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U設計室 web diary

建築つれづれ日記

シンタイハップ

2007-05-14 | Essay
電車の座席に座って、居眠りをしていたときのこと。
電車が揺れてふっと目覚め顔を上げると
前に座っている女性と目があってビックリしました。
思わず見間違いかと思って、目をこすってしまったほどです。

20代前半とおぼしき、色白のおとなしそうな顔立ちの女性ですが
耳、鼻、くちびる、そしてなんと
「ほっぺた!」にも
ピアスをしているのです!!
可愛らしい顔しているのに、何だか痛々しいなあと思っていましたが
ふっと、義父から昔聞いた一文を思い出しました。

「身体髪膚(シンタイハップ)これを父母に受く、
あえてキショウせざるは孝のはじめなり」

もし万一息子や娘がピアスの穴をあけたいと言ったら
この一文を言うつもりです。
でもあまり効果ないだろうなあ。
だって、義父の一言にもかかわらず
大学時代に耳たぶにピアスの穴をあけたのは義父の娘
つまり、うちのカミさんだものなあ。

でも耳たぶは許容範囲ですが
さすがに鼻や唇、ほっぺは許せません!

あの娘、いったいどうしちゃったんだろう・・

着物

2007-01-15 | Essay
先日JRに乗って目白の現場に行くときの出来事。
席が空いていたので座ったら
右隣の席に座ってきたのは着物姿の女性。
着物の女性っていいなあと思っていたら
しばらくするとなんと左隣にも着物の女性が座ってきました。
この二人の女性は全く知らない方のようです。
着物姿の女性に挟まれるて座るというのは
正月早々縁起がいいようで、ちょっとうれしいような気分!!

と、思っていたら
新宿駅から4名のこれまた着物姿の女性群が乗り込んできて
私の前に立たれました。
左右、前と着物姿の女性たちに囲まれてとても不思議な気分。
みなそれぞれお茶会にでも行くところなのでしょうか?

そういえば、新年早々見た夢にお茶室がでてきたような・・・
これってお茶室の設計を頼まれる予兆かも!!

ということでお茶室の設計もU設計室にご依頼下さい(笑)


建築家の人生

2004-11-15 | Essay
随分昔に
建築家の秋山東一さんから教えてもらった
建築家の人生という図です。
秋山さんの知り合いの
アルゼンチンかどこか
外国人の建築家が言ったことだそうです。
縦軸が年齢軸で
事務所に勤め始めはworkばかり
それが、年代が上がるにつれて
研究活動や社会的な活動も増えてきて
上がりは「レジャー一色」という優雅な生活。
でも勤勉な日本人の私としては
上がりのレジャー一色の人生というのは耐えられないかも・・
workとstudy、public relation、leisureの四つが
いい案分になっているのが私としては理想ですね。

といっても未だこの表で行くと
真ん中よりずっと下のような状態です。
leisureがとても少ない。
一区切りついたら
遊びにいっちゃおうかなあ!!

厄よけの大蛇

2004-10-29 | Essay
自転車に乗って、世田谷・奥沢の
計画敷地を見てきました。
事務所から近いと
自転車で行けるので
とてもいいです。
途中、奥沢神社の前を通り過ぎ
びっくりしました。
話では聞いていたけれど
まじまじと見るのはこれが初めてです。
奥沢神社の鳥居にまきつく大蛇のしめなわです。

江戸時代、疫病で苦しむ奥沢村。
その名主の夢に出てきたのは
大蛇をつくって村中を練り歩けば
疫病はおさまるという夢のお告げ。
早速、村中総出で新藁で大蛇をつくり
村中を練り歩いたところ
お告げの通り、疫病はおさまり
平和な村が戻ってきた。
そして、その行事が今も引き継がれているのです。

毎年9月にお祭りがあり
そのたびに新しく藁で大蛇をつくって、練り歩き
その大蛇は本殿に安置して
それと交代に
前の年の安置されていた大蛇を
鳥居に巻き付けるのだそうです。
来年は忘れずに見物に行きたいものです。

それにしてもこの大蛇、
獅子舞の獅子のような
結構愛嬌のある顔をしています。

そうだ
どこかで見た顔と思ったら
映画「ネバーエンデイングストーリー」
に出てきた龍のファルコンに
そっくりなんですね!

やかん

2004-09-09 | Essay
6日(月)付けでスタッフの一人が退職しました。
その日、「お世話になったので」と
包装紙に包まれた品物を
手渡されました。
「お菓子?」と聞くと
「出来たら事務所で使ってください」とのこと。
彼女に了解の上、包み紙を開けると
でてきたのは柳宗理デザインのステンレス製の
「やかん」でした。

以前、彼女がやかんを空だきしてしまったことがあり、
やかんが真っ黒になってしまったことがありました。
そのやかんは彼女が磨いてきれいになり、
今でも使っているのですが
結構気にしていたんですね・・

いいとこありますね。


台風一過

2004-08-31 | Essay
今回の台風は
とても強力な台風でした。
日本海側を通っているというのに
台風の中心から
かなり離れたこの東京でも
瞬間風速30mをこえる強風がふきました。
時速に直すと
100キロを超えるものすごい強風です。

深夜、東の窓を叩く雨音で目が覚めました。
雨がやんだ後は、
音を立てながら吹き荒れる強風。
現場はしっかり養生をしてくれているから安心ですが、
事務所の簾を取り込んでくるのを忘れていました。
強風で吹き飛ばされて、
人に怪我でもさせたら一大事です。
ちょっと心配です。

今朝は雨も上がっていたので
自転車で事務所に向かいました。
途中の公園では
桜の大木が根元から折れるように倒れていました。
世田谷銘木100選に選ばれている桜の大木です。
通る人々が皆「あーあ」とため息をついています。
ホントに凄い風だったものなあ。

事務所の簾は予想通りしっかり吹き飛ばされて
スタッフによると、
バラバラになって前の道に落ちていたそうです。
誰にも怪我をさせなくてホントによかったです。

利き目

2004-08-26 | Essay
腕に「利き腕」があるように
目にも「利き目」があることを
先日眼鏡屋さんに行って
初めて知りました。

自分の利き目を知るのは簡単です。
直径2センチくらいの穴のあいた紙を
肘を伸ばした状態で両手で持ち、対象物を見ます。
その穴からみえる物は片目をつぶって見ると
どちらかの目では見えません。
見える方が利き目というわけです。
ね、ちょっと驚きでしょう?
常に両目で見ているとばかり思っていたので
この話を聞いたときはホントびっくりしました。

検眼の時教えてくれるようなので
眼鏡をかけている人は知っている人が多いようです。
でもまさか、
知らなかったのは私だけではないですよね!


湘南モノレール

2004-07-21 | Essay
先日敷地調査で初めて
湘南モノレールに乗りました。
大船~湘南江の島間
全8駅を走るモノレールです。
軌道の上を走るモノレールが主流になっている中で
このモノレールは珍しく
上からぶら下がっている懸垂型のモノレールです。

昭和45年営業開始ということで
車内もちょっと歴史を感じます。
懸垂型のせいなのか
このモノレールかなりがたがたと揺れます。
そして鎌倉の木々の間を蛇行しながら走るので
ちょっと遊園地気分を味わえます。
モノレールにしてはスピードもあって
特に西鎌倉から湘南深沢間は
高低差もありトンネルもあって
風切り音をあげながら
結構なスピードでトンネルの中を突き抜ける感じは
まさしく
昔のジェットコースターの感じです。
初乗り170円
全区間を乗ると300円とちょっと割高ですが
ジェットコースター気分を味わえると思えば
安い?かもしれません。

ちょっと楽しめましたよ!

蛇だあ!

2004-07-02 | Essay
いつもは事務所まで
自転車に乗って
片道30分ほどの距離を
自転車通勤しています。
この日は夜、外で打ち合わせがあるので
自転車はやめてバスに乗って行くことにしました。
それで、家の近くの公園の脇の歩道を歩いていると
その歩道に蛇がいました!
大きい蛇です。青っぽい色をしています。

びっくりしたなあ、もう!

弱冷房車

2004-06-22 | Essay
先日乗っていたJR山手線が突然止まってしまいました。
アナウンスによると、前の電車で気分の悪い人がでたので
緊急停車しますとのこと。
そのアナウンスを聞いて
以前設備設計者から聞いた話を思い出しました。
その設計者曰く「弱冷房車ほどナンセンスなものはない。
あんな所にいたら気分が悪くなってしまうよ」

弱冷房、つまり温度を上げることで
電車内の湿度は上がってしまう。
湿気のあるなま暖かい風に当たり
ましてや満員で窓も開いていないという状態なら
気持ちが悪くなって当たり前というのです。

確かに弱冷房車は何だかムッとしていて
気持ちが悪いですね。
JRもよかれと思ってやっているのでしょうが
逆に仇になってしまったわけです。
電車に乗るときは僕も弱冷房車に乗らないようにしています。
でも、冷房の効きすぎる強冷房の電車もたまにあります。
いったい何度に設定しているんだろう?