日渡路大杉神社例大祭

「日渡路大杉神社例大祭」（日渡路の大杉神田踊り）を見て来ました。
台風のため雨が降っていましたが、1時間位たってからやみました。
日渡路(ひどろ)大杉神社にて神事が行われ、お神輿が担ぎ出されました。
（宮出し）　小さな神社で八坂神社の境内社になっています。
写真は、その後、八坂神社にて、お囃子が奉納された時です。
奉納後、日渡路地区の南東側の境目へと移動し、厄病が地区内に
入らないように「辻止め」と言われる儀式を行ないました。
お神輿・お囃子・天狗は、日渡路地区を車で移動し、日渡路公民館へと
向かいました。
午後2時頃より、日渡路地区に伝わるお囃子「神田ばやし」にあわせて
日渡路かんだ踊りが行われました。（公民館室内）
両手に花笠を持った女性達の踊りです。（10人）
役員の方から、この地区は小学校に上がる子供が1人しかいないと聞きましたが、
子どもたちに、お菓子を配る時に小さな子が大勢来たので増えてきたのかと
思ったら、外孫たちで地区から嫁に行った娘たちが、子供を連れてお盆で
帰って来てるからとの事でした。
踊りの後、公民館を出発したお神輿・お囃子・天狗は、日渡路地区の北西側の
境目へと移動し、厄病が地区内に入らないように「辻止め」の儀式を行ない、
大杉神社へと戻っていきました「宮入り」。
茨城県稲敷市の大杉神社が、利根川つたいに栃木県にも広まり大きな影響を
与えてるのがわかります。
（日渡路かんだ踊りは、市指定無形民俗文化財）
開催日時：2019年8月16日（お昼12時30分～午後4時30分頃）
会場：日渡路大杉神社と日渡路公民館(栃木県鹿沼市口粟野2723-3)