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早大ら、LinuxとITRONを仮想化したOSの開発を開始

2006年03月16日 | 非ユビキタス
早稲田大学理工学部 中島研究室、筑波大学大学院 追川研究室、エルミック・ウェスコムは3月13日、組込みシステム向けの新しいOSアーキテクチャの開発開始を発表

マイクロカーネル上に仮想化したLinuxITRONを実装し、セキュリティと信頼性の強化を実現する.ITRONにはTOPPERSが使用される.
既に事前実験によりマイクロカーネル上のITRONが十分なリアルタイム性を保証できることは実証済み.2007年3月のプロジェクト終了後に、成果はオープンソースとして公開予定.

仮想化OSは、サーバやPCでは注目されているが、組込みでは新しい試みになる.やはり気になるのはオーバヘッドによるリアルタイム性の低下だが.


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