放射性物質含んだ水が漏れる 福島第一原発 (朝日新聞)

東京電力は4日、運転中の福島第一原発1号機(福島県大熊町)で、タービン建屋内の給水加熱器のポンプ付近から放射性物質を含んだ水が漏れたと発表した。漏れている個所は不明で、漏れている量は1日約150リットル。炉とタービン建屋を循環している水が漏れた可能性もあるとみて、調べている。
東電によると、ポンプ下にできた水たまりから水を採取して調べたところ、海水に含まれる約1万倍のトリチウムが見つかった。ただし、仮に人体に取り込まれても被曝量はごくわずかという。 (朝日新聞のサイトから)

またしても原発事故だ。放射性物質を含んだ水が漏れていながら「漏れている箇所は不明」などというノンキなことでいいのか?
原発ほど、政財官癒着の激しい分野は無い。重大な事故を起こしても、電力会社へは、事実上刑罰は無い。電力会社の幹部が反省したふりをするだけだ。
「財」にはメディアも含まれていることも指摘しておきたい。朝日のサイトは、まるで他人事のように「仮に人体に取り込まれても被曝量はごくわずかという」などと書いているが、こんなふうに伝聞で記事を書いているのは、大広告主デンコちゃんへの遠慮でしかない。自家発電で輪転機を回すぐらいの気概を見せろ! と言いたい。