幼少より活字中毒の私が近年、本を買わなくなった。
バブル期のなにが懐かしいって、ちょっと面白そうな本は全部買えたこと。
今は財政上の問題からそうはいかないが、それ以前にこの僻地には本屋がない。
今はいくらでもネットで本は買えるけど、どうもね、現物を手にとってみないと買う気にならない。
新聞書評で気になってた本も現物を見たら「ああ、ネットで買わなくてよかった。」ということもあるし。
家に蔵書はいやっというほどあるから、何か読みたくなったときにも困らないし。
ベストセラー作には興味ない。あ、「武士の家計簿」(新潮新書) は映画化以前に買ってるな(笑)。
好きな作家の新作やコミックスはネットで買うけど、寡作な作家ばかりでね(^^A;。
実家に行ったついでに近所の古本チェーン店にしばしば立ち寄るが、
マイナージャンルの在庫は動きが少なくてつまらない。
かといって、うかつに大きな書店に足を踏みいれると財布が困ることになる。
たとえば、↓ 昨年秋にうっかり一目ぼれして買った本。
図説 中世ヨーロッパ武器・防具・戦術百科。 4410円なり(泣)。
中世マニア以外にゲーマーにもおなじみの武器防具がたんまり載っている。
槍だのランスだのメイス(鎚矛)だの戦斧だの。
「戦術百科」とあるから、戦術マニアは楔型陣とか鶴翼の陣とか言い出すかもしれない。
だけど、中世ヨーロッパの戦争はごく一部を除いて、出たとこ勝負・運まかせのいきあたりばったりだったそうな(笑)。
騎士たちは個人の功名を上げることにしか興味がなく、“無謀”イコール“勇壮”な時代。
一応は戦術があっても、イザとなれば勝手にウォーーー!!と突っ込んじゃう。
歩兵はむりやり駆り出された農民だから無事に家に帰るのが唯一の望み。
・・・いやはや。
へぇ~~初耳、と思った事。
頭部をすっぽり覆う樽型大兜は閉所恐怖症になるわ酸素不足になるわで、
進化して蝶番で可動する面頬ができた。
これだと自分の顔を見せて敵方ではないことも証明できる。
その手の動きが、現在も軍や警察に残る「敬礼」である、と。 おお~~なるほど!!
↓ こんなの、ね。
この手の図説本は文章と図が連携していないことが多い。
文章の中のよくわからない用語をあちこちめくって図の中から探し出す。
同じようなのが、大昔に大学の服飾史講義で買わされた(?)本。
↓ 画像・左の「モードの歴史」。
あれから30年。絵画や映画の衣装から年代を当てるのに時々使っている(笑)。
413ページの大著。昭和54年発行、定価 2300円。
その後再版されなかったらしく古書では高値がついているね。
上に乗ってるのは、今手軽に買えるマールカラー文庫。税抜き 291円。
騎士や兵士、一般庶民の服も載っているのが長所。
西洋服飾史の難点は、英語・フランス語・イタリア語で用語が変わること。
ヘニン? ああ、エナンね。プールポワンとジュストコールは違うのか?など。
中身を見たい方のためにページを開いてみせよう。
↓ 上が「中世ヨーロッパ武器・防具・戦術百科」。下が「モードの歴史」。
バブル期のなにが懐かしいって、ちょっと面白そうな本は全部買えたこと。
今は財政上の問題からそうはいかないが、それ以前にこの僻地には本屋がない。
今はいくらでもネットで本は買えるけど、どうもね、現物を手にとってみないと買う気にならない。
新聞書評で気になってた本も現物を見たら「ああ、ネットで買わなくてよかった。」ということもあるし。
家に蔵書はいやっというほどあるから、何か読みたくなったときにも困らないし。
ベストセラー作には興味ない。あ、「武士の家計簿」(新潮新書) は映画化以前に買ってるな(笑)。
好きな作家の新作やコミックスはネットで買うけど、寡作な作家ばかりでね(^^A;。
実家に行ったついでに近所の古本チェーン店にしばしば立ち寄るが、
マイナージャンルの在庫は動きが少なくてつまらない。
かといって、うかつに大きな書店に足を踏みいれると財布が困ることになる。
たとえば、↓ 昨年秋にうっかり一目ぼれして買った本。
図説 中世ヨーロッパ武器・防具・戦術百科。 4410円なり(泣)。
中世マニア以外にゲーマーにもおなじみの武器防具がたんまり載っている。
槍だのランスだのメイス(鎚矛)だの戦斧だの。
「戦術百科」とあるから、戦術マニアは楔型陣とか鶴翼の陣とか言い出すかもしれない。
だけど、中世ヨーロッパの戦争はごく一部を除いて、出たとこ勝負・運まかせのいきあたりばったりだったそうな(笑)。
騎士たちは個人の功名を上げることにしか興味がなく、“無謀”イコール“勇壮”な時代。
一応は戦術があっても、イザとなれば勝手にウォーーー!!と突っ込んじゃう。
歩兵はむりやり駆り出された農民だから無事に家に帰るのが唯一の望み。
・・・いやはや。
へぇ~~初耳、と思った事。
頭部をすっぽり覆う樽型大兜は閉所恐怖症になるわ酸素不足になるわで、
進化して蝶番で可動する面頬ができた。
これだと自分の顔を見せて敵方ではないことも証明できる。
その手の動きが、現在も軍や警察に残る「敬礼」である、と。 おお~~なるほど!!
↓ こんなの、ね。
この手の図説本は文章と図が連携していないことが多い。
文章の中のよくわからない用語をあちこちめくって図の中から探し出す。
同じようなのが、大昔に大学の服飾史講義で買わされた(?)本。
↓ 画像・左の「モードの歴史」。
あれから30年。絵画や映画の衣装から年代を当てるのに時々使っている(笑)。
413ページの大著。昭和54年発行、定価 2300円。
その後再版されなかったらしく古書では高値がついているね。
上に乗ってるのは、今手軽に買えるマールカラー文庫。税抜き 291円。
騎士や兵士、一般庶民の服も載っているのが長所。
西洋服飾史の難点は、英語・フランス語・イタリア語で用語が変わること。
ヘニン? ああ、エナンね。プールポワンとジュストコールは違うのか?など。
中身を見たい方のためにページを開いてみせよう。
↓ 上が「中世ヨーロッパ武器・防具・戦術百科」。下が「モードの歴史」。
「図説 中世ヨーロッパ武器・防具・戦術百科」
読みたい!
敬礼はそういうルーツだったのですかあ。
平安堂で買いました。amazonでも買えます。
敬礼ね、Wikiでも
“鎧を装着した騎士が、王族や貴族に拝謁する際、鉄兜の目の保護具である鎧戸を持ち上げるその仕草が端緒とされる。”
ってあるけど、やっぱり戦場で「スパイじゃないよ。」ってのが最初だと思うわけです(^^A;。
なるほど。。。。
「敬礼=オレオレ礼」説に1票。
清き一票ありがとうございます♪♪