で、昨日メデタク4歳になった「ふうちゃん」。
4月からは年中組になるだけあって、最近は妹「みいちゃん」にお姉ちゃんヅラして『~だからね』なんて言い聞かせているのだが、「ひいちゃん」は3人娘の中で一番赤ちゃんに近いような気がする。
見て! この鼻の穴のキズと腫れあがった上唇。
3人娘の中で一番カワイイという噂もあるが、最近は一番ブサイクに見えたりもする。
まずは鼻の穴のキズ。
何かの拍子に鼻の入り口が切れてしまったのだが、バンソウコウも貼りづらい場所だし、すぐに治るだろうとそのままにしていた。
でもそこは、気になったらイジリ倒してしまう性格の「ふうちゃん」。
カサブタが出来たかと思うと、その下が完全に治っていないうちに気になってカサブタを取ってしまう。
『取ると治らないから、カサブタに触っちゃダメだよ』と言い聞かせるのだが、その場では頷くものの乾燥してまたカサブタが出来ると、"気になって取る"の繰り返し…。本人からすればハナクソを取るのと同じような感覚なのだろう(といっても、内側がジクジクしているのだから取る時も痛いだろうに…と思うんだけど)。
この写真のカサブタも何代目になるのか判らない(5代目以上であることに間違いない)。このままでは江戸幕府15代の記録を更新しそうな感じもするほど。
でも鼻のキズのカサブタはまだ最近の話。
もっとやっかいなのは見事に腫れあがった上唇のほうである。
「ふうちゃん」は4歳になった今もいまだに"おしゃぶり"が治りません。
長女の「ひいちゃん」も人差し指と中指のツーフィンガースタイルでけっこう"おしゃぶり"を続けていましたが、3歳のうちにやらなくなりました。
三女の「みいちゃん」はよっぽど指の味がまずかったのか(最初にしゃぶった時にまずく感じる何かが指についていたのか)、上の2人のお姉ちゃん達を真似ることなくほとんど"おしゃぶり"をせず今に至ります。もう2歳7ヶ月ですので、これから"おしゃぶり"にハマるとも思えませんので、やらないまま成長していくのでしょう。
なのにこの次女「ふうちゃん」。
ジイちゃん、バアちゃんが何百回と注意しても横になると必ずしゃぶり、眠気があると立っていてもしゃぶり、口元がさびしいと外出先でもしゃぶります。
スタイルは左手の親指ワンフィンガー。親指の先から甘い汁でも出ているのではないかと疑ってしまう程です。
この親指、1年くらい前までは付け根付近に赤っぽくタコのようなものが出来ていました。そのタコの皮も何度か向けては出来てを繰り返し、そのうちに指も強化されたのかタコが出来なくなりました。
今では写真の通りに、太く盛りあがってはおりますが、皮膚の状態は他の部分と同じようになっています。
というわけで、親指は強化されて無事ではあるのですが、無事でないのが前歯と上唇です。
"おしゃぶり"の弊害でしょう、前歯は少し前方に出てきたような気がします(比較はできませんが、しゃぶっていなければもっと前歯はキレイに並んでいたハズ)。
これ以上しゃぶり続けたら、きっと明石家さんま風の前歯になってしまうでしょう。
でも一番の被害者はこの腫れ上がった上唇に間違いありません。
どうして腫れるのかといえば、しゃぶっているだけが原因ではなく、しゃぶっている指に唇のカサカサした皮が触って気になるようで、「ひいちゃん」はいつも上唇の皮を剥いているのです。
左手の親指をしゃぶりながら、右手で上唇の皮を剥いている図は「ひいちゃん」しかやらない独自のポーズ。親からすれば格好悪いことこの上ありません。
おまけにらっきょうの皮を剥き続けるお猿のごとく、カサカサした皮が剥けたらそれで止めればいいものを、もっと剥きたいという欲求からなのか、唇のタテの筋で引っかかるところを探し出してカサカサしてない皮まで剥いてしまうありさま。
もちろん血が出ますし、食べ物が滲みて痛いのに、過ぎてしまえば痛みも忘れて剥ける皮がある限り引っ張り続けるのです。
引っ張れば一部の皮が浮いてまたそれが気になり、また引っ張って血が出るのリフレインを何百回と繰り返したことでしょう…。
こうして横から見ても見事に腫れ上がった上唇が出来上がったワケであります。
この腫れ、先程の左手の親指同様に、腫れ上がった状態が普通になっているような気がします。おそらくおしゃぶりと皮むきを止めたとしても、元々の上唇の状態には戻らないでしょう。
そんな親の心配とジイちゃんバアチャンの『止めなさい』という注意をよそに、「ひいちゃん」はまだまだカサブタを剥がし、指をしゃぶり、上唇の皮を剥き続けております。
この4歳児、成長しているようで、成長しておりません。パパ、ガッカリ…。
親指は、苦いものを付けておくわけにもいかないでしょうが、唇は、おしゃれなリップでも塗ってあげたら、おしゃれを維持するために、いじらなくなるかも?