宮の散歩

近場の花の名所と観光地、催し物をのんびり散策しています。

二荒山神社

2014年12月18日 | お出かけ
十数年も前ですが、宇都宮の中心部に有る「二荒山神社」と日光市に有る「二荒山神社」は
どうゆう関係が有るのか、聞いたところ両者は神様も違うし全く関係無いと言ってました。
共通してるのは、どちらも下野国一宮と言う事でした。
延喜式神名帳には下野国河内郡と書いて有り、宇都宮の方が下野国一宮だと思いますが。
(日光のは都賀郡)現在は両方載せてるようです。
宇都宮の冬渡祭(おたりや)で祭りの役をやってる年配の方に聞いたところ、
昔は「二荒山神社」を「ふたあらさん」と言ってたが、今は「ふたあらやま」が正しいと
聞きました。(30~40年位前だたかもと)
宇都宮で生まれ育った多くの友人達が「ふたあら さん じんじゃ」と読んでいたので
「ええー」と思いました。看板やパンフレットにも「やま」と書いて有ります。
ちなみに日光の方は「ふたらさん」と読み「あ」が抜けています。
先日、宇都宮二荒山会館に何時から変わったのか聞きに行ったところ
江戸時代は「宇都宮大明神」と呼ばれていたが、昔から「ふたあらやま」の
まま変わってないとの事でした。「ふたあらさん」というのは名前に敬称として
「さん」を付けてるのと同じと思って下さいとの事です。
でも会館に掲示されてた明治24年の宇都宮市街全図(二荒山神社神官と宇都宮町長校正)には、
ローマ字で「HUTAARASAN JINSHA]と「さん」になっていました。
また、「二荒さん」と言えば敬称かも知れませんが、「二荒さん神社」と言った時は敬称では
無いはずです。
江戸時代の、おたりや古絵図には「下野一宮 宇都宮神社」というのも有りました。
私には十数年前に祭りの役をやっていた年配の方が言ってる方が、正しいと思いました。
名前は時代とともに変わっていくものですね。
(本来、神社の様に古くから日本に有ったものは「山」を「やま」と読んでいて、
仏教では「さん」と読むので混同したのかな、日光の方は仏教徒が造った神社)
二荒山神社が宇都宮市の人気観光地第2位になっているのを見ました。
入場者数だけではなく印象に残った所や一度行ってみたいと思う所だと思います。
住所:宇都宮市馬場通り1-1-1


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