旅行記

私の旅行記を中心としたブログです。貧乏旅行ではないものの、無駄なコストをかけない旅行を目指しています。

小籠包を食べに上海へ その3

2009-10-21 18:40:21 | Weblog




ということで、黄浦江西岸の外灘にやってきました。




旧香港上海(匯豊)銀行上海支店




旧大北電報局

左奥は、宿泊先のwestin外灘センター。




旧江海関


不思議な光景です。
黄浦江を挟んで西岸の外灘地区は、共同祖界時代の荘厳な建造物がそのままの形で
残されていて、




他方、対岸の浦東地区は、このような近代的、いや、近未来的な建造物が
並んでいます。




とりあえずホテルに戻ろうかと、下へ降りてみると、
ん?誰??毛沢東???

陳毅(初代上海市長)でした。
この人も、文革の犠牲者ですね。




ホテルに戻るつもりで、何となく地下道に入ってみると、




どうやら、対岸の浦東へつながるトンネル(外灘観光トンネル)があって、
トラムに乗って浦東に出られるようです。




で、乗り場まで行ってみると、何と片道40元(往復50元)。

悩みましたが、ここまで来て引き返すのもなんなので、40元で片道を買ってみました。




こんなトラムに乗って、




何がしたいのかさっぱりわからないイルミネーションの中を、ゆっくり進みます。




数分で浦東側の駅に到着。

えっ? これで40元もとるの???

これは本当に無駄です、無意味です。
対岸に渡るのなら地下鉄に乗ればいいだけで、こんな子供だまし以下の乗り物に
40元も払うのは、本当にアホらしいです。




気を取り直して、浦東を歩いてみます。

東方明珠塔




どこもかしこも工事中。




上海万博までに、こんな風にするようです。


おそらく、多くの観光客は、森ビルが建てた上海環球金融中心(上海ヒルズ)に登って、
『世界最高層展望台』から上海の街を眺めたりするんだと思いますが(入場料150元)、
予算の都合で、今回は遠慮することにしました。




ショッピングセンターの入り口には、上海万博のマスコット「海宝(ハイバオ)」。




中へ入ると、ベンツが展示されてます。
金融危機も富裕層には無関係みたいです。




ホテルへ帰るために地下鉄の駅へ。
もちろん、帰りは、あんな子供だまし以下のトラムには乗りませんw




地下へとつながる階段の両サイドは物売りで埋め尽くされていて、すごい状態です。

こういう人たちも、万博前には"下放"させられるのでしょうか。




地下鉄2号線で南京東路へ。




南京東路の駅ビルの味千ラーメンには、なぜかチョゴリの人w




不思議な乗り物。




ユニクロも大盛況。




歩いて10分ほどでホテルへ。
地下鉄の駅からはちょっと遠いです。




ホテルに戻ると、ちょうどハッピーアワーの時間だったので、
さっそくクラブラウンジへ。




広くて綺麗なラウンジで、食べ物もいろいろあります。
なかなかいいラウンジです。

で、一番びっくりしたのが、この写真の真ん中に写っているマグロの刺身です。

たまに、ウニやイクラを使ったオードブル的なものは見ますが、ラウンジに刺身そのものが
あるのは、初めての体験です。

たぶん、メバチマグロの冷凍物だと思いますが、これには感動しました。




特に日本人がたくさん泊まるホテルというわけでもないし、
ラウンジで日本人は一人も見かけなかったので、
これは中国人向けなんだと思います。
テレビでは、マグロの刺身を食べる上海の人の様子をみますが、
実際に、これほどまでに中国人が刺身、それもマグロを食べるようになっている
とは、驚きです。


このペースで中国人がマグロを食べだすと、マグロが絶滅してしまう・・・

中国人にマグロの味を覚えさせてはいけない・・・


と思って、
とりあえず、このラウンジのマグロは、一人でたくさんいただきましたw




で、マグロ以外にもいろいろあって、結構お腹もふくれてきた頃に、
ラウンジのスタッフの人が、笑顔でこんなハンバーガーを持ってきてくれました。

予定では、もう1軒ぐらい小籠包の店に行くつもりだったのですが、
さすがに無理ですね。




検閲されていない新聞を読みながら、




ワインを、

なかなか極楽です。




小籠包を食べに行くのはやめましたが、明日は帰国なので、お茶とかを買いに行きます。
フロントで、近くにスーパーマーケットがないか聞くと、この近くには
ないのでタクシーで行ったらいい、と。

正大広場のLotus Supermarketを紹介されました。

これ、昼間に行ったところのような気が・・




やはりそうでした。




この時間でも、たくさんの人です。
ちなみに、このモールはタイ資本のようです。








で、お茶とかビールとか大量に購入しました。
手前のは紅牛(RedBull)です。
最近、日本でも売り出しましたが、同じですね。
元々はタイで開発され、オーストリアの会社が改良したエナジードリンクです。
実はリポビタンDに"インスパイア"されたようですがw




帰りは地下鉄で。




もう慣れたものです。




ホテルへ戻ってきました。




ここのクラブラウンジは、ハッピーアワー以外の時間帯でもビールが飲めるので、
もう一度ラウンジへ。

で、ラウンジ前まで行って、びっくり。
ラウンジ入り口で、若い中国人男性5~6人が殴り合いをしています。

これぞまさに、激流中国。


非常に気になりますが、気にしない振りをして、ラウンジ内へ。

すると、スタッフの人は、何も起きてないかのように飲み物を聞きに来ます。

いや、そこで殴り合いが・・・


しばらく経って、彼らは、何事もなかったかのように、
ラウンジからビールを10本ぐらい持ち出して部屋へ帰って行きました。


いったい何だったのか。

中国では、これがごく普通の日常の姿なのか。

中国は奥が深いですw




ということで、部屋に戻って、風呂に入って寝ます。
おやすみなさい。


<つづく>


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2 コメント

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私も行って来ました。 (kzhk)
2009-12-17 22:40:31
私も上海に行ってきました。リニアは昼間だったので430km/h出ました。怪しい振動ありました(w
翌日は上海-杭州を新幹線で往復しましたが、往復ともカナダ製で似非中国製には乗れませんでしたが…
地下鉄駅の入り口では公安数人に囲まれて女性の大捕物が行われてて激流中国実感!

ホテルの上級会員にはなれる身分ではないのですが、クラブフロア使えるホテルの安い予約で宿泊し、ハッピーアワーで満足して帰って来ました。
3日間共ガスってて、霧なのか大気汚染なのか判断がつかない滞在でした(w

今後も旅行記参考にさせて頂きます。
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リニアおめでとうございます (ua1k)
2009-12-22 19:09:08
リニアは幸運でしたね。
せっかく浦東に行ってリニアに乗って、新幹線並じゃつまらなですからね。

ホテルの上級会員は、結構いいですよ。
航空会社の上級会員よりも、お得感があると思います。
SPGの場合だと、年間で25滞在ですが、ここのところ年末にダブルステイカウントのキャンペーンがあったりして、意外に容易にプラチナ維持ができてます。
もっとも、私の場合、近所にシェラトン札幌があるので、これに助けられてる部分が大きいですが。
シェラトン札幌様々ですw
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