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趣味人Tの伝言

日々の趣味活動についてご紹介

漁港を走るSL うまさぎっしり庄内号

2013-07-16 00:07:50 |  旅 行

こんばんは

先月末に羽越本線をうまさぎっしり庄内号が走行したので遠征してきました。

新潟までは新幹線を使い、そこから特急いなほに乗り継ぎます。

 T13編成

いよいよ世代交代が発表されてしまいました。あと何回乗れるだろう…

村上で普通列車に乗り換えます。

今川駅を出てしばらく車窓を眺めていると、目的地の橋が見てきました。

漁港のはずなのですが、陸側からだと船などは見えませんね。

よく見ると橋上には撮影者と思われる人影がちらほら見えました。

越後寒川に到着。予想以上に広い構内です。

余談ながら、村上-酒田間を結ぶ普通列車は電化区間ながらディーゼルカーによって運行されています。デッドセクションを通過できる交直流電車がないためです。

今川方面に向かって国道345号を歩いていきましょう。

この辺りは「笹川流れ」と呼ばれる国の特別天然記念物にも指定されている名勝地なだけあって、美しい景色が連続しています。近くには海水浴場もありました。

スナップ写真を撮りつつ20分ほど歩いていくと、先の橋に到着します。

まだ2時間前ですが、既にたくさんの方がスタンバイしていました。

構図考えていると、タイミングよくきらきらうえつが通過。

4両編成なのでいい感じに全体が収まりました。

 クリックで拡大

しかし本番のSLは2倍の8両なので、編成全体を入れるのは難しいです

まだ時間に余裕があるので途中にあった笹川流れ塩工房に行ってみました。

ここでは海水を煮詰めて天然の塩を製作しています。

海水は工房裏手の海岸からくみ上げて使用しているそうです。

店主さんもSLが来ることは知っていました。試運転もありましたからね

↓にがりを落としている様子

結晶を集めた塩の花という商品をお土産に買って工房をあとにしました。

まだ時間があったので漁港に降りてみました。この漁港は脇川漁港という名前でした。

海の色は真っ青なはずなのに、漁港の水はエメラルドグリーンをしています。

その正体は海底に漂う海藻類でした。それにしてもきれいな水だ

13時半を回る手前、汽笛を鳴らしながら列車がやってきました。

この時点で撮影者は列を作るほど増えていました。

 クリックで拡大

撮影後は再び越後寒川まで戻り、後続の列車であつみ温泉まで乗車します。

SLに追い付きました。ヘッドマークは日本海をバックにキャラクターを配したものです。

あまり停車時間がないので近くのドアから乗り込みます。

今回乗車するのは今年連結されたばかりのグリーン車。

デッキには検札係りの人が立っており、グリーン券を持ってないと車内に立ち入れないようになっています。

座席は3列シートで、シートピッチもかなり広々としていて快適!

端部にはグリーン車の人専用のパノラマ展望室が備わります。

木目調を基調とした室内に赤いシートの組み合わせは、かつての一等展望車を意識してのことでしょう。しばらくは日本海に沿って走りますが、山側の席でちょっと残念

車内照明にはさりげなくオコジョが描かれていました。

(SLばんえつ物語のマスコットキャラクター)

展望室はイスが照明となっていて、美術館のような雰囲気が漂っています。

客室との仕切りにはショーケースがあり、磐越西線沿線の特産品が展示されています。

この辺のつくりはSL人吉と似ていますな。

気が付くと車窓は山並みに変わっていました。

鶴岡で少し停車するので方向幕を一枚。

ホームではさくらんぼを配っていたそうです。気付いたら終了していました(涙)

途中、非常停止がありましたが無事に終点の酒田に到着です。

あつみ温泉からの乗車時間は100分ほどで、小さな旅としては十分です。

酒田には立派な貨物ホームがまだ残っていてちょっと嬉しくなりました。

これってまだ現役なんでしょうか?

今回は日本海を走る姿の撮影とグリーン車の乗車が出来て満足です。

帰りは陸羽西線で山形へ出て一泊し、翌日は奥羽本線と東北本線を乗り継いで家路につきました。

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SL只見線奥会津号の乗車録

2012-11-03 23:22:00 |  旅 行

1年半ぶりに只見線にSLが戻ってきました。さらに今回は会津川口の転車台を復活させて使用するとのこと。これは是非見てみたい!というわけで久々に会津地方へ行って来ました。会津若松駅のホームに入ると列車は既に入線しています。

スローシャッターで煙を流してみました。ちょうど485系が入線中で少し写っています。

485系は快速あいづライナーの運用に充当されています。

知らぬ間に国鉄色に塗り直されたんですね。あかべぇ塗装は好きだったので残念

↓はあかべぇ塗装だった頃の姿。ヘッドマークは変わっていません。

着ぐるみのあかべぇも見送りに来ていました。

奥のホームから旧型客車を

今回はスハ43系で揃えられた編成です。自分は中央のオハ47に乗車します。

会津坂下では停車時間を利用して跨線橋に登ってみました。

1日駅長のお姉さんが大人気です。ここで上り列車との交換待ちをしました。

車内照明はバッテリーを節約するためトンネル通過時とその前後しか点灯しません。

一つ目のトンネルに備えて点灯しました。あれ?電球色だ

高崎の旧客はオハニ36以外は昼白色~昼光色だったのですが、今回は3両とも電球色になっています。ただ白熱灯より色温度が高めなのでLEDか蛍光灯かと思われます。

デッキは今も白熱灯のままです。

会津柳津駅に着きました。ここで給水と下回りの点検が行われます。

駅舎内では地元の方による踊りが披露されていました。

駅前にはC11が保存されています。シールドビームの244号機です。

帰りはC11同士の並びが見られそうですね。

会津柳津からは只見川に沿うように山を抜ける只見線らしい光景になります。

沿線の紅葉はもう一歩といった感じでした。

集中豪雨の影響のせいか、川の水位が随分と下がっていました。

修復中の土手もあり水の勢いがいかに強かったのかを物語っています。

会津川口~只見間も早く復旧するといいですね。

揺られること約2時間で終点の会津川口駅に到着しました。

駅を出て裏手に回ってみます。転車台の周辺が少し整備されていました。

転向の様子は会津川口に追加しました。ついでに会津宮下も更新。

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わてつ小旅行2

2012-09-16 18:12:40 |  旅 行

通洞駅に戻ってきました。

少し時間があるので周辺を散策してみます。足尾方面にあった第4種踏切

踏み切りの先にも行ってみましたが、途中で立ち入り禁止になっていました。

通洞から2駅で終点の間藤に到着です。間藤駅は栃木県日光市なんですね。

ここから日光市街へ抜けるバスも運行しています。

折り返しの時間まで水力発電所跡などを見て回るつもりでした。ところが、到着してまもなく土砂降りになってしまいました。駅舎から車両までの移動でビショビショです。

やむなく散策は断念して車内でくつろいでいました。

間藤と通洞の間にあるのは足尾駅。到着寸前にキハ35形が見えました。

2両目はキハ30でしょうか。

雨は足尾に到着する頃に落ち着いてきました。

青地に白文字の駅名表、丸型ポストが木造駅舎と相まって懐かしムード満点です。

足尾からはトロッコわたらせ渓谷号で大間々まで向かいます。

相老で見た新型のトロッコわっしー号は気動車のため終点の間藤まで行きますが、こちらは客車のため機回しのできる足尾が発着駅です。DE10はオリジナルカラーでした。

トロッコ車両は4両のうちの中2両です。京王5000系の改造らしいですが面影は皆無

両端はスハフ12形で車内はオリジナルを保っています。いわゆる控え車というやつです。

この日も土砂降りのままだったら大人しく控え車に乗り込んでいたことでしょう。

側面にはスハフ12の表記も残っていました。

出発する頃には晴れ間も見えてきてホッとしました。

通り雨だったんでしょうかね

緑の中を走るトロッコ

最後尾

沢入-神戸間にある草木トンネルは全長が5kmもあり、その間トロッコ車両では天井に取り付けられたイルミネーションが点灯します。なかなか綺麗です。

トンネルの通過時間はおよそ10分間くらい。足尾銅山と同じく徐々に震えてきます。

たまらず控え車に退避しましたが、まさかの冷房フル稼働でしっぺ返しを食らいました。

足尾銅山観光を見学してわたらせ渓谷鉄道のトロッコに乗ろうとしているそこの貴方、

真夏だからといっても半そで半ズボンは禁物ですよ

水沼に到着する手前、広場ではお祭りの準備が進められているのを発見。

夏らしい光景ですね。かくして終点の大間々に到着しました。

トロッコわたらせ渓谷号には専用のホームがあります。

運行後にトロッコ車両の開口部はシートカバーで覆われていました。

駅舎

大間々駅から歩いて5分くらいのところには高津戸峡があります。

ちょっと時間があったので川沿いの遊歩道を歩いてみました。

高津戸峡は紅葉シーズンに賑わうようですが、この日の観光客はまばらでした。

ポットホールというものがあるらしいので探して見ます。

岩場に貼られた矢印を辿っていくとありました。

見事に角の落ちた丸っこい石が岩場の窪みに居座っています。

水流の力恐るべし

△がトレードマークのはねたき橋。

遊歩道ははねたき橋までです。橋の上から歩いてきた高津戸峡を振り返ってみました。

奥の赤い橋が出発点です。30分もあれば歩けてしまいます。

駅近でお手軽に訪問できますが、けっこう本格的な渓谷でした。

はねたき橋の先には高津戸ダムもあります。

さて、大間々に戻って再び間藤方面の列車に揺られます。

降り立ったのは温泉センターが併設されている水沼駅。

フリーきっぷを提示したら少しお安くなりました。おまけにクッキーまで頂きました。

内風呂の他に、トロッコ列車の運行日に開放される露天風呂もあります。

テラスの脇の長い廊下を通って露天風呂の脱衣所へ

ちなみに内風呂側にも小さな露天風呂が付いていました。

家ではシャワーばかりだったので久々に湯船に浸かりました。体の芯から温まります。

最後に車窓から見えたお祭り会場にちょっとお邪魔しました。

櫓を取り囲んだ盆踊り、模型ではよく目にする光景ですが本物を見たのは初めてかも

屋台の食べ歩きをしているうちにすっかり日が暮れていきました。

おわり

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わてつ小旅行1

2012-09-14 23:59:27 |  旅 行

こんばんは

この数日は8月のように暑くて困ってしまいます。

でも夜は涼しく、虫が鳴いているのを聞くと秋の訪れを実感しますね。

 

さて、お盆休みに日帰りでわたらせ渓谷鐵道へ行ってきました。

旅の出発点は桐生駅です。

駅舎やホームはJRと共用のため、切符は券売機で購入します。(窓口も可)

で、券売機ですと↓のようにJR仕様の切符が発券されます。

桐生を出発しまして、次の下新田までは両毛線と並走します。

211系は疎開車両でしょうか

駅の先には千葉で見慣れていたメルヘンの姿も

相老に到着しました。ここではよく上下列車の交換を行っています。

左奥のホームは東武桐生線で、この写真を撮っている跨線橋で連絡しています。

改札を出て、1日フリーきっぷを購入しました。

桐生で買わずにわざわざ乗車券で相老まで来たのには理由があります。

それはまた後ほど

次の列車を待っていると反対方向から新型のトロッコ列車が入線してきました。

トロッコは帰りに古いタイプの方に乗る予定です。神戸で下車

神戸は星野富弘氏の素敵な絵が展示されている富弘美術館の最寄駅。

昔訪れたことがあります。今回は駅が目的なので行きませんでした。

田舎に帰ってきたーという感じの駅です。

山に吸い込まれていくような線路がお気に入りの一枚。

次に乗る予定の列車まで時間があるので、駅を出て渡良瀬川に降りてみました。

暑い夏には山の清流が心地よいです。

目を閉じて水の流れる音を聞いているだけでも癒されます。

サンダルを脱いでしばし流れに足を任せます。

ついでに持ってきたお茶も冷却。

体も冷えたところで駅に戻ります。

神戸に降りた目的は知る人ぞ知る列車レストラン清流です。

往年の東武DRC1720系の車内で食事をすることが出来ます。

外装は数年前にオリジナルの塗装に復元されたみたいです。

これが車内の店内。内装はテーブルを追加したくらいでしょうか

食事はカウンターで受け取って自分で返却する食堂スタイルでした。

清流カレーを注文。ルーにはきのこや豚肉が入っていました。

さて、相老でフリーきっぷを購入した理由はこれ。

アーティストのyukaootaniによる期間限定デザインのきっぷです。

デザインは全部で5種類あり、いずれも水とモチーフにしています。

自分はデザインEの黒坂石川の清流をチョイス。

発売場所は相老・大間々・通洞の3駅のみだったので相老で購入しました。

駅舎

お腹も満たしたので鉄路の旅を進めます。

先頭にはLE-CarIIシリーズの残党、わ89-101が連結されていました。

いすみ鉄道でも置き換えが始まっていますね。

だんだんと山深くなってきました。渡良瀬川の川石もゴツゴツとしています。

沢入駅の待合室。

木枠の窓に退色した下見板が見事な味わいを出しています。

通洞に近づいてくると足尾銅山の工場が見えてきました。

この丸い設備も掘削か何かの設備なのでしょうか?

通洞駅で下車しました。

徒歩数分のところにある足尾銅山観光を見学します。

チケット売り場から坑道内まではトロッコに乗って移動します。

先頭にはモーターカーが付いているため急坂ですがゆっくり降りていきました。

坂を降りたところには中間駅。となりのホームは行き止まりです。

ここでモーターカーを切り離し、客車は坑道へ転がっていきます。

一気にジェットコースターになりました。

坑道内は想像以上にヒンヤリしています。

線路の先は廃坑当時のままの姿のようです。

ここからは徒歩での見学になります。

江戸時代は掘削機械や爆弾などないのですべて手掘りです。

大変手間のかかる作業ですね。

鉱脈を通る地下水に溶け込んでいる銅も採集するそうです。

10分くらいで体が震えてきました。半袖は失敗したなあ

人形ですがヘッドランプが点いていてリアル。

坑道の終点近くは展示場になっており、足尾銅山のジオラマなどがありました。

先ほど車窓から見えた円形の施設はシックナーと呼ばれる分離装置みたいです。

純度99.9%の銅インゴットの見かけは普通の銅と変わりませんでした。

そいうえば高純度の鉄は空気中でも酸化しにくいと聞いたことがあります。

出口は広場になっていました。その横に先ほど乗ったトロッコの入口があります。

展示してあった鉱石運搬用のトロッコ

こういう車両を見ているとNナローにも手を出したくなってしまいます。

ちなみに運転されているトロッコの軌間は910mmだそうです。

上からお客さんを乗せたトロッコが降りてきました。

先頭のモーターカーを切り離しています。

このモーターカーは全自動のリモコン制御。

スプリングポイントを越えて隣に待機しているトロッコに連結します。

お客を乗せたトロッコはトンネルへ消えていきました。速いですよ

モーターカーは乗り場まで客車をプッシュして坂道を登っていきました。

続く

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道東足湯めぐりと原生花園

2012-08-01 19:00:41 |  旅 行

運輸所の見学後は鉄路の旅を進めます。

釧路駅の地下通路には釧網本線の素敵な写真が飾られていました。

こんな写真を撮れるようになりたいですね。何にせよ釧網本線は魅力的な路線です。

風光明媚という言葉がこれほど似合う路線もなかなか無いと思います。

左のキハ54に乗車します。右の車両は花咲線用なので帯がピンク色です。

この列車は足湯めぐり号ということで駅に足湯がある摩周と川湯温泉でそれぞれ20分近く停車するダイヤになっています。料金はかかりません。

花咲線用の2両目はルパン三世のラッピング車でした。赤いラインが似合ってます。

別のアングルも撮ろうと思ったら発車のアナウンスが入ってしまいました。

網走までおよそ170kmの旅の始まりです。

釧路から20分ほどで景色は一変しました。釧路湿原の真っ只中です。

展望台からの景色もいいですが車窓も捨てがたいですよ。

この列車の後に走る釧路湿原ノロッコ号は窓がないので開放的です。

途中下車をしたくなりますが今回は原生花園に行くため断念しました。

ところで北海道には古い貨車を駅舎にした駅があるのをご存知ですか?

釧網本線ですと五十石や、

南弟子屈などです。あと写真はありませんが美留和もそうみたいです。

いずれも釧路運輸車両所にいたヨ4350と同じヨ3500形から改造されています。

釧路からおよそ90分ほどで摩周に到着しました。

摩周湖の玄関口です。

停車時間を利用してさっそく駅の外にある足湯に入りました。

ぽっぽゆという名前が付いています。

ほどよい湯加減でした。お湯から足を出して風に当てると気持ち良かったです。

駅の中に温泉を飲む場所もあります。温泉らしい味はしませんでした。

まだ発車まで時間があるので駅の反対側をふらふらしてみます。

構内の跨線橋。足場の形状が左右で異なりますね。

初めて見たときはトミックスの跨線橋のモデルかと思いました。

駅に売っていた摩周の豚丼にもちょっと惹かれましたがこちらの水で我慢します。

15分ほどで緑あふれる川湯温泉に到着です。

ここでも20分ほど停車します。

天然木を使用しているお洒落な駅舎が目を惹きます。

足湯は小屋の中にありました。

お湯はかなり熱めなので長湯はできません。冬場は丁度いいかもしれないですね。

お湯の出口は熊の木彫り。凝ってますねえ~

さて、川湯温泉駅には訪問したかった目的がもう一つあります。

それがこの写真。

10年くらい前の青春18きっぷのポスターにこのアングルの写真が使われていて非常に興味をそそられました。その写真と全く同じに光景ではありませんが実際に訪問できて嬉しく思います。肝心のポスターは捜索中ですが見つかったら載せようと思います。

駅舎全体です。赤い三角屋根がなんとも可愛らしい

喫茶店もあります。湯上りにソフトクリームを頂くことにしました。

旅にソフトクリームはつきものですね。

次の緑駅までは14.5kmもあり、峠を超えるため列車の本数も少なくなります。

緑から知床斜里までは畑の広がる北海道らしい景色が広がっていました。

知床斜里からはオホーツク海の沿岸を走り、やがて小清水原生花園の中を走ります。

原生花園のど真ん中にある原生花園駅で下車しました。

この駅は夏場のみに営業する臨時駅です。意外と本数はあるんですね。

駅の名所案内はもちろん小清水原生花園。

駅舎は釧路湿原駅と同じようなログハウス風です。臨時駅員が派遣される時もあるそうですが、この時は無人だったので中に入ることは出来ませんでした。

展望台に登ってみます。

駅舎の奥に見える湖は冬にタンチョウがやってくる濤沸湖です。

展望台のすぐ先にはオホーツク海が広がっています。

↓写真の左側は濤沸湖で右側はオホーツク海です。釧網本線はその間を走ってます。

小清水原生花園では濤沸湖周辺で放牧をしたり、春先には野焼きを行うそうです。

どちらも自然に悪そうなイメージがありますが、適度な放牧により雑草を減少させ、成長の早い牧草を早い時期に焼くことで花の繁殖が進みます。野焼をしても地中の温度は変わらないため根がやられてしまう事はないそうです。機内のパンフに書いてありました。

ワッカ原生花園も行ってみたいですね。でもサロマ湖って地図で見るちょっと怖いです。

北海道の花といえばハマナス。

他にもエゾスカシユリ(オレンジ色)やチシマフウロ(紫色)、

エゾキスゲ(黄色)やエゾカワラナデシコ(紫色)などが咲いていました。

まるで山に登って高山植物を眺めているような錯覚に陥ります。

海の方へ歩いていくと砂浜がありました。日本最北の鳴り砂浜だそうです。

涼しげな風の吹くオホーツク海を眺めていると最果てに来たなあと実感します。

看板の場所以外に人工物は一切ありません

この流木はロシアからやってきたんじゃないか、なーんて妄想したり。

駅のそばにはインフォメーションセンターがありました。

原生花園で撮られた見事な写真がズラリと並んでいます。

売店もあったのでホタテ焼きを食しました。大きくて甘い!

次の列車まで時間があるので国道244号線を歩いて隣の北浜駅まで行くことにしました。この直線が北海道らしくて堪らんです。

本当は道路の真ん中から撮りたかったのですが意外と交通量があります。

実はこの写真もすぐ後ろに車が迫っていたりします。

少し早足で歩くこと40分。原生花園の終わりが見えてきました。

濤沸湖は汽水湖なのでオホーツク海に通じています。

およそ1時間ほどでオホーツク海に最も近い駅として有名な北浜駅に到着しました。

流石に1時間歩くと疲れますね。

併設されている喫茶店「停車場」でオホーツクラーメンを啜る時間はありませんでした。

次行った時には必ずや停車場にお邪魔したいと思います。

駅には訪問者の名刺や切符などが所狭しに貼ってありました。

ほどなくして普通列車が入線。

15分ほどで網走に到着です。すっかり日が暮れてしまいました。

ここから先は石北本線になります。

夕飯を軽く済ませてから北見まで進んでこの日の工程は終了。

続きます

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