願掛けのためにしたさかだちを、いつ止めれば良いのか判らなくなったアタシ。
そんな旦那をよそに、手術から10日しか経ってないのに止められて無いからとビールを飲むママ。なんだか不条理であります。
でも痛い思いをしたのはママだし、これから長い長い治療をしなければならないママですので、もちろん怒ったりはしません。
もちろんアタシもおさけを飲んでいけないワケではないので飲んでもいいのですが、ちょっときっかけを失っているという状態でありました。
そんでいつものようにノンアルチューハイを手に晩飯の食卓についたアタシ。いつものように「ひいちゃん」と『おつかれ~』の儀式をしてグビッと一口飲んだ瞬間…
『う~っ、まずい~…、ていうかこれアルコール入ってる~』
そうです。いろんなノンアルチューハイを取っかえ引っかえ飲んでいたアタシは、缶の文字やデザインを気にせず、冷蔵庫に2ヶ月以上も眠ったままの本物の缶チューハイを間違って持ってきて飲んでしまったというワケ。
『あぁ~、間違えた~』と苦い顔をするアタシに、
『ワザと本物を持ってきたんじゃないの~?』と疑いの目で見るママ。
意識して本物を飲んでいたら、こんなに騒ぐワケないじゃないねぇ…。
そんなひょんな間違いから終わってしまったアタシのさかだち。
疑うようなママの視線を感じながら、"こんな風に疑われるなら最初からさかだちなんてしなきゃよかった"と心の中で呟くアタシなのでした。
(おしまい)
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