◎種(タネ)を買おうとすると、F1品種と固定種というものが気になります。
これは一体なんでしょうか。
F1は、正しくは雑種第一代というそうです。
===========================
【雑種第一代】(一代交配種、F1)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%91%E7%A8%AE%E7%AC%AC%E4%B8%80%E4%BB%A3
ウィキペディア:フリー百科事典
(引用)
生物において、ある異なった対立遺伝子をホモで持つ両親の交雑の結果生じた、第一世代目の子孫のこと。F1 と略記される。雑種第一代は両親の遺伝子をヘテロで持ち、遺伝子型は均一である。雑種第一代の示す形質が両親のいずれよりも優れる場合、この現象を雑種強勢という。逆に劣る場合には雑種弱勢と呼ばれる。
===========================
な…何のことでしょうか@@;
ホ○ってことはボーイズ・ラブ?(失言ですね…)
農園オーナーのSさんに伺ったところ、固定種だと種(タネ)が採れる、F1だと採れない、ということが強く印象に残りました。
種(タネ)が採れたほうが楽しいですよね。
◎遺伝子の優劣?
遺伝子には優性遺伝と劣性遺伝があります。
優性遺伝子 劣性遺伝子

さぁまたしてもキワモノが出てきましたね。
これでも33歳の絵です。
ボクは遺伝子に詳しくないですので、なんとなくで説明していきます。
◎遺伝子の染色体は、2対1組で考えると理解しやすいようです。
簡単に書くと、遺伝子とは染色体の2対1組の集合体です。多分そうです。
そして、染色体には優性遺伝子と劣性遺伝子があります。多分あります。
図で表すとこうなります。なるはずです。
☆遺伝子の中身の予想図☆

◎組み合わせが3パターンになりました。
先に断っておきますが、遺伝子の優劣はイケメンか、そうでないかとか、性格が良いとか歪んでいるとか、そういう事ではないです。
複合すればそういったことも遺伝子で決まっているのかもしれませんが、ボクがブサメンなのが遺伝子の影響だと知ったら、お母さんが悲しみますので触れないでおきます。
でも中には遺伝子の優劣が、強烈に生死を分ける場合もあります。
仮に、
この遺伝子が強烈な致死性を示す遺伝子だとしたら、どうなるでしょうか。
便宜上、致死性と書いているだけです。ご了承ください。
◎劣性遺伝子は照れ屋さんです。
普段から日の目を浴びれないマイナス因子ですので、優性遺伝と一緒になると、RIEさんの悪魔おっと…太陽のような笑顔に隠れてしまうボクのように、影に潜んでしまいます。
ボクが仮に我が家のガンであっても、RIEさんがいれば何とかなります。
でも、ボクが二人ペアになると、我が家は壊滅です。

幸せ 何とか幸せ 壊滅…
ただし、優劣がそのまま生死に関わるわけではないのは前述どおりです。
これを理解するには人間の血液型を頭に浮かべると分かりやすいですね。
◎人間の血液型ABO。
A型はAAとAOです。
同じようにB型はBBとBOです。
O型になるのはOOの場合のみで、ABO型ではO型が劣性遺伝子とされていますが、劣性だなんて言ったら怒られちゃいますね。
もちろんO型の方もA型B型の方と同じように生きています。
語弊のあるような気もしますが、うまい表現が見つかりません。
◎もし生死に関わる劣性遺伝同士がくっついてしまった場合、その組み合わせを持った生命体は残念ながら淘汰されてしまいます。
個よりも種を重んじるのが遺伝子ですから仕方ありません。
そうすると、
と
の組み合わせが残ることになります。
このペアで組み合わせを考えると、



こうなり、第二世代に劣性遺伝を持つ個体は、第一世代のそれより少なくなりました。
第一世代では約33%の
が淘汰されましたが、
第二世代では
は12通りのうちの1組だけですので、淘汰率は8.33%まで減少しました。
◎本当の遺伝子はもっと複雑です。
ですが、基本的には上記のような組み合わせがなされ、劣性遺伝は遺伝子の多様性の中で淘汰される方向に進みます。
また、優性遺伝とくっついた劣性遺伝は発現しません。
うまく出来ているものです。
◎本題の固定種とはなんでしょうか。
それは、上記の
この遺伝子だけを選りすぐった品種のことです。
大変優れています。
劣性遺伝も全て排除された状態ですので安定もしています。
ここまで書いてみて、いろいろWikiを読んでみました。
最初から読め!という話ですが、素人が説明したほうが分かりやすい時もあるはずです。
◎F1品種とは?もう一度最初に貼ったウィキペディアを見てみましょう。
===========================
【雑種第一代】(一代交配種、F1)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%91%E7%A8%AE%E7%AC%AC%E4%B8%80%E4%BB%A3
ウィキペディア:フリー百科事典
(引用)
生物において、ある異なった対立遺伝子をホモで持つ両親の交雑の結果生じた、第一世代目の子孫のこと。F1 と略記される。雑種第一代は両親の遺伝子をヘテロで持ち、遺伝子型は均一である。雑種第一代の示す形質が両親のいずれよりも優れる場合、この現象を雑種強勢という。逆に劣る場合には雑種弱勢と呼ばれる。
===========================
つまり、病気に強い遺伝子と美味しい遺伝子(この二つの関係が対立遺伝子)を
この形で結びつけたのが雑種強勢で特に一代交配種と呼び、逆に
病気に弱く不味くなってしまったのが雑種弱勢と言えるでしょうか。
雑種弱勢は、先に書いたように淘汰されていきます。
上手く育たなかったり短命で終わってしまったり、そもそも生まれなかったり、そうすることで種にとって不都合な遺伝子を残さないようにしているんですね。
また、優劣が生死に関わるものだけではないことを考えると、なるほど、美味しすぎる作物は食べつくされてしまいますから、優勢なのに種の保存とは正反対の結果になっているとも言えそうです。
別の角度から見ると、一代交配種とは、近親交配を続けていき、雑種弱勢が淘汰しつくされ、素晴らしい遺伝子しか残らないようにしている固定種では飽きたらず、さらに別のところからも優秀な遺伝子を引き継がせた交配種であると言えるでしょうか。
◎人間で見る近親交配の例です。
ウィキペディア:フリー百科事典
読んでみると、かなりの抵抗を感じてしまいました。
人間でも近親交配を続けていけば、そしてそれが上手く劣性遺伝を淘汰していけば、スーパー人間が出来るのだと思います。
でも人間だと、一度に産める子の数も限られ、一生に産める子の数も限られますから、100年程度の短期間で劣性遺伝を全て排除するには至らないようです。
植物の場合ですと、人間よりも多くの子孫を残しますから、より選別がしやすいのでしょう。
また、雑種強勢であってもその特性を食い尽くすような外敵が現れたとき、遺伝子の固定性が仇となり、種が全滅することになります。
みんな同じ、ということは、品質を揃えることになりますが、そのせいで特定の病気が予想外に蔓延したときに、畑が壊滅したりするのです。
種の保存を第一に考えるのが遺伝子です。
遺伝子は多様性を求めます。
近親交配を意図的に進めることは、遺伝子に対して挑戦状を叩きつけることに等しいとも言えるかもしれません。
◎固定種は、遺伝子の多様性が失われ(この場合だと雑種弱勢を排除した状態)、均一の遺伝子を子孫に残せるようになった種です。
そして、その種に、本来ならあり得ない別の種を組み合わせて作ったのがF1品種です。
絵で例えるなら、
と、これとはほんの少し赤みが違う色をした染色体とがくっついた状態です。
記号で表すなら、AAとaaがくっついた状態ですね。
同じエーだけど、大文字と小文字という小さな違いがあるわけです。
でも、それは小さな違いなので、その代償として子孫を残す能力が著しく低くなったりするわけですね。
うーむ。
奥が深いです。
※上記の説明は間違っている可能性があります。むしろ高いです。興味を持たれたら調べてみてくださいませ。また、間違いがありましたらご指摘いただけると大変勉強になります。
これは一体なんでしょうか。
F1は、正しくは雑種第一代というそうです。
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【雑種第一代】(一代交配種、F1)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%91%E7%A8%AE%E7%AC%AC%E4%B8%80%E4%BB%A3
ウィキペディア:フリー百科事典
(引用)
生物において、ある異なった対立遺伝子をホモで持つ両親の交雑の結果生じた、第一世代目の子孫のこと。F1 と略記される。雑種第一代は両親の遺伝子をヘテロで持ち、遺伝子型は均一である。雑種第一代の示す形質が両親のいずれよりも優れる場合、この現象を雑種強勢という。逆に劣る場合には雑種弱勢と呼ばれる。
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な…何のことでしょうか@@;
ホ○ってことはボーイズ・ラブ?(失言ですね…)
農園オーナーのSさんに伺ったところ、固定種だと種(タネ)が採れる、F1だと採れない、ということが強く印象に残りました。
種(タネ)が採れたほうが楽しいですよね。
◎遺伝子の優劣?
遺伝子には優性遺伝と劣性遺伝があります。
優性遺伝子 劣性遺伝子


さぁまたしてもキワモノが出てきましたね。
これでも33歳の絵です。
ボクは遺伝子に詳しくないですので、なんとなくで説明していきます。
◎遺伝子の染色体は、2対1組で考えると理解しやすいようです。
簡単に書くと、遺伝子とは染色体の2対1組の集合体です。多分そうです。
そして、染色体には優性遺伝子と劣性遺伝子があります。多分あります。
図で表すとこうなります。なるはずです。
☆遺伝子の中身の予想図☆



◎組み合わせが3パターンになりました。
先に断っておきますが、遺伝子の優劣はイケメンか、そうでないかとか、性格が良いとか歪んでいるとか、そういう事ではないです。
複合すればそういったことも遺伝子で決まっているのかもしれませんが、ボクがブサメンなのが遺伝子の影響だと知ったら、お母さんが悲しみますので触れないでおきます。
でも中には遺伝子の優劣が、強烈に生死を分ける場合もあります。
仮に、

便宜上、致死性と書いているだけです。ご了承ください。
◎劣性遺伝子は照れ屋さんです。
普段から日の目を浴びれないマイナス因子ですので、優性遺伝と一緒になると、RIEさんの
ボクが仮に我が家のガンであっても、RIEさんがいれば何とかなります。
でも、ボクが二人ペアになると、我が家は壊滅です。



幸せ 何とか幸せ 壊滅…
ただし、優劣がそのまま生死に関わるわけではないのは前述どおりです。
これを理解するには人間の血液型を頭に浮かべると分かりやすいですね。
◎人間の血液型ABO。
A型はAAとAOです。
同じようにB型はBBとBOです。
O型になるのはOOの場合のみで、ABO型ではO型が劣性遺伝子とされていますが、劣性だなんて言ったら怒られちゃいますね。
もちろんO型の方もA型B型の方と同じように生きています。
語弊のあるような気もしますが、うまい表現が見つかりません。
◎もし生死に関わる劣性遺伝同士がくっついてしまった場合、その組み合わせを持った生命体は残念ながら淘汰されてしまいます。
個よりも種を重んじるのが遺伝子ですから仕方ありません。
そうすると、


このペアで組み合わせを考えると、



こうなり、第二世代に劣性遺伝を持つ個体は、第一世代のそれより少なくなりました。
第一世代では約33%の

第二世代では

◎本当の遺伝子はもっと複雑です。
ですが、基本的には上記のような組み合わせがなされ、劣性遺伝は遺伝子の多様性の中で淘汰される方向に進みます。
また、優性遺伝とくっついた劣性遺伝は発現しません。
うまく出来ているものです。
◎本題の固定種とはなんでしょうか。
それは、上記の

大変優れています。
劣性遺伝も全て排除された状態ですので安定もしています。
ここまで書いてみて、いろいろWikiを読んでみました。
最初から読め!という話ですが、素人が説明したほうが分かりやすい時もあるはずです。
◎F1品種とは?もう一度最初に貼ったウィキペディアを見てみましょう。
===========================
【雑種第一代】(一代交配種、F1)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%91%E7%A8%AE%E7%AC%AC%E4%B8%80%E4%BB%A3
ウィキペディア:フリー百科事典
(引用)
生物において、ある異なった対立遺伝子をホモで持つ両親の交雑の結果生じた、第一世代目の子孫のこと。F1 と略記される。雑種第一代は両親の遺伝子をヘテロで持ち、遺伝子型は均一である。雑種第一代の示す形質が両親のいずれよりも優れる場合、この現象を雑種強勢という。逆に劣る場合には雑種弱勢と呼ばれる。
===========================
つまり、病気に強い遺伝子と美味しい遺伝子(この二つの関係が対立遺伝子)を


雑種弱勢は、先に書いたように淘汰されていきます。
上手く育たなかったり短命で終わってしまったり、そもそも生まれなかったり、そうすることで種にとって不都合な遺伝子を残さないようにしているんですね。
また、優劣が生死に関わるものだけではないことを考えると、なるほど、美味しすぎる作物は食べつくされてしまいますから、優勢なのに種の保存とは正反対の結果になっているとも言えそうです。
別の角度から見ると、一代交配種とは、近親交配を続けていき、雑種弱勢が淘汰しつくされ、素晴らしい遺伝子しか残らないようにしている固定種では飽きたらず、さらに別のところからも優秀な遺伝子を引き継がせた交配種であると言えるでしょうか。
◎人間で見る近親交配の例です。
ウィキペディア:フリー百科事典
読んでみると、かなりの抵抗を感じてしまいました。
人間でも近親交配を続けていけば、そしてそれが上手く劣性遺伝を淘汰していけば、スーパー人間が出来るのだと思います。
でも人間だと、一度に産める子の数も限られ、一生に産める子の数も限られますから、100年程度の短期間で劣性遺伝を全て排除するには至らないようです。
植物の場合ですと、人間よりも多くの子孫を残しますから、より選別がしやすいのでしょう。
また、雑種強勢であってもその特性を食い尽くすような外敵が現れたとき、遺伝子の固定性が仇となり、種が全滅することになります。
みんな同じ、ということは、品質を揃えることになりますが、そのせいで特定の病気が予想外に蔓延したときに、畑が壊滅したりするのです。
種の保存を第一に考えるのが遺伝子です。
遺伝子は多様性を求めます。
近親交配を意図的に進めることは、遺伝子に対して挑戦状を叩きつけることに等しいとも言えるかもしれません。
◎固定種は、遺伝子の多様性が失われ(この場合だと雑種弱勢を排除した状態)、均一の遺伝子を子孫に残せるようになった種です。
そして、その種に、本来ならあり得ない別の種を組み合わせて作ったのがF1品種です。
絵で例えるなら、

記号で表すなら、AAとaaがくっついた状態ですね。
同じエーだけど、大文字と小文字という小さな違いがあるわけです。
でも、それは小さな違いなので、その代償として子孫を残す能力が著しく低くなったりするわけですね。
うーむ。
奥が深いです。
※上記の説明は間違っている可能性があります。むしろ高いです。興味を持たれたら調べてみてくださいませ。また、間違いがありましたらご指摘いただけると大変勉強になります。
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