ウズベク「数百体の遺体隠し」 露の人権団体 (共同)

インタファクス通信によると、ロシアの人権擁護団体「メモリアル」は30日、目撃者の証言として、ウズベキスタン政府が東部アンディジャンでの暴動を武力制圧した後、18機の飛行機を使って市民の遺体数百体を極秘に国内の別の場所に移送、犠牲者の数を隠していると批判した。
証言によると、ウズベク治安部隊が暴動を制圧した今月13日の夜から14日朝にかけ、アンディジャンの空港から特別機が次々と離陸。うち1機に36の遺体が積み込まれているのを目撃したという。
一方、ウズベク訪問を終えた米上院議員団は30日、隣国のキルギスで記者会見し、武力制圧を「大量殺人を伴った犯罪行為」(マケイン議員)と批判、死者数などを明らかにするための国際調査受け入れをあらためてカリモフ政権に迫った。 (共同通信の配信記事から)

BBCの記事によれば、アメリカの上院議員たちはカリモフ大統領に会うことが出来なかったようだ。次々に明らかになってゆく人権侵害に、カリモフ政権は今のところ強硬手段で対抗している。しかし、こんなことはいつまでの続くがずはないことは、カリモフ自身もわかっているはずだ。