旅行記

私の旅行記を中心としたブログです。貧乏旅行ではないものの、無駄なコストをかけない旅行を目指しています。

台北・シンガポール・ジョホール・バンコク旅行 その7

2008-02-11 00:15:51 | Weblog




ということで、台北から地下鉄で台大医院まで行って、とりあえず二二八記念公園へ。




日本が去った後の台湾には、大陸の国民党が入ってきました。
そして、1947年2月28日、国民党による"大虐殺"が起こりました。











二二八記念公園で慰霊を済ませ、台湾総督府(現台湾総統府)へ。




「台湾加入連合国」
「UN for TAIWAN」







周囲は軍用車両で警戒。




何やら兵士が整列しています。










国旗の降納式でした。







毎日やってるのでしょうか?




それにしても素晴らしい建築物です。




さてどうするか?
烏来に行く予定だったので、何も考えてません。
せっかくの台湾なんだから、何か美味しいものを・・・
ということで鼎泰豊へ。
総督府前からタクシーに乗りましたが、さすがにタクシーの運転手は
「Dintaifung(鼎泰豊)」ですぐにわかってくれました。

店の入り口は、日本語ガイドに連れられた日本人でいっぱい。




入り口の女性に一人だと伝えると、すぐに入れるよう。
小籠包を作る様子を横目に上の階へ。




とりあえず生ビール。
どうやら、周りはすべて日本人の団体。
大阪弁が飛び交ってます。
ていうか、少なくともこのフロアの店員さんは全員流暢な日本語を話します。




小籠包の食べ方が日本語で細かく解説してあります。
ちなみに、これを見ていると、店員の女性が飛んできて、すぐに「日本語で」説明
してくれましたw




で、お目当ての小籠包。
一人だったためか、半分の量にできますが、と言われたのでそうしてみましたが、
これは半分にしないほうが良かったですね。
5個では寂しい・・・
でも、これは本当に美味しい。
さすがは台湾の鼎泰豊です。








まあ、やっぱり、小籠包のお店ですね。
今度行くときは、小籠包をたくさん頼もうと思いました。




もうホテルに戻るだけですが、ちょっと散歩を。
台湾民主記念塔。







総督府




そして、台北から新幹線で桃園へ。
行きのタクシーの運転手さんに言われたように、
バスで桃園まで行くのが便利なようですが、その乗り場もわからないし、
せっかくなので、また新幹線で戻ります。




ビューンwと桃園へ。




さて、ここからどうするか?
タクシーに乗れば約NT300。
でも、バスもあるはず。
できればローカルバスにも乗ってみたい。

ということで、バス乗り場にいたバスの運転手さんに、
桃園大飯店(ホリデーホテル)のメモ用紙を見せて、ここに行くか?
と聞くと、「×○△・・没有」と。
「没有」だけわかりますw
で、書いてくれたのがこれ。
このバスで「統領百貨」まで行って、そこで乗り換えのよう。




わかるかな~?と思いながらも、そのバスに乗って、統領百貨へ。
NT40。
統領百貨の停留所へ着くと、その運転手さんはわざわざ降りて、
バス停のプレートを示しながら、どれに乗ればいいか説明してくれました。

台湾の人は本当にいい人が多いです。

統領百貨からは別のバスに乗り換えて、NT20でホテルへ。




明日はいよいよ日本に帰国です。
ビールを飲んでおやすみなさい。





そして、翌朝。
6:30のバスでホテルを後に。








15分ほどで台湾桃園国際空港到着。

チェックイン。

ところが、ここでとんでもないことを言われます。
「この航空券には台湾の空港税が切り込まれていないので、それを払わないといけない」と。
???

チャイナエアを利用してのトランジットで、チャイナエアが手配したトランジット
ホテルに宿泊した場合には、台湾に入国しても、空港税はかからないはず。

もちろん、その旨主張しました。

しかし、カウンター(それもFのチェックインカウンター)の女性は、
「そんなの関係ない」と。

往路も同じようにトランジットで入国したけど、その際には
空港税はとられていないと説明すると、「1回分は航空券に切り込まれている」と。

そう明確に言われてしまうと、もしかしてそうなのかな?と半信半疑に。

そして、「エクセスフィー支払いカウンターで空港税を払ってこい」と。

さすがにエクセスフィーのカウンターの人なら、ルールがわかるだろうと思って、
そのカウンターで再度説明するものの、「払わないといけない」と。


ここでも同じように言われると、もうどうにもなりません。
自分の思い込みだったのかな?と思って、仕方なくNT300の空港税を支払い、チェックイン。




何となくいや~な気分でダイナスティーラウンジへ。










気を取り直してヌードルバーへ。




ここで、再度、Eチケットレシートを見直してみましたが、
やはり、往路での空港税は切り込まれていません。
少なくとも、カウンターの女性の、「1回分は航空券に切り込まれている」
というのは嘘です。

日本に帰ってから、もう一度ルールを確認することにして、




おみやげを買って、搭乗ゲートへ。




機材は、また、737-800。
Cは8席だけです。
チェックインの際に、隣が空いてる席があればそこがいいと言ったところ、
このフライトはCはがらがらだから、機内で好きな席に移ればいい、と。
往路のときのように、快適な空間を想像して・・




日本旅行を前に楽しそうな台湾人を横目に、一番に搭乗。




予想通りCは一人だけで、余裕でウエルカムドリンク(りんごジュース)を
飲んでいたのですが、ドアクローズ直前に、一気に7人がCにやってきて
Cは満席に・・・

当日の、私がチェックインをしたよりも後になって、突然Cに予約を入れるなんて、
それも台北→千歳なんていう観光路線に。
さすがにそれはないだろ。
これはいったい・・・

インボラ?
チャイナエア関係者?
エバーがOB?

今日はなんだか、ついてませんorz

もっとも、隣の席の台湾人の女性(子供連れの母親)は、流暢な英語を話し、
さらに、札幌のホテルの予約記録は「じゃらん」(日本語)。

英語は会話もでき、日本語も読むことはできるよう。
日本にも何度も来ていて、子供たちは、雪を見るのが初めてなので、
とても楽しみにしてるんだ、と。

Yokoso! JAPAN
ようこそ!札幌へ!






ということで新千歳空港到着。




入国審査場へ。
ところが、入国審査場は狭く、少し前に到着したエバーの乗客であふれています。
日本人には専用の審査ブースが1つ用意されていてすぐに通れたのですが、
せっかく日本に来てくれた人たちを、大行列に並ばせるとは・・・
国際線の新ターミナルができるまではどうしようもないですね。

入国審査を経てバッゲージクレームへ。

ここで再び衝撃の光景が・・・
カルーセル(ターンテーブル)が1つしかないのです。
このため、エバーの777で到着した乗客のすべての荷物が出てから、
その後でチャイナの乗客の荷物が出るのです。

もう待つしかありませんorz

カルーセルから少し離れた場所で待っていると、麻薬探知犬登場。
そして、なんと、税関の人に「麻薬探知犬の訓練に協力いただけませんか?」と。

内容を詳しく書くことは自粛しますが、要は、私から麻薬を発見させる
という訓練です。
もちろん、周りにいる人は、これが訓練だなんて夢にも思っていません。

探知犬が私の周りを歩き回ります。
しかし、なかなか気づきませんw
そして、ついに発見!
私の横でお座りをしました。
そして、見つけたご褒美の骨?をもらい終了。

周りの人たちは、私が麻薬を密輸しようとして摘発されたと思っています。
張り詰めた空気が漂う中、税関の人が笑顔で私に「ありがとうございました!」と。

その瞬間、周りからは「なんだ(笑)」「訓練かよ(笑)」といった声が。

当たり前だろ。
タバコも吸わないのに、麻薬なんかやるかよw


そうこうしてると、やっとエバーの荷物がすべて終了し、いよいよチャイナ。
一番に出てきました。

すぐに税関へ。

税関 「今日はどちらからですか?」
私 「台北です」
税関 (パスポートを見ながら)「タイにも行かれたんですか?」
私 「台湾→シンガポール→マレーシア→シンガポール→タイ→台湾です」

その後、荷物を開けさせられ、
もちろん何もないわけですが、

税関 「泊まるのは、やはりゲストハウスみたいなところに?」

・・・・・・

どこをどう見たらそういう風に見えるかな?w
バックパッカーはリモワなんか持ちませんよ。
それに、Cで帰国しないでしょ。


反応を見るためにあえて言ってるのならたいしたもんですが、
素でそう思ったのなら、かなりヤバイかも。





ということで無事帰国。




快速エアポートで帰宅。


帰宅後、チャイナエアに電話をして、空港税の件を確認しましたが、
やはり台北での徴収は間違いだったということで、返金してもらうことになりました。
ちなみに、バンコクでの搭乗手続きで台北から先の搭乗券を出さなかった
のが間違いで、悪いのはバンコクの空港の人だとの説明でしたが、
東京のチャイナエアに説明したのと同じように、全て台北で説明したにもかかわらず
払うのを強要されたわけで、私は台北の空港の人に問題があると思います。
1回分の空港税は切り込まれてるなんていう大嘘もつかれたことだし。

まあ、総合的にはチャイナエアは非常に良かったです。

ということで、お疲れ様。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台北・シンガポール・ジョホール・バンコク旅行 その6

2008-02-08 18:00:08 | Weblog




朝です。
残念ながら、今日はもう帰らなくてはいけません。

まずはorchid Cafeで朝食。




やっぱり美味しい。




フルーツも豊富。




ホテルをチェックアウト後、
メータータクシーでスワンナプームへ。

帰りも台北経由チャイナエアラインです。




出国審査は大行列。

出国後、ダイナスティーラウンジをのぞいてみましたが、
ちゃんとヌードルバーがありました。
時間が無かったので食べられませんでしたが。。。




搭乗ゲートへ。








台北までは747-400。




2階席最前列。
隣は空席!




ウェルカムドリンク(りんごジュース)。




ミール。




タイ風の味付けの魚。
なかなか美味しい。












機内オーディオには懐かしい美里様の曲も。




「東海」と表示されていて、一瞬びっくりしましたが、
東シナ海のことを台湾では「東海」と表記したり、「東中国海」と表記するようです。
他の画面で「東中国海」とも表記されてました。




ということで、快適なフライトで台北桃園国際空港到着。
トランジットカウンターで、予約していたトランジットホテルの手続。




台湾入国。




今回は、チャイナエアのトランジットホテル2箇所のうちの
桃園大飯店(ホリデーホテル)のほうにしました。




送迎バスでホテルへ。

























なんというか、信じられないぐらいボロボロ。
レトロとか言うよりも、とにかくボロイ。
いくら桃園の市街地だとは言っても、このホテルはひどすぎ。

チャイナエアはFの乗り継ぎの人でもこんなところに泊めるんでしょうか?

これなら、山の中でもミラマーゴルフカントリーのほうがいいですね。




窓の外は、まあ、こんな感じ。



ボロイことは十分わかっていて、あえてこのホテルを選んだのは、
今日は単なるトランジットではなく、行くところがあるからです。

台湾に行きたかった理由の一つは台湾新幹線(台湾高鐵)に乗ることで、
もう一つは、烏来にある高砂義勇隊慰霊碑に慰霊に行くことです。
ということで、荷物を置いたらすぐ出発です。


ホテル前のバス停から、高鐵の桃園駅までバスが出てるはずなんですが、
すでに15:30。
今から急いで桃園駅まで出て、新幹線に乗って台北に出て、そこから地下鉄と
バスで烏来に行っても17時すぎになるはず。
とにかく急がないといけません。

ということで、ホテルそばでタクシーに。

高鐵のパンフレットを示して、桃園駅までと言うのですが、
なぜか発進せずに中国語?台湾語?で何かを言ってます。
もちろん、まったく理解できません。

すると、その運転手は、紙に桃園と台北らしき点を書き、
そこを楕円で結んで、

⊂二二二二二二二⊃

「ビューン」と。

ビューン???? ビューン???


まさか、
⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン


なわけないかw

「バス」という単語はなんとか聞き取れたんですが、お互い意思疎通が
できないということで諦めて、桃園駅へ。

で、走り出してやっと理解できました。

桃園市街と高鐵の桃園駅とはかなり離れてるんです。
高鐵の桃園駅は桃園国際空港のそばにあって、桃園市じゃないんです。

運転手さんの言いたかったのは、「台北に行くのに、わざわざ高鐵の桃園駅まで
出て、そこから新幹線でビューンと行くよりも、桃園からバスで行ったほうが
安いよ」ということだったようです。

いや、なんて親切な人。
さすが台湾人。




そんなこんなで、約NT300で高鐵桃園駅到着。

しかし、すでに16:00。
さすがに、烏来は無理。
とは言っても、とりあえず台北に出てみます。





この券売機、お釣りが全部硬貨で出ます。
知らずにNT1000札を入れて・・orz













予算の都合で自由席ですw
台北までNT120。




キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!














車内販売













トイレ







板橋を経て










ビューン、とあっという間に台北到着。
すべて日本の新幹線と同じですね。
時間も正確。









<つづく>


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする