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「そろそろ消えるときが来たのかもしれません」水谷修さんのブログより

2015-10-08 10:19:22 | 世相・政治他
今日はすでに午前2時になります   2015年10月 7日

今日は、テレビの仕事の後、ずっとメールの返事を書き続けています。すでに10時間です。
「死にたい」、「殺したい」、「消えたい」、「切りました」、「薬100錠飲みました」・・・。無限に続いています。
苦しむ気持ちはわかりたい。悩むこともわかりたい。でも・・・。
私は、ただひたすら、「人のために何かしてごらん。返ってくるありがとうのことばから君の明日が始まります」と返事を書き続けています。
私は、苦しいとき、悩んでいるとき、決して立ち止まりません。過ぎた過去を語ることもしないし、それにとらわれようとも思いません。ただ、明日のために、これから来る日のために、人のために何かします。道路掃除。家族の手伝い。夜回り・・・。
それをきちんと伝えたいのですが、ほとんどの子どもたちは、わかってくれません。今夜は、戻ってくる「先生なら助けてくれると思った。冷たい」そのことばが、私のこころに刺さります。
人は、自分の明日を自分で作るしかないのです。どんなに苦しくても。それをわかってほしいのですが、それがわからない子どもたちがどんどん増えています。
もしかすると、「夜回り先生」は、そろそろ消えるときが来たのかもしれません。24年この道をただまっすぐ歩き続けてきました。振り返れば、一瞬ですが。
さて、また相談への返事に戻ります。つらいですが、待っている子どもたちがいます。
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私がお気に入りに入れて読んでいる水谷修さんのブログの記述です
水谷修さんは、ご存知の方も多いと思いますが
教師であり、非行やドラッグに走る子どもたちを救おうと
夜の繁華街などを見まわる「夜回り先生」として
多くの著書、新聞・テレビなどの報道機関での広報活動など
有名な方です
以前も書きましたが、体は決して健康体ではなく
おそらくは、子供達の為に頑張り過ぎて体を壊したと思います

そして、その「子供達」は、私が見ている限り
その水谷先生の思いを受けて、甘えているように思います
ニセの助けてコールをする人もいれば、
とことん関わって助けて欲しがったり
水谷さんは、一人で考えられないような数の相談を受け
その内容は生死に関わる事が多い
ストレスを受け続けることは間違いありません

私は以前飼い主のいない猫の為に、
何とかしようと頑張った時期がありましたが
生き物を助けようとする行為は、体だけではなく
確実に精神を消耗し、体にそれが影響して
様々な、ストレスから来る病気を発症します
それが、人間の命、自殺と向き合うとしたら
どれだけのストレスが体にかかることでしょう

水谷さんの言葉「そろそろ消えるときが来たのかもしれません」
これは、かなり重い言葉と思います
世の中が変化して、そして多くの人達が
どんどん「自己中」と呼ばれる心境に傾いて来ています

安保法案の若い人のデモを見ていて、
やっと動いたのかな、と思うと同時に
その背景を知って驚きました
政治に関わると浮く
政治の話をすると嫌われる
どうでもいいじゃないかと突き放される
政治の話が出来ない、ダサいとかうっとうしいとか言われる世代?

政治って人の話ではなく、自分の生活に直接関係することです
私は「赤毛のアン」シリーズの小説が好きで、
昔愛読書として何度も読みました
その中の政治の位置ですが、日常生活の一部として
政治が登場し、普段当たり前のように政治の話をしています
当然選挙の話も出てきます
この辺りが日本と大きな違いを感じました
日本の小説で、人々が日常会話に女の人も当然交えて
政治の話をするシーンがあったでしょうか?

政治は私達の生活の一部です
それは雲の上のどこか違う世界の話ではない
それが、若い人達の間では、「自分に関係のないこと」として
うざったい、堅苦しい、クソ真面目
とかいう感覚で捉えられているとしたら、大変怖い話です
悪い為政者にとっては、持って来いの状況なのではないでしょうか?
私は今の若い世代に違和感を感じます
若いという範疇は40代も含まれます
価値観は「マスコミ」
知らずの内に「芸能界」の水商売感覚も染み付いてしまっている

親の躾や自然から学ぶものよりも大きいのは
常に目に触れ続けるマスコミ関係の価値観
そうして、加わったのが「悪意あるネット」での価値観
悪意です
「悪貨は良貨を駆逐する」
私がネットを始めたのは1999年頃でしょうか
その時に「掲示板」なるものを知り、そこに物凄い悪意と
隠された怨恨、世の中への怨恨のようなものを感じました
これらを最初に目に触れた「意見」「価値観」として
子供が育った時に、どういう人間になるかという危惧を大変覚えました

そして、どんどん「自己中」文化は広まり
そして、やがてはそれが自分自身の首を締めていくのです
マスコミの価値観とネットの悪意に誘導されて
日本人はどんどん堕ちていくのではないか
実際堕ちていってしまっているように思います
政治に関わる事が「かっこ悪い」とかいうようでは
それこそが、本当の意味において墓穴を掘っている事なのに

自己中であれば、政治に関わるべきなのです
それが自分のためであって、誰か他の人の為だけではないから
それがわからないから、水谷さんの言葉が伝わらないのです
人の為にすることを、損だと思い、
水谷さんから何か関係のないアドバイスを受けたと勘違いする
水谷さんが言っているのは、指導しているのは
「健全な魂」にする為の方法なのです

でも、それがどんどん伝わらなくなって来ている
理解する能力がなくなっているのか
何が自分に取って一番大事なことなのかを、
話してももうわからなくなってしまっているのかも知れません
いつも、自分の方を振り向いてもらって
優しい口当たりのいい言葉を欲して
受け身で、誰かが何かをしてくれないかと渇望し
満足しない心になってしまった
自分を助けるのは自分です、と

   
    オクラの花
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