第15話「逆境に燃える男 その名はデモン」

※今後AKTOボス（魔ベゼ）のことは「デモン」「ボス」などと呼ぶことにします。
※セリフはかなりフィクションです。当時の状況を元にスパイスを加えて再構成したものです。

～裁判所前～

今日は「涅槃の子供達」首領のアルテナさんの裁判の日です。
我々AKTOも裁判所へやってきましたが・・・特にやることもないよね。
儲け話があるわけでもないし、だらだらと裁判所前で過ごしています。



そこへ、悲壮なオーラをまとった男が現れました。
彼の名はヴォルガノ[VolGano]。
「涅槃の子供達」の構成員で武人的な方です。


（比較的話やすそうだな）と、デモンが声をかけると、
なんと「単騎で特攻（ブッこ）んでアルテナを救出する」とのこと。

デモンの「無謀だ」の声にも「やるのだ」という言葉を返すのみ。

これが「逆境に燃えるタイプ（アマノジャクとも言う）」のデモンに火をつけました。



デモン「これはあれだ、逆境だ」「助太刀するぜ」

AKTO一同「(゜д゜；(゜ェ゜；)！？」

ヴォルガノ「しかし・・・」

デモン「気にすんな！」

ヴォルガノ「いや・・・」

デモン「ここで恩を売っておくのもいいんじゃないかと思っただけだ！（照れ隠し）」



ヴォルガノ「いや、貴様ら弱いじゃん？」

AKTO一同「(；゜д゜)(゜д゜；(゜ェ゜；)！？」

ヴォルガノ「しかし、今回は貴様らの力が必要だ」



ヴォルガノ「まあ、"枯れ木も山の賑わい"、か」

デモン「枯れ木は良く燃えるんだぜ」

もっちー「ネズミ一匹でも山は鳴動するものですよ」

うさぎ2号「わほーい」



ヴォルガノ「くれぐれも、邪魔だけはしないようにな！」

AKTO一同「(゜д゜(゜д゜ (゜ェ゜ )オウ！」



－こうして3人と1匹は裁判所に突入した！！－

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～裁判所法廷～

すでに裁判は結審された様子。
しかし、我々は既に無法の意思を固めた集団である。
法廷内に残る「アルテナ被害者の会」に対して宣戦を布告する。



ヴォルガノ「アルテナは力ずくでも奪い取る！」

被害者の会「なにをするきさまらー！」



戦闘開始！

ヴォルガノは武人らしく正面から突破を試みる。
その脇からデモンが被告収容室へ迫り、それをもっちーが魔法でサポート。

しかし、力及ばず！



デモンともっちーは収容室内で倒れ、ヴォルガノも法廷で打ち倒された。
（ヴォルガノさんは「涅槃弁当」をルートされるという屈辱を味わったようです）



意識を取り戻した我々は法廷から追い出されることになった。
しかし、ただで転ぶAKTOではない。
うさぎ2号（ヘビ）がステルスによって密命を果たしたようである。
「例の仕事、キッチリこなしたにょろ！」


ふふふ、ちょっぴり勝った気になったぞ！
さあ、例の決め台詞を吐いて退室だ！

せーのっ
「おぼえてろー！」

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～あとしまつ～
ヴォル・ガノさんとは言葉を交わすことなく別れましたが
デモンの熱い気持ちは伝わったことでしょう。
後先考えないで行動するところとか、似たもの同士なのかもね。


[業務連絡]
セクハラ裁判（民事）の方には関わりたくないので、
雑食うさぎさん、熊帽子の下の人、柏餅さんの当事者同士で決着してください。

よろしく！

次回 第16話「ひっこしひっこしっ（アジトの）」未定