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日々の気になるニュース。ただし某NGOのお仕事が忙しい時はしばらく更新されないことも…。

温排水データ(女川原発1号機) 東北電力も改ざん (河北新報)

2006-12-08 22:33:47 | 日本
東北電力は7日、女川原発1号機(宮城県女川町、石巻市)で、発電用の蒸気を冷やす海水温度のデータのうち、1995年10月から2001年4月にかけての数値から改ざんが見つかった、と発表した。温度データが同原発の環境アセスメントで定めた数値(7度)を超えた場合、低く補正され7度ちょうどになるよう、計算機プログラムを設定していたという。
改ざんがあったのは、プラントの運転状況を監視するために記録している海水温度の測定値。蒸気を水に戻す復水器の取水温度と、放水温度を測定する計算機のプログラムを改造し、取水と放水の温度差が7度を超えないようにしていた。
同様のデータ改ざんは東京電力の柏崎刈羽原発1、4号機(新潟県柏崎市、刈羽村)、福島第一原発1号機(福島県大熊町)でも判明している。 (河北新報のサイトから)

隠蔽・改竄・捏造…、こういった言葉が日本の原子力行政には渦巻いている。
地球温暖化防止のための京都会議が開かれた時、日本は温暖化防止には原子力発電が有効であると述べ参加各国の失笑を買った。原子力発電には、放射能によるリスクが付きまとう。地球温暖化による環境へのリスクと放射能によるリスク、どちらも危険極まりないものであることに変りはない。
原発の周辺の海水温が上昇が環境や生態系への影響を及ぼしていないと果たして言い切れるのか?

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