今日は茶屋町の御旅社末社の玉姫稲荷神社の例祭でした。
玉姫さまは、茶屋町をはじめ梅田東地域の産土神さまで、
女性守護の神さまとして慕われています。
また、かつての梅田ではこの5月5日に、
「梅田の牛の藪入り」という牛の放牧が行われていました。
一年間働いてくれる牛への感謝の気持ちで、花飾りをいっぱい付けて、
当宮にお参りさせた後、梅田堤(現在のグランフロント大阪の北側あたり)で
一日自由にさせてあげたそうです。
この牛の背中にはチマキを載せる倣いがあり、
このチマキを食すと、疱瘡(天然痘)除けになるといわれていたので、
子供達が競って取り合ったそうです。
明治に入って大阪駅の出現で、のどかな田園風景は消えてしまった為、
この行事も次第に行われなくなったのですが、
当宮の神牛像への花飾りという形で今に伝えています。
恐らく、現状唯一の梅田の牛の藪入り行事の名残です。
毎年、この神事のご案内は社頭に掲示したり、HPで告知したりしてはいるのですが、時節柄、旅行や行楽に出られている方が多いようで、あまり無理も申せませんので、現状、当宮神職のみで神事の方執り行なっております。
地域の歴史を伝える意味でも、小さいながらも大切にしたい神事です。
玉姫さまは、茶屋町をはじめ梅田東地域の産土神さまで、
女性守護の神さまとして慕われています。
また、かつての梅田ではこの5月5日に、
「梅田の牛の藪入り」という牛の放牧が行われていました。
一年間働いてくれる牛への感謝の気持ちで、花飾りをいっぱい付けて、
当宮にお参りさせた後、梅田堤(現在のグランフロント大阪の北側あたり)で
一日自由にさせてあげたそうです。
この牛の背中にはチマキを載せる倣いがあり、
このチマキを食すと、疱瘡(天然痘)除けになるといわれていたので、
子供達が競って取り合ったそうです。
明治に入って大阪駅の出現で、のどかな田園風景は消えてしまった為、
この行事も次第に行われなくなったのですが、
当宮の神牛像への花飾りという形で今に伝えています。
恐らく、現状唯一の梅田の牛の藪入り行事の名残です。
毎年、この神事のご案内は社頭に掲示したり、HPで告知したりしてはいるのですが、時節柄、旅行や行楽に出られている方が多いようで、あまり無理も申せませんので、現状、当宮神職のみで神事の方執り行なっております。
地域の歴史を伝える意味でも、小さいながらも大切にしたい神事です。