「ふうちゃん」の入園式

　今日は次女「ふうちゃん」の入園式。
　既に昨年10月から幼稚園の"アブラムシクラス"「つぼみ組」に通っていたのだけれど、新年度からは年少組として晴れて正規の幼稚園児となるのである。

　だが、大震災の影響で早く始まったなが～い春休みの"おうちにいる生活"から抜け出したくないのか、それともお姉ちゃんの「ひいちゃん」は行かないのに自分だけが幼稚園に行くのがイヤなのか、"入園式"というかしこまったセレモニーに怖さを感じるのか…理由は判らないが朝から『行かない～』の一点張り。

　登園の時間が迫るにつれ、「つぼみ組」の時には着なかった制服が台無しになるほど、泣きじゃくったり暴れたりして手の施しようが無い。
　仕方なくママが羽交い絞めにしたまま車に乗せ、アタシの運転で幼稚園の前に付け、そこから昇降口まで羽交い絞めにしたままママが運んでいった次第。

　　　　　

　我が強いので自分の思うようにならないと狂ったように暴れて手が付けられない「ふうちゃん」。
　新しいクラスで、新しい友達や先生とうまくやっていけるのか…パパとしては初日から心配である。

　　　　　

　アタシは長女や三女とお留守番していたので、"強制搬入"後の様子はママからの報告でしか判らないのだが、とりあえずは無事に入園式を終えられたようである。

　　　　　

　３年前に生まれた時のことを思うと、制服姿のいっぱしのお嬢様にも見えるのだが、妹「みいちゃん」と比べても遜色ないほど手がかかるので、やはりまだまだ"赤ちゃん＋α"みたいなもの。オムツが取れていないんだもの、当然だよね。

　　　　　

　　　　　

　家に帰ってくれば、ケロッとしていつものように元気なのであるが、来週以降も毎朝泣きじゃくるようになっては大変なので…

　　　　　

　みんなでマクドナルドに入園のお祝いがてらお昼を食べに行った時、『朝はなんであんなに泣いたの？』と「ふうちゃん」に訊いてみたのだが…

　　　　　

　照れ笑いをしただけで教えてくれなかった。

　大物だね、この娘は。