花音(かのん)さんちのツイてる本棚

我が家の本棚にある、私とだんなさま「とみ~」好みのお薦め本の数々をご紹介しま~す。

母を恋して太る人、彼を愛してやせる人

2006-02-11 21:25:12 | 岩月謙司
「母を恋して太る人、彼を愛してやせる人」
(岩月謙司 / マキノ出版 / 2003.6初版 / 1200円+税)
表紙中央に「3日後日記でダイエットに成功する!」とありますが、いわゆるダイエット本ではありませんので悪しからず。1ヶ月で1キロ程度の減少が、食欲が正常に戻ったときのやせ方のペースとしては自然で、身体に余計な負担をかけないそう。気がついたら健康的に美しくやせていたというのが本書の最終目標とか。
「序章 人は心で食べている」「第3章 母の呪いが食欲を増大させる」などタイトルを含め意味深ですが、過去を振り返ると私もあてはまるので読んでいてドキッとしました。母を恋して太る場合、甘いものが無性に食べたくなるのだとか。今でも時々空腹ではないのに、甘甘のお菓子類を欲することがあるのはそのせいかしら~?
実際親元を離れ、沖縄に来て初めての冬は人生で最高に太ってしまった私。徐々に体重は元に戻りましたが、彼と出会い結婚してからは自然と高校時代よりもやせましたよ~。ヨガやプチ断食の効果もさることながら、彼がそばにいてくれる安心感が私の心を満たしているのでしょうね。ありがたやありがたや。のろけちゃってごめんなさい

「子どもを愛する力」をつける心のレッスン

2005-12-30 12:09:20 | 岩月謙司
「「子どもを愛する力」をつける心のレッスン」
(岩月謙司 / 講談社 / 2001年7月初版 / 1500円+税)

「この本で私が解説したかったことは、誰も書けなかった、子育てにおける「親心の真実」です。いわばタブーへの挑戦です。初めて読む方は、なんて非常識な!と感じるかもしれません。・・・」とまえがきで筆者は述べています。
人の子の親になっても思う「お母さん、ほんとうに私を愛してくれていた?」遠い昔の心の傷をいやして、産んでよかった、生まれてよかったと思える家族づくりができる本」という帯の言葉は重みを感じます。
この本はお世話になっている鍼灸院で処方され、一気に読み終わりました
結婚し、いずれ子どもを授かる時期に来ている私にとっては、繰り返し読み返しておきたい一冊です
子育ては「自分の根本的な問題(愛情飢餓などの問題)を解決するビッグチャンスであると同時に、根源的な問題が浮上してくる苦痛の時でもある」そうです。

筆者の岩月先生は香川大学教授で理学博士。専攻は動物生理学、動物行動学および人間行動学(対人関係論)。
他にも多数著書がありますが、どれも真実を知るのが怖い人にはおすすめできない気がします。私の場合、小さい頃から抱いていた心のもやもやの原因がはっきりしたので、出会うべきタイミングだったのだと感じましたが・・。
いろんな意味で目からウロコが落ちる本なのは確かなようです。
巻末付録として「「愛する力」を磨くセルフチェック&セルフレッスン」がついているので、まずは気楽に試してみてはいかがでしょうか~?