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歌っておどればジンセは楽し

音楽と踊りにまつわるエトセトラ

2月12日(月)マリー・アントワネット

2007-02-12 | 劇団四季以外のミュージカル
あまり評判がよくないと言われてたので、
心配しながらの梅田行きでしたが、
それなりに、良かったです

で、正直な感想
祐さまにカリオストロをさせたいがためのミュージカルかも
最初も最後も祐さまの歌・・・

カリオストロは、「錬金術師で、不思議な力を持ち、フランス国家と国王夫妻の未来を予言する。神出鬼没で、これから起こる出来事を暗示しながらフランス革命を見守る。この作品の狂言回し的な存在。」(東宝HP・登場人物紹介より)

このカリオストロが、すべての出来事を操っているというところは
とてもわかりやすいし、面白かった

一方、本来の主役(だよね?)のマリー・アントワネットと、
同じイニシャルで対極にあるマルグリット・アルノーが、
出番も歌もいっぱいあるわりに、存在感があまりないという結果に

それでも1幕は見所も多かったが、
2幕はちょっと漫然としてると思った。

マリー・アントワネットのことを、
ただの悪い人間ではなく、
時代に翻弄された女性だとかフェルゼンに愛されるだけの魅力がある女性とか、そういう面も出したかったのかとも思うのだけど、
そういうところが、見えてこなかったからかなあ・・・

心に残った曲

「100万のキャンドル」(マルグリット)
「流れ星のかなた」(アニエス/マルグリット)
「幻の黄金を求めて」(カリオストロ)
「心の声」(マルグリット/群集)

レ・ミゼラブル 2006年1月4日ソワレ

2006-01-20 | 劇団四季以外のミュージカル
大変遅くなりましたが、レポです。

【キャスト】
ジャン・バルジャン 山口祐一郎  ジャベール 今拓哉  
エポニーヌ 新妻聖子  ファンテーヌ シルビア・グラブ
コゼット 西浦歌織  マリウス 藤岡正明
テナルディエ 佐藤正宏  テナルディエの妻  田中利花
アンジョルラス 東山義久

初めての「レミゼ」
小さい頃「ああ、無情」のダイジェスト版は読んだと思うが、
パン1個を盗んだ罪で投獄された男のその後の人生・・・
というくらいの知識しかなく、ちゃんとわかるかな~
と不安いっぱい・・・

で、結論から言うと、ストーリーはわかったけれど、イマイチ入り込めなかったかな・・・

私のミュージカルの師匠(職場の後輩Hさん)や、ブログのお友だちさんたち、
みんな大絶賛・・・私も、その輪の中に入りたい!でも・・・
そして、世間的にも評価が高いミュージカル・・・私も「感動しました!!」と言いたい。でも・・・

私の頭が悪いのか、感情が不足しているのか、よくわからないんだけど、
皆さんのお仲間には入れません。
で、それはなぜかと考えながら、感想を書いていきたいと思います。

まず思うのは、長い話をまとめているので、感動が薄まるのかも、と。
「ハリーポッター」の映画を見た後もこう思った。
原作に比べてかなり短いので、エピソードが少しずつ盛られている。
感情が追いつかないって感じ?

でも、もちろん、それぞれの場面の歌も演技もすばらしく、一つ一つは楽しめました
順を追って書きます。

<第1幕>
祐様、絶好調
その声量には、やっぱり圧倒されます。
それに、声質がスキなんですよね。
だから、何を歌ってても、しゃべってても

今回キャスト表を確認してなかったけど
ファンテーヌが歌い始めてその低めのハスキーっぽい声、
ひょっとして・・・・あなたはシルビア・アムネリス・グラブさん
(はい、あとで確認したら、そのとおりでした

娼婦たちの歌う「ラブリィ・レディ / Lovely Ladies」と、
コゼットが預けられているテナルディエ夫婦の歌と雰囲気が、
「モーツアルト!」のコンスタンツェの家族とそっくり・・・
と思うのは私だけ

この夫婦、コミカルで、思わず笑っちゃう。
今日の夫役はワハハ本舗の佐藤さんだもん、存在だけでもおかしいよね

バルジャンがなぜ工場主や市長にまで上り詰めることが出来たのかが
勉強不足でわからない・・
で、貧しさと失望の中、死んでゆくファンテーヌに対しての心の動き
(同情?愛情?貧しく罪を犯した自分が司教さんに救われたように、自分も彼女を
救うことが、贖罪になる?)
たぶんいろいろあるのでしょう。
私の脳みそ、ここいらへんで、つまずいた気がします・・・

ファンテーヌの娘、コレットを引き取りに行く場面。
無邪気なコレットの「お城もあるの?」という歌が良かった。
このミュージカルは、後でも出てくるけど、子役がとても上手いんですね。

エボニーヌ・・・マリウスに恋をしているのに、彼は、あろうことかコゼットに一目ぼれ。そのうえ、コゼットを捜して欲しい(自分の恋をかなえて欲しい)と頼む。
ここ、つらすぎます。自分の好きな相手が、他の女性との恋の手助けを頼むなんて・・・昔を思い出して、涙

アンジョルラスをリーダーに学生たちが政治集会をひらいているカフェで歌われる「民衆の歌 / The People's Song」
若者たちの誇りや熱気がものすごくよくわかる

<第2幕>
学生たちが築いたバリケードで、マリウスの手伝いをしたいと危険を冒してやってきたエボニーヌが弾に当たって死ぬ。彼女の「オン・マイ・オウン / On My Own」は名曲

ここでは学生たちに混じって、少年も「子どもだって戦えるぞ、ばかにすんな!」と戦うのだが、戦場には大人も子どももないという現実が、胸につきささる。いつの世も、死んでゆくのは弱いものたちなのだ。

最初の攻撃で、学生たちはひとまず勝利を得る。
眠っているマリウスを見て、バルジャンがその命を救いたまえと祈る歌がいい。
「彼を帰して / Bring Him Home」

やがて夜が明けると、バリケードは激しい銃撃戦となり、学生たちはみな死んでゆく。ここが、とってもつらい。銃に撃たれて倒れてゆくさまが、スローモーションの手法で表現されている。
この学生たちは、社会を変えようとして戦っている。悪いことはしてないのに、
政府軍に虫けらのように殺される。

年末に観た「李香蘭」の場面やフィルムを思い出す。
あの戦争でも、多くの未来ある学生や若者たちが死んでいった。

最後はコゼットとマリウスは結婚し、バルジャンはふたりに見守られ、また、ファンテーヌやエポニーヌ、そして学生たちの想いに包まれながら、死んでゆく。

コゼットとマリウスがりっぱな結婚式が出来るのは、バルジャンがお金を持ってるから?
逃亡中も働いてないけど、バルジャンはそれくらいお金持ちだったのかなあ。
当時の市長だったら、そのくらいは持ってるのか?
その辺は、原作には書いてるのかしら?

あら、こうやって書いてると、やっぱりもう1回観たい気がしてきたりして

こういう重いテーマの物は、1回じゃなかなか入り込めないのかもね。
またCDを聴いたり原作も読んで、復習に励むとしよう


モーツアルト! 感想編 その2

2005-11-13 | 劇団四季以外のミュージカル
シカネーダー 吉野圭吾さん
 
パンフによれば「東京都出身。劇団四季、音楽座を経る。音楽座解散後は、主にミュージカルやショーなどの舞台を中心に活躍している」俳優さんです。
面長なお顔に華麗な巻髪で、杖?(これ、なんていうのかな?当時の流行?)を振り回しながら、歌い踊る姿は、とても格好良いです。

ヴァルトシュテッテン男爵夫人 一路真輝さん
いわずと知れた、元宝塚雪組トップスター。
この役は、ヴォルフガングの理解者で、幼少の頃から彼を支えている役。
ウィーンに行くよう勧める彼女に反対する父親に対して「昔話をしてあげましょう」と歌う「星から降る金(きん)」は、超名曲。

この歌は、息子の自立を「ここよりいいところは無い」とはばむ父親に、「愛とは解き放つことよ 愛とは離れてあげること」と諭す歌。

父レオポルトは、決して息子を憎んでいるわけではなく、愛しているからこその言葉や行動・・・だからこそ、それがどちらのためにもなってない状況は救いがなく、悲しい。

そして、一路さんの完璧な歌唱に、撃沈
裏声ではなく高い声を出せるのは、すごい
あの歌声を聞いたあとでは、CD(別の方です)が物足りない・・・

とにかく、このミュージカルは、感動ものでした。
誘ってくれたHさんに心から感謝です


モーツアルト! 感想編 その1

2005-11-11 | 劇団四季以外のミュージカル
事前にCDを借りて予習をと思いながら、1、2幕とも最初の方しか聴けず
ストーリーがわかるかしらと、不安に思いながら望んだのだが、
1,2幕とも80分の長い舞台にもかかわらず、
眠くなることもストーリーがわからなくなることも無く、 
ずっと、舞台に入りっぱなしの、幸せな時間だった

ヴォルフガング 井上芳雄くん
巷の評によると、初演(2002年)時は中川君のほうが評判が良かったそうだが、3年の時を経て、井上君がものすごく良くなっているらしい。
パンフレットにも、演出・訳詞の小池修一郎が「前回、高音を歌うことに精一杯、演ずることも精一杯、『自分と違う実在の天才』を演ずることに四苦八苦していた井上は、大人の喉となり、舞台空間を自分の呼吸で埋める術を得た」と書いてあるように、私も、CDより数倍声が出てるなあと思った。
歌い方も堂々としている。高音を伸ばすところが、スキ

コロレド大司教 山口祐一郎さま
大ファンですが、実際の祐さまを拝見するのは、実は初めて
TVでさえ見たことなかったです
(では、なぜファンなのかというのは、また次の機会に・・・)

第1幕第3場で、声が聞こえ、歌がはじまったとたん、鳥肌がたった
すごい
声に独特のエコーがかかっている
マイクの効果ではなく、自前のエコーだ

この大司教は、モーツアルト一家を自分のお抱え作曲家&演奏家としており、父・レオポルトは従順に仕えているのだが、青年になったヴォルフガングは、その支配を嫌い、父の反対を押し切り、職を辞してザルツブルグを離れていく。

そのことに対して、自分の権力にはむかう者として許さない一方、その作曲の才能に恐れすら抱いている、という役どころ。
歌声もすばらしければ、もちろん演技もすばらしい。
見てて、本当に惚れ惚れとする役者さんだ

ただ、トイレの場面は、私は嫌い。
あんなに笑いを取るようにしなくていいと思うんだけど・・・・

レオポルト(父)市村正親さん
息子を愛しているがゆえの厳しさ、束縛、息子に必要とされなくなった時の寂しさ、落胆・・・・身体全体での表現に、圧倒される。
ヴォルフガングが子どもの頃の、厳しくもイキイキとした父から、年老いて身体も心も弱っていく姿に、涙がとまらなかった。

ナンネール(姉) 高橋由美子さん
久しぶりに拝見します。
TVでは、ちょっと年取ったぶりっ子というイメージでした(失礼)が、
ミュージカルや舞台にもたくさん出演されているんですね。
もはや、実力派女優と言っていいでしょう。歌もお上手でした。

コンスタンツェ(妻) 大塚ちひろさん
CDや、大阪・東京では松たか子さんだったコンスタンツェ。この方のお名前は、全く知りませんでした。
パンフによると、2000年、第5回東宝シンデレラで審査員特別賞に選ばれ、デビュー、舞台、映像と幅広く活躍されているようです。
また、2002年の初演時にワークショップに参加されていて、今回の再演で満を持しての出演のようです。新人さんとは思えない、女優っぷりでした。歌もお上手ですが、歌声は松たか子さんそっくりだと思いました。

まだまだ続きます・・・

モーツアルト!

2005-11-09 | 劇団四季以外のミュージカル
11月7日(月) 福岡 博多座にて 13時開演

脚本・歌詞 ミヒャエル・クンツェ
音楽 ツルヴェスター・リーヴァイ
演出・訳詞 小池修一郎

ヴォルフガング・モーツァルト  井上芳雄
ナンネール(モーツァルトの姉) 高橋由美子
コンスタンツェ(モーツァルトの妻) 大塚ちひろ
フォン・ヴァルトシュテッテン男爵夫人  一路真輝
コロレド大司教  山口祐一郎
レオポルト(モーツァルトの父) 市村正親

セシリア・ウェーバー(コンスタンツェの母) 阿知波悟美
アルコ伯爵 花王おさむ
エマヌエル・シカネーダー 吉野圭吾

「モーツアルト!」とは(東宝HPに若干プラス) 
 「モーツアルト!」は、脚本・歌詞=ミヒャエル・クンツェと音楽=シルヴェスター・リーヴァイのコンビによる、『エリザベート』に続いて創り上げたミュージカルで1999年にウィーンで初演された。
 舞台は、軽やかで美しく、パワフルで荘厳な音楽に彩られ、そのなかで、天才音楽家モーツァルトの生涯が、現実のヴォルフガング・モーツアルトと、彼の音楽の才能の象徴であるアマデ(子役)とともに、天才と人間の狭間で揺れる彼の苦悩へも深く切り込んで描かれていく。
 日本初演は2002年。
 演出は『エリザベート』に続いて小池修一郎が手がけ、その魅惑的な舞台は、作者コンビであるクンツェとリーヴァイ両氏に「これこそ、私たちが創りたかった舞台!」と絶賛された。
 そして今年、待望の再演が実現し、東京・大阪・名古屋に続き、福岡・博多座に初登場である。
 タイトルロールをWキャストで演じる井上芳雄(福岡出身)と中川晃教、モーツァルトの姉ナンネール役の高橋由美子、モーツァルトの父レオポルト役の市村正親、コロレド大司教役の山口祐一郎はじめ、福岡(および名古屋)公演だけの配役となるヴァルトシュテッテン男爵夫人の一路真輝、モーツァルトの妻コンスタンツェ役の大塚ちひろと魅力的で個性豊かなキャストたちの活躍にも注目!


ストーリー
<第1幕>
5歳にして作曲し神童と絶賛されたモーツアルトだが、青年になり、領主であるコロレド大司教の支配下で作曲することに嫌気がさし、父とも決裂し、1777年、生まれ故郷のザルツブルグを後にし、母と一緒に旅に出る。

マンハイム(ミュンヘン?)を経てパリに出たヴォルフガングだが、芽が出ることなく金を使い果たした上に、母は病気で亡くなる。

ザルツブルグに帰ったヴォルフガングは、劇作家でありプロデューサーのシカネーダーと出会い意気投合し、いつか大衆が喜ぶオペラをつくろうと約束する。

ヴァルトシュッテッテン男爵夫人の勧めにより、ウィーンに移り住んだヴォルフガングだが、再びコロレド大司教と対決し、ついに二人は決裂する。

<第2幕>
1781年、モーツアルトの音楽は、ウィーンの社交界で話題になり、結婚もし、幸せの中にいるようにみえる。
しかし、妻・コンスタンツェは、忙しくて自分に振り向いてくれない夫に不満をつのらせ、毎夜ダンスパーティーに出かけ、また、故郷の父や姉は、出世したヴォルフガングとの間に距離を感じ、自分たちを見捨てたとさえ思うようになる。

ヴォルフガングの名声は増すばかりで、仕事も次々と大成功をおさめるが、溝が埋まることのないまま父は亡くなり、悪夢にさいなまされるようになる。

そんな中、シカネーダーとの共作、オペラ「魔笛」が成功したヴォルフガングの前に謎の人物が現れ「レクイエム」の作曲を依頼する。
作曲が進まないヴォルフガングは苦悩の末、ついに・・・・。

・・・・長くなっちゃうので、感想は次にまわします

哀悼・本田美奈子さん

2005-11-06 | 劇団四季以外のミュージカル
歌手で女優の本田美奈子さん死去…急性骨髄性白血病で (読売新聞) - goo ニュース

悲しいニュースです。

今年の1月に急性骨髄性白血病と診断され入院したと聞き、
そのときもとてもびっくりした。

私たちの世代からしたら、「1986年のマリリン」でおなじみの
アイドルだった彼女が、1992年に「ミス・サイゴン」で
ミュージカルデビューを果たし、またそれが大成功を治めたというのは、
とても意外なことで、内心その実力と言うものを信じてはいなかった。

しかし、その後、次々にミュージカルに出演して評価を得ており、
「レ・ミゼラブル」「屋根の上のヴァイオリン弾き」「王様と私」
などの作品で活躍しており、2003年には、日本語詞による
クラシック曲を歌ったアルバム「AVE MARIA」を出し、
歌手としても引き続き活躍している様子を見ていると、
ああ、本田美奈子は本物だったのかと、思い始めていた。

あるとき、ラジオから聞こえてきた歌声が、とても澄んでいて
気持ちのいい声で、誰かな~と思ったら、彼女だった、ということが
あった。

そういえば、去年の秋ごろ、何かの番組で改名したと言ってた。
「本田美奈子.」名前のさいごに「.(ドット)」をつけたと。
自分で生命判断の本を読んで考えたと言っていたと思う。
しかし、それに対してその番組側が用意した生命判断の占い師が
「それは、良くない、むしろとても悪くなっている」と言っていた。
そのときは、みんなも本人も笑っていた・・・。

そんなことがあってすぐの、病気報道だったので、本当にびっくりした。

その後、何回かTVで病状が伝えられていたが、8月19日の
「たけしの誰でもピカソ」では、特集もされていた。

(番組HPより)
『神が与えた試練 「白血病」 本田美奈子.にエールを!』 
昨年、当番組のゲストとして登場した本田美奈子は
ソプラノ歌手としての才能を惜しむことなく発揮し、
たけしもその才能を高く評価した。
しかし今年1月、検査のために訪れた病院で急性骨髄性白血病の
告知を受け、今も闘病生活が続いている。
「もう一度歌いたい」という強い気持で治療に励んでいる本田に
番組からエールを送るため、ゲストは本田を良く知る
岸田敏志と南野陽子。
本田から届いた声のメッセージとVTRで聞く歌声は、心に響く。

この番組では、白血病と聞いた時の「え?本田美奈子は、もうだめなのか」
といった感想がふっとんでしまうような、復活ぶりをアピールしていた。
そして、「アメイジング・グレイス」や「命をあげよう~ミュージカル
『ミス・サイゴン』より」を歌う歌声(過去の映像)は、とても神々しく、
いつまでも聴いていたいと思わせるものだった。

その後、5月に行った臍帯血(さいたいけつ)移植後は
化学療法などが効き、順調に回復しており、7月末に一時退院、
同31日の誕生日は自宅で迎えたが、9月に再発が判明し、
再入院していたそうだ。

8月の番組を見て、ああ、かなりよくなってるんだなあ、
またミュージカルで、その復活ぶりを間近に見ることができるんだ
と、期待していたのだが・・・・・

思えば、私の生まれてはじめてみたミュージカルは
1992年(平成4年)12月の帝国劇場での「ミス・サイゴン」。
主役キムは、本田美奈子さんだった。
細い体から出てくる、力強い声は、今も耳に残っています。

可憐な少女のような、美しい人だった、本田美奈子さん。
ご冥福を、心からお祈りいたします。