年賀状…あれこれ。

　寅年の今年の年賀状で使用するために、わざわざ動物園までトラの写真を撮りに行ったアタシ。
　ネットでどこからかパクッてくればカッコいいトラの画像なんて簡単に手に入るのだが、勝手に使うと著作権上問題があるのと家族とトラを一緒に収めたいという野望から、寒い中動物園まで出かけてきた。

　しかし、トラと家族の距離ははるかに遠く、こんなデジカメではどちらかにしかピントが合わない上に、トラも娘たちもじっとポーズをとって構えていてくれるわけでもないので、ろくな写真は撮れなかった。
　と、いうことで年賀状にはこのトラだけの画像を使おうと12月の前から決めていた。

　いざ年賀状を作り始めてみると、我が家のルーキー「みいちゃん」を載せなければならず、もちろん「ひいちゃん」「ふうちゃん」の成長した姿も外せない。ママも入れとかないと怒られる…なんて苦労しているうちに使用する画像は９枚にも及んでしまった。

　年賀はがきに９枚の画像だなんて、考えただけでも無謀であり、ひとつひとつの画像が小さくなってしまった。
　このトラの画像なんて、無くてもいいくらいの扱いでしかなかった。

　でも年賀状というのは、普段会えない旧知の皆さまへの年始のご挨拶であるから、普段会えない代わりに近況を表すための写真は欠かせないものである。

　一年前のブログでも紹介した、アタシが東京で仕事をしていた時の大先輩は、今年もまた一人娘の写真で年賀状を下さった。ありがたい、ありがたい。
　２歳か、３歳の時に会って以来、お目にかかったことは無いのだが、毎年の年賀状で素敵な女性に育っていることがよくわかる。
　そんな娘さんも17歳。来年も写真入りの年賀状がくるのか、娘さんが嫌がるのかは微妙なところである。

　うちの娘たちも、毎年の年賀状には成長の報告として写真を入れ続けたいと父親としては思うのであるが、思春期にでもなれば嫌がるようになるのかな…と想像はしている。
　嫌がるようになるのも成長であるから、写真が無くなれば「あぁ、３姉妹もそういう年代になったか…」と受け取る方は思ってくれるに違いない。
　アタシとしては成人式の姿までは年賀状にしたいという希望を持っているんだけれど。

　さて毎年我が家では、アタシの年賀状と妻の年賀状は別々である。仲が悪いわけではないが、それぞれのこだわりがあるし、使いたい写真も異なるからそうなってきた。

　ところが、今年は長女「ひいちゃん」宛てに幼稚園の先生から年賀状が届いた。届いた以上は返信しなければならない。
　と、いうことで今年はさらに「ひいちゃん」バージョンとして幼稚園の行事の写真を使った年賀状も作成し、３パターンの年賀状が完成した。

　皆様にも３パターンの年賀状を見て頂きたいところではあるが、本名も含め個人情報満載であるため、公開はできませぬ。

　ただ妻の前では言えないが、アタシの年賀状が一番出来が良かったことだけは間違いない。フフフッ…。