チエミさんの音楽にとってなくてはならないアレンジャーさんといえば、
東京キューバンボーイズのメンバーであった内藤法美さん。そして原信夫とシャープス&フラッツの山屋清さん。...そして筒井広志さんが挙げられます。
内藤さん、山屋さんはまさに絶頂期に上り詰める時期のチエミさんのアレンジをされた先生です。
そして...わたしにとって「チエミさんらしい」と感じる編曲を手がけたのが、40年代半ばからチエミさんの専属音楽監督に就任した筒井広志先生です。
内藤さん、山屋さんがバンドマン・ミュージシャン出身であったのに対して、この先生はまた別のタイプで多才な方でした。
1935年8月26日生まれ(どうでもいいのですが私は1960年8月27日生まれ)、チエミさんのお仕事していたあたりから1999年3月3日に亡くなるまで鎌倉の大船に在住だったかと...(ちなみにチエミさんの告別式・音楽葬も3月3日のお雛様の日でした。)
慶応大学卒業後に広瀬健次郎さんに師事して作曲家人生を歩みだされました。晩年は小説も手がけた方。
代表作に...かっぱえびせんのCMソング、ヤッターマンの挿入歌「おだてブタ」などがあります。
1935年=昭和10年生まれ。チエミさんと同じ時代を生きたということも含め、チエミさんの個性をよく知っていて、なおかつポリープ以降のチエミさんのコンディション等もよくよく理解していた方だった...と思います。コマ公演の音楽も筒井先生が手がけたものが多く、わたしにとっては一番「江利チエミらしいアレンジ」と感じる先生です。
この筒井先生が編曲・アレンジということではなくチエミさんの為に作曲した作品があります。
昭和44年8月発売「この雨に濡れて」... 高低の激しい難しい曲ですが、この曲...とっても江利チエミらしい!のです。
一度聴いただけだと...普通の演歌に聴こえるのです。しかし聴き込んでいくと...和製ブルースといったらいいのでしょうか?とてもお洒落なんです。
当時のチエミさんの声のよさ・・・それを充分に引き出してやるぞ!っていう筒井先生の意気込みみたいなものを感じます。
このレコード(CD)を聴くと...チエミさんの歌っている表情が浮かびます。昭和40年代半ばのチエミさんの一番江利チエミらしい曲...と私は思います。
前掲のLP49年発売の「チエミオリジナル」のB面にも収録されています。この時のテイクはより情感たっぷり!歌いこまれているように感じます。筒井先生の音楽のなかで気持よく泳いでる...そんな印象を受けました。きっとチエミさんも大好きに違いない曲だったのではないでしょうか?!
筒井先生も64歳というまだまだこれから...という時に亡くなりました。
1981年頃からは小説の文筆、劇団公演の演出も手がけられました。
筒井先生に江利チエミさんのことを書いた文章を残して欲しかった...それがとても残念です。
東京キューバンボーイズのメンバーであった内藤法美さん。そして原信夫とシャープス&フラッツの山屋清さん。...そして筒井広志さんが挙げられます。
内藤さん、山屋さんはまさに絶頂期に上り詰める時期のチエミさんのアレンジをされた先生です。
そして...わたしにとって「チエミさんらしい」と感じる編曲を手がけたのが、40年代半ばからチエミさんの専属音楽監督に就任した筒井広志先生です。
内藤さん、山屋さんがバンドマン・ミュージシャン出身であったのに対して、この先生はまた別のタイプで多才な方でした。
1935年8月26日生まれ(どうでもいいのですが私は1960年8月27日生まれ)、チエミさんのお仕事していたあたりから1999年3月3日に亡くなるまで鎌倉の大船に在住だったかと...(ちなみにチエミさんの告別式・音楽葬も3月3日のお雛様の日でした。)
慶応大学卒業後に広瀬健次郎さんに師事して作曲家人生を歩みだされました。晩年は小説も手がけた方。
代表作に...かっぱえびせんのCMソング、ヤッターマンの挿入歌「おだてブタ」などがあります。
1935年=昭和10年生まれ。チエミさんと同じ時代を生きたということも含め、チエミさんの個性をよく知っていて、なおかつポリープ以降のチエミさんのコンディション等もよくよく理解していた方だった...と思います。コマ公演の音楽も筒井先生が手がけたものが多く、わたしにとっては一番「江利チエミらしいアレンジ」と感じる先生です。
この筒井先生が編曲・アレンジということではなくチエミさんの為に作曲した作品があります。
昭和44年8月発売「この雨に濡れて」... 高低の激しい難しい曲ですが、この曲...とっても江利チエミらしい!のです。
一度聴いただけだと...普通の演歌に聴こえるのです。しかし聴き込んでいくと...和製ブルースといったらいいのでしょうか?とてもお洒落なんです。
当時のチエミさんの声のよさ・・・それを充分に引き出してやるぞ!っていう筒井先生の意気込みみたいなものを感じます。
このレコード(CD)を聴くと...チエミさんの歌っている表情が浮かびます。昭和40年代半ばのチエミさんの一番江利チエミらしい曲...と私は思います。
前掲のLP49年発売の「チエミオリジナル」のB面にも収録されています。この時のテイクはより情感たっぷり!歌いこまれているように感じます。筒井先生の音楽のなかで気持よく泳いでる...そんな印象を受けました。きっとチエミさんも大好きに違いない曲だったのではないでしょうか?!
筒井先生も64歳というまだまだこれから...という時に亡くなりました。
1981年頃からは小説の文筆、劇団公演の演出も手がけられました。
筒井先生に江利チエミさんのことを書いた文章を残して欲しかった...それがとても残念です。
ここをクリックしてみてください!
↓
http://blog.goo.ne.jp/udebu60827/s/%C5%FB%B0%E6%B9%AD%BB%D6
画面下の ≪前の記事へ にも記事は続いています。
筒井先生ともご面識があるのですね...
なんとも羨ましい限りです。
一度お会いした事がありましたが、なかなかの男前で、面食いの チエミさん好みと感じました。
「この雨に濡れて」は私も大好きな一曲で、「一人泣く夜のワルツ」はどうしても苦手だったのですが、これだけはすんなりとうけいれられて「 チエミ演歌という新しいジャンル誕生」などと当時思ったものでした。
「今夜生まれた悲しみの深い傷あととっても痛い」のあたりは表現は、う~ん、うまい、さすが!と思います。
昔、夜のヒットスタジオに出演したときに、当時アメリカ在住だった雪村いづみさんにスタジオから電話して、受話器を持ったまま、この歌を熱唱した チエミさん。歌いながらすっと頬に流れた涙の意味は何だったのかと今でも思い出します。