アイスケーキの数時間前。
「ひいちゃん」の通う幼稚園では、夏休みのこの時期を使って個人面談をやってます。
個人面談といえば、学力の話とか進路の相談とかしか思い浮かばないアタシにとって、あまり良い思い出の無い嫌な行事です。
幼稚園では何の話をするのかと、行ってきたママの話を楽しみにしていたのですが、『「ひいちゃん」は特に何も問題ありません』と先生は一言。
それは、良いことなのか悪いことなのかと考えれば良いことのように思えますが、問題が無いのは自分をうまく表現できずに大人しくしていたり、気を遣って遊んでいるからストレスをため込んでいたりしているのかも知れません。
『いろんな友達と仲良く遊んでます』とも先生は言ったようですが、広く浅く問題を起こさずに遊ぶことが良いこととはアタシは思いません。
「ひいちゃん」は物分かりが良すぎて、"我慢してるのかな~"と思うこともあります。
指をしゃぶりながらぼんやりしていることがあるので、"何を考えてるのかな~"と思うこともあります(ま、アタシに似ていれば"ボーッ"っとするのが得意技でもおかしくはありませんが…)。
そのうち、溜まったものが爆発するんじゃないかとも思います。
そうならないように、姉妹でケンカを始めてもお姉ちゃんばかり怒らずに、原因を作った方を叱るようにしています。
それを判っていて『パパ~、「ふうちゃん」が叩いた~』と、「ひいちゃん」は喧嘩になる前に"叱ってちょうだい"とアタシに進言してくることもあります。
その場面を見ていないのですが、「ひいちゃん」がウソをつくことは考えられないので「ふうちゃん」を叱るのですが、そんなことで「ひいちゃん」が納得しているのかは判らないのです。
最近は「ひいちゃん」が泣いても、『パパもママも話せば判るから、泣かなくていいんだよ』と諭したりしてしまいますが、本当は泣きたい時は泣かせてあげたほうがいいのかも知れません。
"いい子"であればそれでいいのですが、"いい子"であってもそれはそれで心配するんです。
「ひいちゃん」、4歳。
周りに気を遣える"いい子"、"いいお姉ちゃん"です。
何か困った時は、パパに相談してね。
お誕生日おめでとう!
(おしまい)
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