長女の「ひいちゃん」が幼稚園で皆勤賞の表彰を受けたと喜んでおります。
ま、本人は"カイキン"なんて言葉も、お友達が受けた"セイキン"という言葉も意味は判りませんが、「年中組の1年間、1日も休まなかったご褒美」と説明をされたようです。
「ひいちゃん」が本当に1年間休まなかったかなんて、娘が3人もいると覚えてもいません。親としてはもらって初めて『そうなんだ~』と判ったありさま。
おまけに幼稚園に"皆勤賞"や"精勤賞"なる表彰があることも初めて知りました(該当しなければ卒園しても判らなかったと思います)。
だって、世間では"皆勤賞"や"精勤賞"なんて無くなっておりますもの。
企業では昔、皆勤手当てや精勤手当てなるものがフツーに存在しておりましたが、諸外国に比べて突出した労働時間から日本人のワーカホリックぶりを指摘され、有給休暇の取得しずらい環境を改善する風潮とともにそんな手当ては消えていきました。
学校などでも、体調が悪いのに皆勤賞のために学校に来るようなことが無いようにと表彰の内容(賞品)も粗品的になっているようなことを耳にしておりました(ちなみに今回のご褒美はスケッチブック1冊です)。
ま、アタシなんか年に数日は風邪をひいたり、行きたくなかったりで休んでおりましたから、学生時代に皆勤賞なんてものに該当したことがありません。
そもそも中学や高校の時に皆勤賞があった記憶がありませんし、小学校や幼稚園なんてあったのかどうかも覚えていませんのが…。
ですので、今回の「ひいちゃん」の受賞にはビックリしています。
「ひいちゃん」が皆勤賞を取れた要因は2つあります。
まず第1に「ひいちゃん」は幼稚園が大好きなこと。
ちょっと寝起きが悪くても『幼稚園休む~?』と聞くと、起きて着替え始めます。何がそんなに楽しいのか、アタシには判らないのですが、嫌いでイヤイヤ行くよりも素敵なことですし、「ひいちゃん」が楽しく毎日幼稚園に行くことは妹たちが保育園や幼稚園を嫌がらない理由でもあるのでとっても感謝しています。
で、もうひとつの理由は、この1年"ママの勝手で休みを取らされなかったこと"。
年少組の時には体調不良で休みもしましたが、ママが勝手に休ませていたのも事実。
去年の1月には、もらったディズニーリゾートのパスポートの有効期限が切れてしまうと、有効期限の最終日にわざわざ保育園と幼稚園を休ませて、雨の中ディズニーランドに行ったなんてこともあるくらい、ママの思いつきと行動力は皆勤賞の敵なのであります。
それも幼稚園に行きたがらない娘を休ませるならともかく、幼稚園が大好きで熱が出ても行きたがるくらいの「ひいちゃん」を休ませるなんて「親としてど~なの?」と思ってしまいます。
さて4月から年長組になる「ひいちゃん」。
健康で、ママの思いつきと戦って、年長組でも皆勤賞を取れますでしょうか?