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土の上にも三年

農への道

視点の一つとして紹介します

2011-03-31 20:02:37 | 幼稚な日記(農業系)
自然栽培のナチュラル・ハーモニー

自然食の会社です。

以前資料請求をしまして、自然農法に関して興味を持てる資料を頂きました。

そのサイトですが、今回の放射性物質による農産物に関する考え方を書いています。

ボクが好きなところは、自社の売りである自社の野菜を、「買うな」と書いてある部分があるところです。

その選択は消費者に任せるという前置きのもと、自社の考え方を展開し、選択肢を用意した上で消費者に任せている姿勢は好感がもてます。

もちろん、いち宣伝手法として捉えることも出来ますが、きちんとした考察を提示して、自分たちの進むべき道はこうです、あとは選ぶも選ばないもお任せします、という方針は、危険性も安全性も人に選択させられるものではないよ、という大事な考え方をボクらに教えてくれそうです。

世の中が多様・複雑化した中で、ボクらが知りうる情報はごく僅かなものです。

それを知識として持つことが望ましいですが、もっと望ましい姿勢は「あれ?」と思ったら調べることではないでしょうか。

誰かが調べたものを読み物として読み、そのコピーを脳内で展開しても、それは宗教と同じだと思います。

震災や人災が度重なる中で原発までひどい有様になり、救いを求める気持ちは分かります。

ですが、以前書いたように、今日の宝が明日のゴミになるような時代になっていますから、自分の考え方としての選択基準を持つことは、とくに大事なことだとボクは思っています。

もちろんボクも選択させられている人間なのは完全否定できず、だからその選択に大勢が流れたときに、ちょっと自分を否定してみるんです。

大きな流れが正しいとは限らない、そのことをなるべく考えるようにしています。

つまり、天邪鬼なんです!


それでも日々流されている自分が鬱陶しくもあります。

なので、ある程度煮詰まってきたら自分のテーマを思い出し、そのテーマに沿って現実を見つめるようにしています。

だって、現実だけに追われて自分の生き方が出来ないって悲しいじゃないですか。

放射性物質のせいで農業ができなくなったって思いたくないじゃないですか。

最近、農業系のブログが減る傾向にありますが(人のこと言えないくらい農業系ブログからハズレてますが)、ボクは続けていきたいと思います。

安全や危険が人に乞うものではないのと同じように、未来の灯を燈すのは誰でもない自分だと思います。


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