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日々の気になるニュース。ただし某NGOのお仕事が忙しい時はしばらく更新されないことも…。

自衛隊が市民団体を調査=「内部文書」公表 (毎日新聞、時事通信)

2007-06-07 12:30:32 | on Peace
共産党は6日、防衛相の直轄部隊「情報保全隊」が、自衛隊のイラク派遣に反対する全国の市民団体や野党議員の動向、デモ参加者の写真、記者の取材内容などを組織的に収集していたことを示す内部文書を入手した、と発表した。
文書は03年11月から04年2月にかけて、陸自東北方面情報保全隊と保全隊本部が作成したとされる2種類で計166ページ。イラク派遣に対する市民団体の活動が週ごとに記録されている。(毎日新聞のサイトから)

防衛省はこれに対し、「内部文書かどうか確認できないが、この種の資料は作成した。イラク派遣の反対運動が高まっていた時期で、対応を考えるのが目的。違法性はない」としている。(時事通信のサイトから)

あるジャーナリストの方からこの件に関してメールをもらい、事の次第を知った時、怒りがふつふつとこみ上げると同時に、「ああ、やはり…」と思った。
現在の日本の権力の中枢は、A級戦犯になり損なった好戦主義者の祖父からもの心つかないうちから、ろくでもないことばかり叩き込まれた戦争したがり屋を総理大臣に担ぎ上げ、ナントカ戦争をしようと目論んでいる、ということは決して妄想などではない。リアルな危機だ。
政府はおそらく最終的には文書の存在自体を否定してかたをつけるのだと思われるが、こんなことが許されていいはずはない。

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