ガリレオを引き合いに出し、身勝手解散 (読売 毎日)

「ガリレオは、それでも地球は動くと言った」――8日午後8時半から首相官邸で会見に臨んだ小泉首相は、地動説を唱えたイタリアの物理学者ガリレオ・ガリレイを引きあいに出し、衆院解散の正当性を強調した。(読売新聞のサイトから)

「いまだに(否決を)信じられません。もう一度、国民に問いたい」。総選挙で“地動説”の正しさを証明すると強調した。
否決・廃案がよほどショックだったのか「私はあえて国民に聞いてみたい」「反対する候補者を公認しない」と郵政民営化を争点に選挙を戦うと繰り返した。しかし、勝算を問われると、強気を続けてきた会見で初めてわずかな弱気が出た。「率直に言って、やってみなければ分からないと思います」(毎日新聞のサイトから)

そうだ。確かに郵政民営化は正しい。しかし、コネズミ郵政民営化はザル政策だ。簡易保険と郵貯が民営化される分はいいだろう。しかし、郵便事業については、日本中が都会にならない限り民営化は無理だ。
それにしても…
なぜ自衛隊のイラク派遣決定の際に解散総選挙が行われなかったのに、郵政民営化で解散なのか? 日本の政治家のあまりにも低い意識レベルに呆れるばかり。