9月30日に出雲車両基地の一般公開がありました。
後藤総合車両所は大きく分けて3ヶ所にあります。富士見町駅付近にある工場の本所、米子駅構内にある研修センター、そして今回一般公開が行われた出雲車両基地です。
本所はよく公開されていますが、出雲車両基地はおよそ10年ぶりの公開だとか
西出雲駅から送迎バスがあるので待っていると、やってきたのは大型の観光バス。
てっきりマイクロバスかと思っていました。さすが大手だなー
入口で下車して電車庫の前のテントで受付を済ませます。
台風17号が接近中とあって午前中は雨でしたがお昼頃には晴れ間も見えました。
次の日は普通に仕事だったので正直帰れるか心配でした。
入換用のクモヤ145。昔は2両いたそうですが今はこの1105番のみ在籍しています。
なんか見慣れない色のキハだなーと思って係りの人に訪ねてみると、姫路鉄道部から転属してきた車だそうです。次の全検でタラコになってしまうらしい…
塗装の簡略化でリバイバル塗装になるというのもなんか皮肉です。
転車台は公開エリアに含まれていなかったので近づくことは出来ませんでした。
やくもの編成が固定されてることもあり最近はあまり使用していないそうです。
出雲車両基地は特急列車がメインということで381系や285系が主に待機しています。
車内見学もできました。ゆったりやくもにリニュールされてからは乗ったことがありません
普通車の車内に見られる1列だけ独立したシートは健在。
こちらはグリーン車。
背もたれに枕みたいなクッションが付いており、寝るのも快適そうでした。
車両を出て先頭車付近に戻ってくると285系が隣に並んでいました。
あれ?でもなんか大きさが違う…
実はタイヤで動くミニサンライズ号でした。しかし妙にリアルです。
午後は晴れたので屋外に移動して走行していました。
本物の285系はこちら
撮影していたら扉開きまーすとの声が
ほんとに開きました。右側から横にスライドして、
左側も同様に
完全に開くと貫通路が独立したような姿になります。
車内見学は1時間待ちの大行列だったので諦めました。
そのかわりちょっと珍しい光景を一枚。
鏡ではありませんよ。出雲車両基地には予備編成が常駐しているため日中は285系同士の並びを見ることができるのです。
シールドビーム灯の残骸
台車用ターンテーブル。どこで操作するんでしょうね
電車庫の2階は16番の運転会が開催中。パンフにはNって書いてあったけど気にしない
ポイントが青く光っていたのでDCC制御かと思われます。
壁際には鉄道グッズの展示棚。熊本⇔鳥取って凄いルートですね
電車庫の奥の2~3線は公開当日も使用されていました。
帰りは出雲神西まで歩きました。15分くらいでしょうか
駅にはさりげなく公開のポスターが貼ってありました。
今回の公開は告知が開催間際だったこともあり、地元の人以外はあまり知らなかったのではと思います。自分が公開を知ったのも1週間前くらいですから
伯備線・山陰本線電化開業30周年の記念イベントなのにちょっと勿体ないです。
せっかく出雲に来たので出雲大社も参拝してきました。
御本殿は修造中でした。
来年は伊勢神宮とともに平成の大遷宮が完了する予定です。
翌日の東京は台風一過でした。めでたしめでたし
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