「チエミの八木節」 |
ちょいとでました三角野郎が |
四角四面の櫓の上で |
音頭とるとはおおそれながら |
暫し御免をこうむりまして |
何か一言読み上げまする |
稽古不足でおぼつかないが |
平にその儀はお許しなされ |
許しなされば 文句にかかるぜ オ--イサネ |
この斜め文字の8行目の部分がチエミさんバージョンは正調に比べ多いのです。 |
>音頭とるとははばかりながら、しばし御免を蒙りまして、何か一言読み上げまする
文句違いや仮名間違いは、平にその儀はお許しなされ、許しなされば文句にかかるオーイサネ」 というのではじまる。
※--->これから推測するに江利チエミっさんの八木節は、西欧音楽的に考えてブツっと途切れてしまうもともとのメロディラインを、文句違いの別パターンとスタンダードなバージョンの歌詞ミックスで長くした...のではないのだろうか??
あくまでも「推測」ですが、私はずいぶん前からそう思っています。
※正調をご存じない皆様江
♪許しなされば 文句にかかるぜ オ--イサネ
この部分がなく、そのあと樽をたたいての♪チャンチャンチャンチャカチャン...の間奏に入ってしまった場合は、尻切れトンボ的な感じになると思います。
皆さんためしにここを飛ばして歌ってみてください!
昭和44年発売のEPです。
このジャケットはフジのドラマ「あの妓ちゃん」のセットではないかと思われます。
三味線豊吉(ドラマでは『とよりゅう』)の芸者時代の扮装だと思います。