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米軍再編、日本政府は米軍基地削減に消極的 (毎日新聞 琉球新報)

2005-06-03 00:38:05 | 駐留米軍
在日米軍をめぐる長年の懸案だった普天間飛行場の早期返還と厚木基地の空母艦載機移転が在日米軍再編案に盛り込まれることが固まり、日米の再編協議は最終段階を迎えた。日本政府は普天間・厚木の「負担軽減」を再編協議の成果としてアピールしたい考えだが、普天間の県内移設に対する沖縄県の反発は必至。空母艦載機と海兵隊空中給油機の受け入れを求められる岩国基地の地元も抵抗する構えを見せている。
岩国基地への空母艦載機移転に向け、政府が地元の理解を得るために検討しているのが岩国基地の軍民共用化と米軍住宅建設による経済振興策だ。市街地にある厚木基地から岩国基地への移転を望んでいた米側も軍民共用化の受け入れを非公式に日本政府に伝えている。ただ、艦載機移転を地元に打診する前に軍民共用化に合意した日米の「密約」に反対派が反発することも予想される。 (毎日新聞のサイトから)

米軍再編協議で普天間飛行場のヘリ部隊の嘉手納飛行場への統合案が有力になっていることが二日、分かった。政府関係者が示唆した。辺野古沖への移設にめどが立たない状況で、米側が早期移設を求めていることに応じた形だ。政府内には、小泉純一郎首相が自ら米側に働き掛け、一層の負担軽減を図ることへの期待もあり、嘉手納への配備内容が焦点となる。ただ、県や県議会、周辺市町村はこぞって統合に反対しており、統合案推進が地元の強い反発を招くのは必至だ。(琉球新報のサイトから)

今の日本政府に、米軍基地の縮小を求める気持ちは無さそうだ。半世紀以上、国内に外国の軍隊の基地があり、しかもそれに対して多額の支援をしているという異常な事態に、そろそろ何かアクションを起こしてもいいのではないのか? それとも、何かとばっちりテロの被害でもない限り、そんな行動はあり得ないのか?

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