧馬主 島田茂氏

曇り晴れ 馬場良 コスモには初騎乗
栗毛の大型馬 現役時馬体重は460~70kg
大きな作と左後肢1白が特徴

短鞭使用 拍車は不使 前肢に肢巻
部班 Walk-Trot-Walk Canter巻乗り
見かけよりズブく動きやや重し

馬券払戻金と課税判決

2013年06月03日 | Horse
第80回東京優駿(日本ダービー)はキズナの優勝に終わった
それに隠れてあまり注目されなかつたが5月23日 大阪地裁で競馬の払戻金について
「配当金に課税 外れ馬券は必要経費」との判決があつた
競馬ファンとしては的中勝馬投票券(馬券払戻金)に課税するのは不当と思うが
当局はそうは思わないらしい

勝馬投票券1口は100円だが 購入した時点ですでに18~25パーセント(配当金によって変動する)が
天引きされ 購入者(ファン)は実際は75円券を買つていることになる
この25パーセントには主催者の施行経費等とともに国家納付金10パーセントが含まれている
馬券購入者はすでに国庫納付金というかたちで消費税5パーセントの2倍に相当する金額を
国家に納めている勘定になる これにさらに課税すれは二重三重の課税である
75円からさらに課税され一枚60円~50円となり テラ銭40~50パーセントも取られれば
だれも競馬(馬券購入)をしなくなる いくらあくどい胴元や代官でもそこまではしない

購入者の平均還元率は60パーセント程度と云われ ほとんどのファンは元さえ取れず赤字である
いまインターネット投票が売上に占める割合は60パーセントといわれる
個人のネット購入記録(当たり外れ)はすでに1円まですべてJRA国に把握されている
払戻金だけに課税しようと思えば 加入者全員に対し いま直ぐにできるシステムになつている
それをしないで特定の者だけ取りあげて課税するのは見せしめとしか思えない
また その個人データ情報を勝手に他の関係者(目的外)に流用したことも大きな問題である
国民背番号制の行く末を暗示しているやうで空恐ろしい

今回この問題について主催者である国農水省 JRA及び競馬関係者(生産者 馬主会 調教師会
騎手会 専門誌等)が一言も声(見解)を発しないのはなんとも不可解?
ことは競馬の存廃に関わることであり 自らの生活に直結することである
日頃ファン拡大勧誘 売上増大に血眼な主催者や関係者は課税に反論して当然と
ファンは思ふが 彼らはそうは思はないらしい
ファンあつての競馬であり 最大で唯一の投資家を守る立場にあるのだから
それすらできないなら衰亡あるのみ(地方競馬 競輪 競艇 オートの現実を見よ――)

魅力(利益)なきものにファンがいつまでもつき合つてくれると思ふか

ダビー1着賞金2億3千170万3千円が夢まぼろしになる日がいつか・・・・・・