日々是後悔也 ver.3.60

備忘録代わりのちょっとした旅行記と書き物

もっと特別な。(その1

2016-03-26 17:15:22 | Weblog
まあ、個人的に新幹線は興味の対象外なので別にいいです。早く行きたきゃ飛行機でいいんじゃね?と思う@なかのひとですがいかがお過ごしでしょうか。
新幹線と飛行機、どっちが好き?と聞かれると、たぶん飛行機、と答えるでしょうね。
個人的意見ですが、それぐらい新幹線は中途半端な位置にあります。ゼロと100の頃は好きだったんですがね。





さて、われわれ撮り鉄にとってダイヤ改正を迎える事になりました。
まあ今回1番の関心事は完全なる寝台車の廃止ですわね。北斗星トワイライトは撮りに行くことができましたがカシオペアだけはついに見ることはかなわず。
これは四季島ができるまでにまた考えましょう。



こんな中、3連休の3/19,20,21で最期のトワイライトによるクルーズトレインが実施されました。
この週の中ごろにO氏から「撮りに行くけど来ない?」といつもの(笑)お誘いが。
「ええー。山陰の端っこを回るクルーズでしょ・・・?(自分家から)何キロあるんだよ・・・」(でも最期にDDが牽引するトワイライトはやっぱ心惹かれるものがある・・・。

2日ほど悩みましたが「行かないで後悔するより行って後悔した方がいいさね」と同行することに。
かくして往復1600キロを越える長丁場の撮影旅行の始まりです。
車での移動でこんなに長距離行くことはまずありません。学生時代、このO氏ともう一人H氏とで山口線や廃止になってしまった片上鉄道を回ったときと、181やキハ23を撮りに山陰経由で萩まで行ったぐらい。+(0゜・∀・) + ワクテカ +90%の(途中で軍資金がなくなる)不安10%の入り混じった気分で出発。





前日は土曜なので仕事は休み。昼過ぎまでだらだらと寝て前週の後半分のブログを書き上げているうちに16時に。週末のR23は特に混むのでそろそろ出ましょう。
港区~桑名までは交通量も多いので湾岸道でスルーします。豊明IC→湾岸長島ICまで高速。四日市市街が混みまくりでしたがO氏宅着が18時過ぎ。
いつもはホントに深夜に出発するので亀山や周辺都市がまだお店が開いている事にちょっと驚きですw

わたしもO氏もまだ夕食は食べていなかったのでおぎくぼラーメン えびすやで夕食。
背脂のラーメンながらなかなかにうまいw 

R25名阪国道から西名阪、近畿道、中国吹田へと繋ぎ中国道へ。同じ高速を使うので先回の伯備線トワイライトと同じように途中までは一緒の行程。が、ここからがまた長い。
中国道をさらに西進。途中、勝央SAなどで休憩を挟みながら千代田JCTから浜田道へ。
今回の1発目のポイントは「宇田郷の鉄橋」と呼ばれる惣郷川橋梁。いくら近づいたからといってそれは”中部から見た山陰”なのでここからがまた長いのです。
浜田からは山陰道を伝って(といっても紀州道のようにぶちぶちきれている)益田を通り過ぎ、須佐ー宇田郷のポイントに着いた時は5時過ぎ。休憩を挟んでいるとはいえ、ほぼ半日かかりました。
こんな早朝でも既に同業者の車でいっぱい。とりあえず場所を確保するために三脚だけ置きに行きます。

列車からの景色はいいんですが、午前中、しかも早朝に撮れるポイントは限られてしまうので集まってしまうんでしょうな。
仮眠を1時間ぐらい取ってセッティングにいくと車は既に100台くらい

沿道には鈴なり状態に。最期のクルーズなのでまあ当たり前といえば当たり前ですかw



山陰に隠れ、待つことほぼ1時間。

24-120mm(32mm) 1/1600 F5.6
7時過ぎに通過。本当に大切にされていたのでしょう、車体の艶も去年の伯備の時と変わらず反射しました。いやホント綺麗。

2丁で当然撮ったので

18-70mm(18mm) 1/1000 F6.3
こっちはCCD特有の空の色。いやー、本当宇田郷いいところw 早朝なのであまりの寒さにコートを着てても凍えそうでしたが。

海側からのがよくメディアに出てたりしますが、順光になるのが午後。半逆光覚悟でそっちでもいい気がしましたが、サイドから撮ることももうないでしょうし。




トワイライトはこのあと東萩でお客を下ろしたあとにお昼ネ。お昼過ぎまで停車だということで見に行ってみましょう。
萩市街地には9時前着。O氏曰く「駅前に(車を)停めれんかもだけど・・・」とよってみます。
ちょうど運よく出た車がいたのでそこへ。

お客は歓迎式典のあとに観光に行ってしまっているので見物する同業者とごくわずかなお客がいるだけ。


昼までは動かないので東萩の駅員さん立合いの元、線路に下りて撮影会をさせていただきました。

まー、こんな近くで現役のトワイライトを見ることはないだろうし。


おや。区名板のあとにつける仕行板入れには・・・


ブルトレマークに"惜別"の文字。泣かせてくれるじゃないですか。



予備のカニは既に整備されて京都の博物館入りをしています。なのでこの編成は廃車が決定。こんなにのんびり見ることもないでしょう。
この角度だと全く目立ちませんが、逆サイドは既にぼろぼろ。目地止めの腐食塗料から塗装が落ちてしまったのを無理やりパテで治して濃緑を塗ってあるのがありありとわかります。
ぱっと見にはきれいですが、やはり劣化には勝てないですねぇ。サシ481はさらに解体寸前から改造されての組み込みなので40年以上走行に耐えてきたわけです。



1時間ぐらい見学していたでしょうか。次のポイントも有名で名所でもある(O氏談)のでさっといって場所の確保をしなくてはいけません。
1時間弱で飯井-長門三隅のポイントへ。
既に5,6台は先行したであろう同業者の車が止まっています。なぜか山の上へ続く、歩きやすく整備してある道を歩いて山の中腹に行くと

これまたいいところですねーw 日本海に続くちょっとした港が見下ろせます。


飯井の集落は石州瓦の街並み。お天気もよくこんないい景色もなかなか出会えません。先人の同業者には脱帽です。


通過は13時前。この景色を眺めながらの昼食。(でも実は中腹は山影なので日が当たらずに結構寒いw)
そろそろ本番です。

24-120mm(34mm) 1/1000 F5.6
もう半段絞るとよかったかもですが、これならホームランでいいでしょう。
ピヨーっ!と一発汽笛を吹いて通過していったトワイライトに周りにいた同業者もほっと安堵。「いやぁ、最高の条件で撮れたねー」 われわれも大満足です。


O氏「ここからもう1発いけるよ」
確かに県道はどう見ても同業者の(他府県ナンバーの)車でいっぱいw ささっと機材を片付け、われわれも西進します。
県道をぬけてR191へ。湯玉の辺りで追いつき抜きつ抜かれつw 川棚温泉の駅を越えたところで田んぼが広がる平地に出ました。
既にトワイライトは抜いているもののそんなに時間があるわけではありません。カメラをと三脚を引っつかんでいったものの、三脚を展開する暇はなく通過。

70-300mm(200mm) 1/1000 f5.6
バックにスーパーの看板があったので田んぼのあぜまで降り、さらにしゃがんで。慌てたのでさすがに線路のそばの建物までは隠せませんでしたw
ま、撮れただけでもましってもんですねw





これにて撮影はおしまい。この日はトワイライトは下関行き。翌日に下関を出発し山陰線経由で大阪に帰るそうです。
下関に近づくほど市街地になるのでわれわれの撮影もここまで。(道が混むので追いつきようがない
ブログもここまでにしてまた次回に。
































□今日のバスコレ

東萩駅にいた中国JRバス。

いすゞのエルガシリーズでどこでもいるタイプ。


LEDのタイプはこんなメッセージなんですねw 愛知近辺にいるのはマグサインタイプなのでこんな丁寧なメッセージは初めて見ましたw


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大人の遠足 (門デフを見に行... | トップ | もっと特別な (その2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事