ある牧師から

ハンドルネームは「司祭」です。

韓国旅行番外編・正露丸のにおいから

2009年03月11日 | 韓国&中国旅行
仁川(インチョン)で夕刻地下鉄(といっても地上鉄の部分だったが)に乗っていた時、ガラガラだったのにすぐ隣に座っていた30歳位のアジョッシ(韓国では60代くらいまでの大人の男性はすべてこう呼ぶ)がいた。日本だったら離れて座るだろうな。

そのアジョッシが私にいきなり怒ったように話しかけてきた。
「アジョッシ、口のにおいが臭いよ」

そう、私は少し前に正露丸を飲んだばかりであった。韓国に行くとついつい街なかでいろいろ食べてしまうのだが、そこはいかんせん外国。やはり食あたりをすることは良くある。正露丸は必携薬だ。

その時はおなかの調子が悪かったので、私流の特効方法・正露丸舌下療法を施していた。病院で知った事なのだが、要は薬を舌の下で舐めていると即効効果があるのだ(信憑性はない)。

韓国人はあれだけニンニクのにおいをぷんぷんさせるくせに、正露丸のにおいは嫌いなのか?私はそんな事を考えたがとりあえず謝った。

「ごめんなさい、おなかの調子が悪いので正露丸(ちなみに正露丸は韓国語でも同じ漢字語)飲んだんで。」

私とそのアジョッシの間にいやな空気がただよった。すいているんだから離れりゃいいのに。

その後何がどうなったか良く覚えていない。ただ私が日本人であるという事がわかった時に、彼は少し態度を変えたように思う。20分後には、これからどこに行くのか?俺は友人とポジャンマチャで落ち合う。それだったらそこに連れて行けよ。そんな会話になっていた。

私の韓国語の実力は実はたかが知れているのだが、こういう時は不思議にすらすらと言葉が出てくるものだ。

という事で、なぜかその30分後にはソウルに戻り、3人でポジャンマチャで夕食をしていた。

    

気心が知れてくると、次に行くのは普通カラオケである。

    

韓国ではこういう時だけ、そんなに高くない料金で、やって来て一緒に歌ってくれる女性がいる。4人で歌いまくったなあ。私は何歌ったか覚えていないが、あの頃は言葉を覚えようと思っていたから、ずいぶん歌を知っていた。

歌い終わって「楽しかったよ」と別れて、それでオシマイ。なんか懐かしい出来事だ。

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