京都のいぬぅ

I wanna be a master of life.

pay it forward

2006年01月02日 20時42分39秒 | つぶやき
今日は気持ちがいいことがありました。
昼に出かけようとしたら何やら封筒が。
空けてみると1000円が入っているではないか。
メモがあり、どうやら自転車を倒してしまい
その拍子に自転車に置いたままにしていた傘を
壊してしまったお詫びだと分かった。

お気に入りの傘だったのは間違いないのだが、
置きっ放しにしていたこちらにも落ち度があるわけで、
何よりあの傘はすでに骨の一本が折れており
1000円の価値はないということが、
相手の誠実さにつけこんだのではないかという気分になってしまった。
誰が置いていってくれたのが分からないので、返すに返せない。
そもそも返すのも悪い気がする。
そこで、その1000円を募金することにした。
敢えてここで言っておくが、私は偽善者である。
偽善者としての自覚がある。
しかし自身が余裕のあるときに善意をかけてもらっても、
もてあますしてしまう。
そこで思いだしたのが、
2000年の映画「ペイ・フォワード 可能性の王国」である。
この善意を次に渡そうと思いたったのである。

この映画はご存知の人も多いと思うが念のため。
人から受けた厚意を
その相手に対して恩返し=“ペイ・バック”するのではなく、
他の誰かに違う形で
先贈りして善意を広げていく=“ペイ・フォワード”することで
世界を変えてみようという話。
http://www.awaji-net.com/pay-forward/
あの映画はよくできている

善意の素晴らしさを教えてくれるのはもちろんだが、
現実の厳しさも見事に描いている。
まだ見たことのない人はぜひ一度どうぞ。
お勧めです。

人の人生丸ごとこ変えるのは自身の人生をかけるほどの覚悟がないとできないが、
ほんの些細な親切なら自分に心の余裕があれば簡単にできる。
とはいえ、善意を受けたからこそ自分も動くところが、
私が偽善者たる所以なのですが(-_-)



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2 コメント

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Unknown (姫さま)
2006-02-19 12:04:38
はろー来てあげたよ。

丁度さっき、『神戸空港・・・。』という題名でブログを書き終わったんだけど、君のブログを読んで、政府のせいばかりにするのも、良くないなと思った次第。



また時々来て差し上げます(笑)
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(T。T) (京都のいぬぅ)
2006-02-19 14:21:56
姫に来ていただけるとは、犬としてこれ以上の名誉はございませぬ。

ちなみにタイトルを「京都のいぬ」→「京都のいぬぅ」に変更というか元にもどしました。これからもよろしゅう。

そちらにもお邪魔いたします。
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