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日々の気になるニュース。ただし某NGOのお仕事が忙しい時はしばらく更新されないことも…。

ローマ法王、平和が痛切に求められている (毎日新聞、BBC)

2007-04-09 11:17:54 | on Peace
「イラクからは何も良い兆しが見えてこない、市民は難民と化し続く大量殺戮によって引き裂かれている。」この法王の発言は、バグダッドの南マフムディアの爆発で15人が死亡したというイラクの最新の暴力事件の数時間後のものだった。
しかし法王は、彼が言うところのイスラエルとパレスティナの政府の「対話」に中東における「幾ばくかの希望のサイン」を指摘した。イスラエル政府は、ハマスがパレスティナ政府内に入ってから政府間の和平交渉を打ち切っているが、パレスティナ大統領のアッバス氏との話し合いは継続している。
法王はまた、レバノンの政治的未来における危惧を表明したが、彼によればレバノンは(政治が無力化する)深刻な危険性をはらんでいる。(BBCのサイトから)

法王はバチカンのサンピエトロ広場で演説し、「イラクは前向きな動きがなく、殺りくが繰り返されている」「アフガニスタンは社会の混乱が広がっている」などと指摘した。ソマリアやコンゴ民主共和国などアフリカ諸国の政情不安も嘆き、平和を訴えた。
メッセージは世界67カ国へテレビ中継された。(毎日新聞のサイトから)

率直に言って、ヨハネパウロ2世が亡くなってから、バチカンの平和外交は停滞している感がある。現代において宗教が果たすべき役割の一つが、世界的平和構築に人々を導くことだろうと思う。宗教者は、その違いを超えてもっと平和について発言すべきではないのか…。

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1 コメント

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Unknown (R.K.)
2007-04-09 21:44:32
まったくだ。