ばちかぶり季記 人生いきあたりばったり

なんとかなるもんよ。・・・・・・たぶんね。

建築的嗜好。ミヤリサン製薬本社ビル。

2016年09月21日 | しゅみ
先日の憩室炎で整腸剤として処方された薬が、ミヤBM。
毎月実家通いをしていたころに通っていた長野の胃腸科病院では
胃の薬とともに必ずこれも処方されていた。懐かしい。
胃酸にも抗生物質にも負けずに腸に届いて善玉菌となる酪酸菌である。

その処方薬ミヤBM。一般薬としての名称はミヤリサン。
それに気付いたのは先日主治医と話していた時だ。
『ああっ ミヤBMはミヤリサンでしたか!!!!』
一般整腸剤を買うことがなく、迂闊なことに今まで気付かなかった。

それがどうした、と言いたいだろう。
そこで冒頭の画像を見よ。
ミヤリサン製薬の本社ビルである。場所は東京都北区上中里。
武蔵野台地の端に立つ。北側の崖下にはJR各線が走っている。
冒頭画像はwikipediaからの借り物だが、新幹線車中からの撮影とある。
上り列車なら進行方向右側。

形状記憶力に欠ける私でも覚えられる、『腸にミヤリサン』という大きな広告。
終点にもうじき着く、というランドマーク的な記憶。
それ以外に私はこの建物がとても気に入っていた。
理由は自覚しないまま気に入っていた。

ある時、「なんでだろ。」と考えた。
この建物、少なくとも3階4階は隔壁がないワンフロアらしい。
背後に背が高い建物もないらしい。
それにより、昼間なら手前の窓の中に反対側の窓の向こうの空が見える。
私が気に入っているのは、どうやらその点らしい。

では、なぜそんな「窓の中に建物の向こうの空が見える」のが好きなのか。
この疑問に関する自己分析は難航した。
昔の学校の校舎? いや必ず廊下があるからよほど条件が揃わないとこうならない。
ワンフロアなら体育館? 窓は高い場所にしかないよね。
もっと奥行きの狭い建物でワンフロア・・・・・・・

ひとつ思いついた。
高架上とか橋の上とか高い場所を走る客車。
乗客で満員でない限り、離れた場所から見れば車体の向こう側の風景は見える。

なんだ、結局は鉄オタ趣味の派生だったのか。
どうなのかな。 まあ、保留にしておこう。
 
 
参考:
ミヤリサン製薬 http://www.miyarisan.com/
wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/ミヤリサン製薬
ミヤBM錠・細粒の効果と副作用 http://druginformation-clinic.com/butyricacid-effect/

創業者(菌の発見者)の宮入博士って長野県埴科郡五加村(現千曲市)生まれだったのね。
知らなかったわあ。
それからストリートビューで見たらこの本社ビル、反対側の正面から見ると3階建なのね。
へええ。

・・・小人閑居して、埒もない自己分析をする。









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