HORSE SENSE を 往く ≫≫

 この道は いつかきたみち

  このみちを また駈ける

   このみちは 心は遠い ・ ・ ・ ・ に

朝霧と討入り

2009年12月21日 | 暦と史

<12月14日 福岡の朝霧>

前後するが12月14日 今季2度目の朝霧が降つた
丹波とちがい福岡の朝霧は上がると晴れる
そのとおり昼前には晴れ間が広がつた

朝霧と大雪は関係ないが
新聞やテレビで今日12月14日は赤穂浪士の「討入りの日」と喧伝している
しかし今の暦(グレゴリオ暦)では元禄15年12月14日は1703年1月31日であつて
12月14日ではない
 
討入りは「元禄15年12月14日寅の上刻」とあり 31日午前4時4分から48分の間だそうだ
陰暦の日付をそのまま今の暦に読み替えたのでは意味もないしまちがえる
いくら昔は寒かつた言つても12月14日に濃霧はあつても
江戸市中に大雪が降り積もることはないだらう?

<丹波福知山城址 平成20年3月17日>

Riding Record 236-237

2009年12月21日 | Horse

12月18日 メインブラック号 (現役名 グローキング)
サラブレッド 騸馬 黒鹿毛 作 4白
平成5年4月28日生 16歳
父 ダイワゲーリック
母 ハザマスワロー (母の父 マイスワロー)
1戦 0-0-0-1
収得賞金 0万円

黒鹿毛に4白 派手な「作」が特徴
まだ冬毛もなく黒光りし艶よく精悍
一族はほとんどが鹿毛だが曽祖父カウアイキングの血だろうか

今回は反応よく軽やかに動く だんだん良くなる感じ
Canterはまだスムーズでなかつた
拍車使用 曳き馬時は口カゴ装着

Riding Record 234-235

2009年12月12日 | Horse

12月11日  ジャズウィーク号 (現役名 同名)
サラブレッド 騸馬 栗毛 流星 右後1白
平成11年5月18日生 10歳
父 マイニング
母 シフトアップ (母の父 アレミロード)
血統クロス Raise a Nativeの15.63% 3x5
中央16戦 0-1-1-14
収得賞金 818.0万円
地方9戦  0-2-1-6
賞金   30.2万円   

明るい栗毛が綺麗 若いときはキラキラ輝いていただろう
大きな流星が特徴
気がよく素直で人懐こい 大柄だが体は柔らかい
中央未勝利なのは気がよすぎたのかも?
乗り心地も反応もよい 扶助には真面目に従う
腹帯の締め付けには敏感
拍車は不要

Riding Record 232-233

2009年12月09日 | Horse

12月4日 メインブラック号 (現役名 グローキング)
サラブレッド 騸馬 黒鹿毛 作 4白
平成5年4月28日生 16歳
父 ダイワゲーリック
母 ハザマスワロー (母の父 マイスワロー)
1戦 0-0-0-1
収得賞金 0万円

黒鹿毛に4白で見栄えはよくなんとなく走りそう
派手な「作」が大きな特徴 目がややきつい
大型の割りに完歩が小さくピッチは割と早め
反応はよいが柔軟性にやや欠け 動きがなんとなく重かつた
鞍のせいもあつたがゴツゴツ感がある 馬齢かもしれない
Canterがスムーズではなかつた
拍車使用 曳き馬時は口カゴ装着

ゼロの焦点

2009年12月02日 | 映画
12月1日 映画の日 東宝「ゼロの焦点」を観る
封切映画を観るのは「男たちの大和」以来4年振り
「・・・大和」はひどかつた

禎子広末涼子の舌の上でころがすようなセリフ回しは軽薄に写る
久我美子と比べるのは可愛さう
見合い結婚で失踪した夫憲一西島秀俊を捜し求める切迫緊迫感はない
西島はさらにひどい ただの平成の青年にしか見えない
鵜原宗太郎杉本哲太が左箸で飯を食つていたが これは演出かそれとも自然なのか?
鹿賀丈史の室田儀作はとてもレンガ屋の社長には見えないが
また近年のテレビドラマにやたらとみられる顔アップの多用は落ち着かない

冒頭学徒出陣壮行会のフィルムが流れるがこれもよく分からない
時代背景と本題の伏線としてならマッカーサーの厚木進駐のフィルムが相応しいように思う
SLや路面電車そしてボンネットバスも再現して一所懸命努力は感じられる
しかしもうこの手の作品を作るのは無理ではないか
細かいことになるが電線架線がいたるところにあつたり田舎道や海岸道路が
アスコン舗装であつたりとあの頃ではないこと
ほんとうにやるならアスコンを引つ剥がして砂利道にして轍掘れと泥濘くらいは再現してほしかつた

時代劇戦争物そして戦前から戦後昭和20~30年代物はやれる俳優もスタッフもいないだろう
今の時代感覚でものを考えていてはできないしその時代事象背景をもつと知る必要がある
いまどき「見合い結婚の夫婦」や「パンパン」や「オンリー」をやれるタレントがいるか・・・
その顔雰囲気情景はとても出せないだろう
こういう作品は時代を今に置きかえてやるしかないか
寂しいけれど――