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趣味人Tの伝言

日々の趣味活動についてご紹介

C12の展示走行 若桜鉄道訪問記

2012-05-14 21:15:47 |  旅 行

GWは予告通り若桜まで行って来ました。遠回りしながらあちこち途中下車したうえ、ほとんど普通列車で移動したので鳥取に入るまでに3日もかかってしまいました。

連休のためか随分賑わってるなーと思いましたが、この日はお祭りが開催されていたようです。最初はSL目当ての人がこんなにいるのか!と驚きました。

構内を見学するため入構券を購入します。

許可証は首からぶら下げます。時間制限は特にないようですね

およそ3年ぶりの訪問となりました。前回は夏でしたが同じような天気でした。

11時開始の展示走行を見学します。

まずは転車台で転向をするため手押しテコの準備をしています。

このC12 167はコンプレッサーを積んでおり、その空気を動力源として動きます。

煙は薪を燃やして出す「演出」ですが、これがなかなかリアルです。

動力源が違っても足回りの動きは蒸機そのものですからね。

転車台のバランスを取るため中央まで移動します。

このC12の場合は桁の中央にちょうど第2動輪がきていました。

バランスト型転車台は車両の重心が中央にないと回すのが大変になります。

ヤジロベーと同じ原理で片側の桁端の車輪が接地して抵抗が大きくなるためです。

水も石炭も積んでいないので軽いとは思いますが、回し始めは力が必要ですね。

転車台も大型蒸機を想定していないのか、テコは片側1箇所ずつしかありません。

単線庫の隣の線にロックしてバック運転していきます。

転車台の先には駅ホームから続く線路との間に片渡り線があり、その奥にはJR四国からやってきた12系が留置してありました。

C12と12系の12コンビです。

左の建物は道の駅若桜で、その裏手の駐車場の横を線路が通っています。

機関庫の横で停止しました。

今度は長野電鉄から譲渡された木造無蓋車ト6の出番です。

軽いため二人で押して移動しています。

C12と同じように桁の中央に停めます。

二軸貨車が転車台に載る光景も今となっては貴重ではないでしょうか

隣の線路に転向してC12のデッキ側に連結しました。

ト6は体験乗車することもできます。

この日は生憎の雨ですが、晴れた日は開放的で気持ちよさそうです。

乗客を降ろし、ト6を機関庫に収容してC12を元の位置に戻したら終了です。

2回目は13時からになりますが、この日は11時半過ぎにツアー客と思われる団体さんが到着したため間をあけずに再び展示走行をしていました。

子どもたちに人気なイベントですね。

つづく

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SL村上ひな街道号の旅 その2

2012-03-30 19:36:57 |  旅 行

坂町で転向を見た後は再び村上に戻りまして人形巡りをしました。

個人的には町屋の中を見学できることの方が楽しみだったりします。

築100年を越える町屋がたくさんあり、今でも現役で使用されています。

作りがしっかりしているので地震にも強いらしいです。また、むかし城を建てる際に地盤のしっかりした地域を選んだのではないかという話も聞きました。

この人形さま巡りには色々な目的の人が見学に来るそうで、現に私も建物の方が目当てですからね。人形師はもちろんのこと、古い建築に携わってきた大工、さらには仏壇の専門家などなど。それだけ歴史のある町なんだなあと実感しました。

お人形には詳しくないのでひな壇の写真は淡々と

この家の床は土を固めたもので出来ており、コンクリ並みの強度があります。

今は舗装している家が殆どなので貴重だそうです。

襖に撮影禁止と書かれていますがフラッシュを焚かなければOKです。

そもそも私のカメラにはフラッシュが付いていませんけど。

お話を聞くまでこちら↑の居間が今年のパンフレットの一面だと気が付きませんでした。↓これがそのパンフ。衝立の模様や配置がまったく同じですね。

まだ開催中なので未見の方は色々巡りながら探してみるのも面白いかと思います。

竹細工のお店ではヤジロベーのような動きが楽しい竹とんぼが目にとまりました。

いろんな色と大きさがあります。ひとつ買えばよかったなー

民家の軒先にも鮭が干してありました。

鮭と言えば味匠 喜っ川は圧巻ですよ。無数の鮭の塩引きがぶら下がっています。

この通りは間口の広さや屋根の高さがバラバラですね。

こういった点は模型で町並みを作る時の参考になります。

立派な時計台が印象的な酒屋さん。

新潟交通のバス営業所。昔ながらです。

村上からの帰りにはきらきらうえつを利用しました。(写真は下り列車)

快速ですが、元は特急車両なので乗り心地がいいしハイデッカーな点もgood。

車内販売があったので地ビールで有名なエチゴビールを頼んでみました。プリッツは事前に買っておいたものですが、ビールのフタにもちょっとしたおつまみが付いていました。

エチゴビールにも何種類かありますが車販にあったのはピルスナータイプ。

普段飲むビールよりも香りがとてもよかったです。

ほろ酔いになりながら日の暮れていく車窓を眺める… これぞ旅の醍醐味。

 

初日の工程はこれで終わりです。二日目はSL撮影を嗜んだので別記事にしようと思います。その二日目の夕方には月岡温泉に立ち寄りました。

さっそく月岡駅で下車します。ところが月岡駅から月岡温泉までは結構離れているんですね。バスはほとんどないし…

というわけで40分くらいかけて歩きました。なんと片道4kmもあったようで、往復で8kmですか。歩くのは嫌いじゃないんですが日が暮れてしまうとちょっとね

体がすっかり冷えつつ温泉街に到着しました。

お邪魔したのはさかえ館。

左の建物は月岡温泉新湯の分湯小屋で、各旅館はここからお湯を引いています。

さかえ館を選んだのは源泉かけ流しのお湯であることが決め手です。浴室は広さも設備も立派ではありませんが湯の花や油の浮いたお湯は本物であるとわかります。

新潟に戻って夕食を済ませ、上りムーンライトえちごで帰京しました。

今回はK2編成です。日曜の夜ということもあってか車内は閑散としていました。

普段は年甲斐もなくワクワクして眠れない夜行列車ですが、この日は疲れていたこともあって長岡に到着する前には眠りについていました。

 

最後に手土産をご紹介。新津名物の三色だんごです。

串に刺さっておらず駅弁のようなスタイルが特徴的なこの三色だんご、駅前にある羽入という和菓子屋で作られているのですが、あいにくお休みだったので駅の売店で購入しました。左からこしあん、白あん、ゴマ。量が均等じゃないですね~

お団子には小さく切れ目が入っています。あんの甘さが控えめなのでぱくぱく食べられます。個人的にはゴマがおススメ。機会があれば是非ご賞味あれ

あ、賞味期限が2日しかないので要注意です。

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SL村上ひな街道号の旅 その1

2012-03-27 22:16:44 |  旅 行

こんばんは

先週末は新潟の方へ出掛けていました。

前の週にも秩父へ行った上、今回は一人旅なので低予算です。今月頭に使った青春18きっぷの残り4回分を使う予定でしたが、訳あって1回分残りました。それはまた後ほど

毎度お世話になっているムーンライトえちごに乗車します。新宿を出発する金曜日も所用ついでに18きっぷを使用しました。いざ人気の少ない5・6番線ホームへ

今月のダイヤ改正以降は183系から485系に変更されました。

この日は新潟車両センター所属のK1編成です。

183系は簡易リクライニングシートだし減光しないのでこの変更はありがたいです。

さすがに老体を隠しきれませんね。

新潟に着くのは5時前なのでまだ真っ暗です。

弥彦線は早朝にもかかわらず満員でした。弥彦はまだ行ったことがないなー

駅の近くで売っているというパンダ焼きを食べてみたいです。

SL出発までは回送を撮るにしても時間が余るので新津運輸区へ行ってみました。

客車の方はDE10に押されて準備を始めています。

国鉄型が大半を占める気動車群。

気動車の新新潟色は少数派なのですね。ここには写ってませんが

C57は扇形庫の後ろで点検を受けていました。

陸橋の先にある踏切に行ってみます。

給水中の模様。

駅に戻ると客車はホーム脇にスタンバイしていました。

SLの回送を撮影後、新潟に戻ります。

このSL村上ひな街道号は、村上で毎年開催されている町屋の人形さま巡りに合わせて運行されるものです。ばん物編成に乗るのはSL夏休み体験号以来でしょうか

ホーム上。賑わっています。

ヘッドマークは毎年異なるデザインです。ひな人形はこれくらいデフォルメされてる方が好きです。いつかの年のヘッドマークはひな人形が妙にリアル指向でした。

方向幕にはオリジナルステッカー。行先は上下列車の通しになっています。

途中までは天気も持っていたのですが村上に着く直前から本降りに。

ホームでは着物姿の中学生や可愛いおひなさまのお出迎えがありました。

特産の鮭が吊るしてあります。

駅舎

さて、人形さま巡りをする前に坂町に戻ってC57の転向を見てきました。

自分の中ではこっちがメインと言っても過言ではないでしょう。

編成のままEF81に引かれてやってきました。(SLは最後尾)

客車を切り離して転車台に入線します。

坂町の転車台は電動式ですが、モーターの調子が悪く人の手を借りることが多いです。

この日も事前に動かそうとしたら途中で止まってしまいました。

しかし本番は自力で回転してくれました。

給水塔から給水中…

ではありません。その方が嬉しいのですが古いため使用していないようです。

ホースの先を辿っていくと運輸区の外に続いています。

なんと給水元は道路の消火栓でした。

車が踏まないように黄色いステップも設置されています。

燃え尽きた灰を回収中。それを尻目にEF81が入換をしています。

整備を終えたC57は出発まで小休止。少し晴れてきました。

続きます。

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秩父小旅行

2012-03-21 21:04:08 |  旅 行

先週の土日に秩父へ行ってきました。池袋からレッドアローに乗車すれば楽ちんです。

10時台のちちぶ号を選んだら偶然にもレッドアロークラシックでした。

池袋から90分もしないうちに西武秩父に到着。

昼食を済ませてから秩父鉄道の接続駅であるお花畑まで徒歩で移動します。

副駅名の芝桜駅の方が目立ってますね。

秩父鉄道はSuica・PASMO非対応です。硬券切符が現役で嬉しくなりました。

朝から降っていた雨もやみ、終点の三峰口に着くころには日差しも見えてきました。

ここからバスで移動するのですが、到着まで1時間ほどあるので駅に隣接する秩父鉄道車両公園を散策しました。ここは以前、転車台の転向シーンを見に来たことがあります。

例年なら3月下旬にはパレオエクスプレスの運行が始まっているところですが、今年はC58が検査のため4月から開始だそうです。→三峰口の転車台

三峰口は関東の駅百選に選ばれています。

まだシーズンオフなので閑散としています。ここから三峰神社まで移動します。

西武バスなのでICカードが使えます。秩父湖の手前に一方通行のトンネルがあるのですが、その狭さと途中にある分岐点がなんとも異様でした。

驚いたことに秩父湖は凍っているではありませんか。山を登るにつれて道路脇に雪も現れてきました。三峰口から50分。終点の三峰神社に到着です。

こんなに山奥だったとは…

後で調べると、妙法が岳・雲取山・白岩山の総称である三峰山の頂がこの三峰神社なんだそうです。この地点で標高は1,100mもあります。登山をしたような気分ですね。

入り口の三つ鳥居。左側がもやっとしてるのは気のせい?

両側にいるのは狛犬ではなく狼です。

この三峰神社は関東でも屈指のパワースポットのようですが私には霊感がこれっぽっちもないため雰囲気だけ味わうことにします。

少し進むと随身門があるのですが、積雪のため通行禁止になっていました。

すぐ脇の舗装された道から拝殿に向かいます。

階段の両脇にある木は樹齢800年を越えるご神木。手で触れることができます。

拝殿をはじめとする建物は煌びやかですね。

また、随身門と反対側には遥拝殿があります。

写真だとわかりにくいですが、階段がえらいイビツな形をしている上に雪が固まっていたため何度も転びそうになりました。滑りやすい靴を履いていたせいでもあります。

先の入り口の景色と反対側になりますがこっちも見事です。

神社の奥には日帰り入浴ができる温泉もあり、あまりに寒かったので入りたかったのですが、最終バスまでの時間を考えると厳しいため我慢しました。

三峰口からは再び秩父鉄道に乗車します。元国鉄101系の1000系。

このカラーリングは秩父鉄道登場時の塗装です。

ついでに窓口で買った硬券。鋏の切り口が違います。駅によるのかな

秩父駅までやってきました。もう日が暮れ始めています。

ここから本日の宿である農園ホテルまでは送迎バスがあるのですが遅い時間になってしまったので徒歩で移動します。まあ歩いても2,30分くらいでしょうか

到着する頃にはすっかり日が暮れました。

農園ホテルは小高い丘の上に建っているため秩父市街が一望できます。

ここの温泉は源泉が冷泉(13℃くらい)のため加温しているとか。

また、客室の裏手にはホテル所有の畑があり食事も自然食がメインでした。

(すみません。ホテルの中の写真は撮ってませんでした)

翌日は送迎バスで秩父駅まで送ってもらい、駅からすぐの秩父神社へ参りました。

秩父神社と前日にお参りした三峰神社、そして長瀞にある宝登山神社の3つをあわせて秩父三社と呼ぶそうですが、宝登山神社だけ行けませんでした。

ここは駅からすぐなので参拝者も多かったです。

三峰神社と同様にカラフルですね。

帰りは秩父鉄道で熊谷まで抜けます。

撮影で有名な親鼻橋の上から運転室越しに撮ってみました。

熊谷からは高崎線に乗り、途中で親戚と合流してお昼を食べました。

帰りに秋葉原で途中下車しました。東北縦貫線の工事が進んでいますね。少し前までは上野からの留置線が延びていたこの場所も今では架線柱が虚しくたっているだけ。

数か月ぶりに、不足していた塗料やパーツを補充しました。

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大歩危小歩危

2011-10-28 17:47:22 |  旅 行

徳島から特急剣山に乗車します。キハ185系

徳島線の愛称は「よしの川ブルーライン」。

その名の通り、終始吉野川と併走しています。

揺られること80分弱、終点の阿波池田に到着。

ここから土讃線の特急南風に乗り換えます。2000系

途中、小歩危峡や大歩危峡を眺めながら大歩危に到着。

フリーキップの有効範囲はここまでです。高知県との県境近くですね。

タクシーや旅館の送迎バスが待つ駅前。

駅構内を望む

上の写真からすぐの橋を渡って国道32号線をひた進みます。

国道は渓谷に沿っているためとても景色がいいです。

鉄路は土砂災害などを回避するためトンネル区間が多くなったそうです。

途中に道の駅がありました。展望台もあります。

道の要所要所に川岸へ降りることができるであろう階段がありましたが

獣道のようだったのでやめておきました。

歩いているのは自分だけ。景色はいいですが少し侘しくなります。

船の陸揚装置か何か。

日帰り温泉の目的地、サンリバー大歩危に到着する頃には辺りが真っ暗。

お湯に浸かって疲れた体を癒します。

あと1時間早ければ露天風呂の景色も楽しめたんだろうなあ

ここから20分くらい歩いて小歩危に到着しました。

乗客のいない普通列車。

阿波池田から特急と快速を乗り継いで本州へ戻りました。

四国旅行はこれにておしまい。

 

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