アタシは子供に甘い。
いや厳しくしたいのだが、しつけであっても孫が泣いているとジイちゃんが『まだ判らない(ほど幼い)んだから』と、アタシやママを叱って泣き止ませる方向にもっていく。
ジイちゃんは孫が泣くのを最も嫌うので、泣いていると『バアちゃ~ん』と叫んでバアちゃんに下駄を預けてしまう。要するに逃げちゃうのだ。
娘たちが食事の前だというのに、チョコ食べるだの、アイス食べるだのワガママを言って泣き始めると、アタシやママはしつけのために『ご飯食べてからね』と諭すのであるが、もちろんそれでは泣き止む娘たちではないので、ジイちゃんの一声によって食事の前だというのに娘たちは甘いものにむしゃぶりつき、ご飯を食べないということは何度となくある。
そんなことを繰り返しているので、いつしかアタシも甘い親になってしまった。
娘たちはちょっと暇になると、口が寂しいと感じるのか、冷蔵庫やお菓子のカゴを"何かないかな~"と漁り、それほど食べたくもない飲み物やらお菓子やらを持ってくる。
アタシは一応、『さっき食べたでしょ』とか『あとでね』とか誤魔化そうとするのだが、甘い親だと悟られているのでちょっと泣く真似をされて、結局は与えてしまうのだ。
そんな行動は、長女から次女へ、次女から三女へと受け継がれて、ご覧のように朝ご飯を食べて間も無いのに3姉妹してアイスを頬張る景色が出来上がってしまうのである。
子供たちの頭には"甘いものは甘い親から"という方程式が刻まれているので、おそらく永遠に泣いてすがられる目に会うのだろう。
ヤレヤレ…。
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