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日常的暴力にさらされるアフガンの女性 (BBC)

2006-12-27 22:05:31 | 中央アジア・ロシア関連
5年前のタリバン政権崩壊後、アフガニスタンの新政府は女性の生活向上を実行することを公約とした。
しかし、国際女性組織ウーマンカインド・ワールドワイドのリポートによれば、数百万のアフガンの女性や少女が日々の差別や暴力に直面し続けている。
アフガニスタンの女性の人権団体は、タリバン政権下では認められなかった種々の権利が与えられていることを確認している。しかし実際のところは、それらの権利の多くが無視されている。そして活動家たちは脅迫や暴力を受けている。
9月、南部の都市カンダハルの女性問題省のトップのサフィア・アマジャンさんは銃撃を受け死亡した。彼女はタリバンの女性に対する政策を非難していた。
彼女のかつての同僚の一人は、身の危険があるので名前を公表することを恐れている、それ以来活動家たちは自宅に引きこもっていると述べている。
彼女によれば、カンダハルではたくさんの働く機会があるとのことだ。することはたくさんあるが、安全は確保されていないので、女性たちは家から出たがらない。彼女たちはサフィア・アマジャンさんに怒ったことと同じことがわが身に及ぶことに脅威を感じている。(BBCのサイトから)

この記事では女性に対する差別や暴力がタリバンから発しているようにもとれるが、実際はアフガンの悪しき伝統からのものだろう。このような女性差別と暴力は、むしろ反イスラム的である。原理主義に走ると狂気による暴力が加速される。

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