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日々の気になるニュース。ただし某NGOのお仕事が忙しい時はしばらく更新されないことも…。

輸入アルミのスクラップから劣化ウラン40kg (読売新聞)

2005-10-18 00:08:43 | on Peace
文部科学省は17日、兵庫県朝来市のアルミ合金製造企業「生野」が、米国から輸入したアルミニウムのスクラップの中から、むき出しの劣化ウランと見られる物質が発見されたと発表した。
幅5cm、長さ30cm、厚さ2cmの板状の塊(10kg)と、直径20cmの半球状の塊(30kg)の2個。
事業所内に保管していたスクラップ16tを同社が点検した際に見つかり、14日に同省に連絡。現在は事業所の倉庫で保管している。 (読売新聞のサイトから)

もちろん、この劣化ウランのためにただちに健康被害が出ることはないだろう。しかし、問題なのはこんなことではない。問題なのは、劣化ウランがアルミのスクラップに混じっていたという事実だ。つまり、アメリカ国内の放射性物質に対する管理の杜撰さが露呈したということだ。
世界一の核兵器保有国は、世界一の被曝国でもある。その背景に、こういう杜撰な管理体制がある。

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